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2022/11/8 10:45

ツイッター、「パロディ」と書かないなりすましは警告なしでアカウント永久凍結! イーロン・マスク氏の独断?

ツイッター社のオーナーとなったイーロン・マスク氏は、複数の有名人がアカウント名を「イーロン・マスク」に変更したことを受けて、パロディであると明記せずに他人になりすましたユーザーは警告なしにアカウントを永久凍結するとツイートしました。

↑ツイッターはどうなってしまうのか

 

さらにマスク氏は、以前はアカウント凍結前に警告を出していたが、アカウント検証を広く行うことになったため、警告はなくなると説明しています

 

この件が衝撃的だったのは、マスク氏が「ツイッターではお笑いが合法になった」とつぶやいてから数日しか経っていないためです。今のツイッターでは、マスク氏がいつでもルールを変更できるようです。

 

たとえばコメディアンのキャシー・グリフィン氏サラ・シルバーマン氏などは、アカウント名を「イーロン・マスク」に変えた直後、アカウントを一時的に制限されたり永久凍結されています。

 

以前からツイッターのポリシーには、他人になりすましたり偽名を使う行為についての項目があります。これに違反した際はプロフィールのコンテンツの編集を要請されることがあり、「最初の警告を受けた後に」再度このポリシーに違反した場合は、アカウントは永久に凍結されるとのこと。つまり、一度は事前に警告が受けられるはずでした。

 

しかしマスク氏のツイートによれば、なりすまし行為は一発でアウトということ。偽名を元に戻す猶予も与えられず、初犯でアカウント永久凍結されるようです。

 

それにマスク氏は、コンテンツモデレーション評議会を招集するまでは、重大なコンテンツに関する決定は下さないと述べていました。にもかかわらず、独断でアカウント永久凍結の裁定を下したようです。また新たなルール変更は、ツイッターの利用規約にも反映されていません。

 

ただのマスク氏の気まぐれでアカウントを凍結されるなら、安心してツイッターを楽しむこともできないはず。ツイッターのオーナーに相応しい、理性的な振る舞いを期待したいところです。

 

Source:Elon Musk(Twitter)
via:The Verge