米グーグルはスマートウォッチ向けOS「Wear OS 3」用Googleマップアプリに、母艦のスマートフォンなしにターンバイターン方式のナビゲーション機能が使えるようになったことを発表しました。
ターンバイターンナビとは、目的地への移動中に現在地や最適なルートをユーザーに教えてくれる機能のことです。この機能は以前から待ちに待たれていましたが、ついに利用可能となりました。
このニュースは、Wear OSのヘルプフォーラムで今月初めに発表されたものです。LTE(4G)対応のスマートウォッチで利用できるほか、Wi-Fiモデルでも使えるとのこと。ただし、後者はWi-Fiに接続していないと機能しません。
ナビゲーションを利用したい場合は、Wear OSウォッチでGoogleマップアプリを開き、向かう目的地を音声等で入力すれば始められます。またスマートフォンとペアリングしている場合は、経路検索はスマホ側で開始できますが、スマホから遠ざかると直ぐにウォッチ側でルートを表示し始めるとの趣旨も付け加えられています。
今のところ自転車、車、徒歩のナビに対応しているとのことです。他の交通手段についても、後にアップデートで追加される可能性がありそうです。
以前グーグルは、Wear OS向けGoogleマップアプリがオフラインでのナビにも対応することを約束していました。そちらも、近い将来に実現するのかもしれません。