事業者向けの作業工具などを取り扱っている「モノタロウ」。プロも愛用するグッズを使えば、個人の作業をレベルアップさせることもできます。木材にきれいに線を引くために建築業界で重宝されているのが、「墨つぼ」。DIYなどで活躍してくれること間違いなしです。
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●木目の影響を受けずに直線を描ける「墨つぼ 自動巻」(モノタロウ)
木材を切る時などに目印として線を引くことも多いDIY。短い直線なら定規にペンなどで書けなくもないですが、線が長くなるほどまっすぐ書くのは難しくなります。定規の長さが足りなかったり、木材自体のでこぼこで歪んでしまったり…。長い直線でもしっかり引ける便利な道具が、モノタロウの「墨つぼ 自動巻」(1099円/税込)です。
本体は黄色で作業場でも目立つ色合い。寸法は約71(幅)×181(奥行)×36mm(高さ)で、ちょうど握りやすいサイズ感です。樹脂製なので140gほどと、それほど重くはありません。
墨つぼは墨で目印をつける道具。開閉蓋を開け、中にある綿に墨汁を染みこませます。墨汁を入れすぎると漏れてしまうことがあるので、7割くらいを目安にしましょう。墨汁は別売りですが、モノタロウには墨付きがよく雨にも強い「墨汁 木材用」(175円/税込)もあります。
糸の長さは最大15m。ただし7.5m以上引き出す時は、ボタンを操作してバネチャージを解除する必要があります。
同商品は引き出した糸を自動で収納する自動巻きですが、バネチャージを解除した分は手動で巻き取らないといけません。これがかなり手間で、「面倒だな」というのが正直なところ。自動巻きのありがたさが分かりました。
線を引く時は、引き始めたい箇所にカルコと呼ばれる先端部をしっかり刺して固定。本体をゆっくり引きながら糸を引き出していきます。
線を引き終えるところまで糸を引き出したら、墨つぼ本体も固定。伸ばした糸を真上から材料に向けて軽く弾くと、墨が転写されます。
ネット上でも「一気に長い線が引けて便利」「自動巻きなので長い線を引いても回収が楽」と好評。まっすぐ糸を弾くのは意外と難しく、最初は少し練習が必要かもしれません。とはいえ、慣れれば長い直線を引くのも簡単です。「墨つぼ 自動巻」でDIY作業のワンランクアップを目指してみませんか?