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2023/1/28 11:00

超人気コスプレイヤーの立花はる×コスチュームデザイナーの鳴海ゆい、「衣装はコスプレイヤーの背中を押してくれる存在」

1月23日に配信がスタートしたVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演し、映像ディレクションも担当した立花はるさん。コスプレイヤーにとってもっとも重要ともいえるコスチュームについて、作品に登場するコスチュームの開発デザインを手掛けている鳴海ゆいさんとトークセッションをしていただきました。

 

 

立花はる(写真左)●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85 。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。鳴海ゆい(写真右)●なるみ・ゆい…2月14日生まれ。愛知県出身。身長160㎝。株式会社スタニングアーツ所属。pharfaite統括ブランドマネージャー。

 

きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを目指して

立花はる(以下、立花) Pharfaite(以下、パルフェット)の衣装は、正直コスプレイヤー界のトップオブかわいいオリジナル衣装だと思っていて。オリジナル衣装のメーカーさんって今は多いんですけど、段違いでかわいいし、こだわりが詰まっていて、360度どこから撮られてもかわいいと思うし、女の子のボディーの良さをたとえ細い子でも、ちょっとふくよかな子でもすごく美しく見せてくれる、すごく素敵な衣装だなと思います。

 

鳴海ゆい(以下、鳴海) そう言っていただけるとうれしいですね。とにかくスタイルやボディーラインが美しく見えるっていうことに、一番こだわりを持っています。紐の長さや位置もミリ単位で検証しながら、ここが一番美しく見える形になる! という配置のバランスを計算して作っています。

 

立花 私のカラダって、普通の女の子よりはスマートっていうか、そんなに凹凸がない系なんですけど、だから貧相な衣装を着ると貧相オブ貧相になっちゃうんですよ(笑)。なので、華やかさであったりとか、スタイルを良いほうに強調してくれる衣装っていうのをやっぱり選びたいなって思っています。最近だとパルフェットの競泳水着は、すごくきれいにラインを見せてくれるので注目しています。細く見えるんですけど、出るところは出るみたいな、お尻まわりだったり胸だったりとか、ストーンってならずにちゃんとウェーブが見える衣装っていうのがパルフェットの魅力なのかな。

 

──コスチューム製作を始めたきっかけを教えてください。

 

鳴海 私自身も以前はコスプレイヤーやモデルとして活動していまして、そのときにはまだオリジナルコスチュームっていうのがあまりない時代で、あってもホントに布面積がめちゃめちゃ小さいビキニとか、めっちゃハイレグのレオタードとか、男性目線でのエッチなコスチュームっていうのが多かったんです。だから、もっと女性目線で見て、きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを取り入れたいと思って、デザインをし始めたのがきっかけです。

レースリミテーション(当時はまだ名前もなく)がパルフェットとして初めて制作したオリジナルランジェリーなんですけど、それをイベントに出るときに衣装として作って着て写真をSNSに投稿すると、「この衣装どこかで買えるんですか?」という反応を結構いただいたので、これは作っちゃうしかないかなというノリでした。そのときは、自分が着られれば良かったのですが、商品として世に出せるように様々な調整を施して、商品化していきました。

 

立花 すごく覚えています。最初にレースリミテーションを知ったのはクラウドファンディングをされてたときですね。そのPRサイトを見て、なんてエッチでかわいい衣装なんだって思いました。めっちゃかわいくて、そのときは鳴海さんもモデルとして出ていらしていたりとか、結構人気のある女のコたちもモデルに起用していて、話題性もすごかったイメージがあります。

 

──今回の作品に登場するコスチュームについて詳しく教えてください。

 

鳴海 先ほど立花さんのお話にも出た、フラットシーマーという競泳水着。実際の競泳水着に使われているフラットシーム縫製を採用していて、縫い目が重ならないので、機能性だけじゃなく、見た目や着心地の面でも優れた仕様になっています。ボディーラインを無駄なく、美しく補正することを一番の目的としていて、モチーフとしては矢をイメージしたウエストラインに色が入っていて、それでウエストがきゅっとしまったように見えるというのが特徴的なデザインですね。こまかな仕様を説明すると専門的な話になっちゃうんですけど、一言でいうと”魅せる競泳水着”です。実際に着て泳いでみましたが、もちろん全然泳げます(笑)。

 

立花 着るのが大変そうに見えると思うんですけど、めちゃ伸びる素材だから全然そんなことなくて。それでぴったり張り付いてくれるので、体のラインをきれいに見せられます。

 

↑フラットシーマーレーシングスイムウェアを着用する立花はるさん

 

鳴海 次に今回の作品の中でもトーンが違ってすごくインパクトがあるのが、ブラックマテリアルっていうSCHE/MEE(スキーミー)というパルフェットのセカンドラインで出しているタイプ。すべて黒をテーマにした素材違いのシリーズでして、同じ黒なんですけど素材の表面感とか柄などで様々な表情になるっていうところを楽しんでいただけたらと思っています。オーロラに輝くエナメル素材や、カーボンファイバー調の表面とか、上質感や素材の特徴にこだわっているからこそ、シンプルなデザインが映える製品だと思っています。独自で素材を開発したり、常に魅力的なを取り入れて、パルフェットの世界観を表現していきたいと思っています。

 

立花 実はランジェリータイプのフェアリーケージのほうが肌の露出は多いんですよ。なんですけど、あのスキーミーのドキッと感はすごいですよね。パルフェットの競泳水着へのこだわりがすごいなって、日々思います(笑)。VRでホント体感してほしいです。

 

↑スキーミーを着用するとみこさん、やなぎばころんさん、立花はるさん(写真左から)

 

↑フェアリーケージを着用するとみこさん

 

鳴海 カフェメイド・スイムウェアは、もともとBLUE EGGっていう秋葉原にあるパルフェットのプロデュースするメイドカフェで着られているメイド服を水着のデザインに落とし込んだものでして、特徴は2本のベルトをバストで挟み込んでいるデザインなのですが、かなりタイトな仕様になっているのでバストがすごい盛れるし、スタイルが良く見える。かわいらしさとセクシーさを両立したデザインになっているんじゃないかなと思います。実際のメイド服より布面積が小さくなっているので、ベルトの長さのバランスは何度もサンプルを作り直しました。マネキンに着せてもわからないところがあるので、サンプルが届いたらとりあえず私が着てみて、所属しているタレントとかにもちょうど出勤しているときとか試着してもらったりして調整していきました。

 

立花 モデル側としてもこういった衣装が登場することで、表現の幅が広がりますよね。しかも水着になっているので、耐久性もあって屋外でも着やすいです。

 

↑カフェメイド・スイムウェアを着用するやなぎばころんさん(手前左)、立花はるさん(後方)、とみこさん(手前右)

 

これだけ至近距離で着用した衣装を見る機会はないと思います

──今回のVR作品で見てほしいポイントを教えてください。

 

鳴海 よくあるセクシー衣装って、前はかわいいけど後ろ向いたらえ⁉ 紐⁉ って事、よくあるじゃないですか(笑)。その点、パルフェットの衣装は、どんな角度からでもかわいく見えるように想定しつつ、安っぽくならない仕様でパターン製作をしています。360度かわいい衣装だという自負があるので、いろんな角度から見られるVRで、それを堪能していただきたいです。あとは高級コスチュームブランドとして展開しているので、使用している素材も自社開発の独自素材や、上質感にこだわった素材を使用しています。角度によって光の反射が変化したりだとか、これだけ至近距離でじっくりと衣装を見る機会はあまりないと思いますので、そのあたりとかも是非ゆっくりと眺めていただき、美しい素材感を感じていただければと思います。

 

立花 今回、このVR作品のディレクションをさせていただいて、パルフェットがとってもかわいくて、セクシーだけど下品じゃない=“エッチかわいい”っていうのをテーマにしたいなと思っていたので、その雰囲気がVRという新しい動画のスタイルで伝えられたらなって思っています。モデルさんもかわいいし、衣装もかわいいしで、かわいいとかわいいが融合してすごいことになっているので、楽しんでいただけたらなと思います。

 

鳴海 ディレクションを立花さんにお任せしていて、立花さんだったらパルフェットの魅力を理解した上で作っていただけるだろうなっていう信頼があったからこそ、こういうカタチで取り組めたのかなと思っています。

 

──最後に着られる側と着る側、お互いに望むことはありますか?

 

鳴海 女の子全員、皆さんがそれぞれ個性的で魅力があると思うので、自分に自信を持ちながら、いろんな活動の中で自分の個性を生かしつつ少しでも世の中を明るくしていってほしい。そのときにウチの衣装が相応しいって思ってもらえるような製品を作っていきたいですし、彼女たちのコンテンツのプラスアルファになってほしいです。

 

立花 もうすでにコスプレイヤーの需要にめちゃめちゃ応えてもらっている気がするんですけど。。。私は肌の露出とかあんまりしたりしないタイプなので、パルフェットさんの衣装だったら大丈夫だなっていう安心感があって。かわいく見せられるからエッチ過ぎない下品に見えないっていうのがあるんですけど、最初のレースリミテーションっぽい、がっつり攻めたランジェリー系のもまた見てみたいなって思います。

 

鳴海 本当にそうやって自分の肌を見せたいって思ってもらえるような衣装が作れるのが一番理想かなって思いますね。あと一歩、勇気を後押しできるような衣装が作れれば。

 

【この記事の写真一覧】

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部