掃除機市場で人気を二分するロボット型とスティック型。リーズナブルな価格で購入できるエントリーモデルは、基本性能も底上げされてきている。今回はスティック掃除機の中から、プロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判を押すアイテムを紹介しよう。
※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです
私が選びました
独自のヘッドパーツは毛が絡まずゴミ捕集力も優秀
シャーク
EVOPOWER SYSTEM STD CS100J
実売価格2万9700円
独自開発のマルチフロア対応ヘッド「ブラシレスパワーフィン」を搭載。あらゆる床面に密着して多くのゴミを取り除くうえ、長い髪の毛やペットの毛が絡まない形状だ。掃除終了後、ドックに戻せば自動的に充電が開始する。
SPEC●最大駆動時間:最大13分(スティック)、最大17分(ハンディ)●充電時間:3.5時間●サイズ/質量:W267×H1005×H124mm(スティック)、W67×H500×H86.5mm(ハンディ)/約1.9kg(スティック)、約0.9kg(ハンディ)
快適な掃除がしやすくなる細かい配慮がうれしい
EVOPOWER SYSTEM STDは申し分ない性能を備えながらも機能数を絞ることで低価格化を実現。人気機種の特徴を踏襲しつつも、シンプルな使いやすさを追求している。一度使えばヘッドの滑らかな操作性や、ワンタッチでゴミ捨てできる機能など、目立たないが掃除の快適性にしっかりと寄与している機能や工夫が随所に散りばめられていることに気づくはずだ。「毛が絡まないブラシ」も最近のトレンドで、メンテナンスの手間を大幅に軽減する。
上位機iQ+は自動ゴミ収集ドックが付属し、ゴミの量を検知して掃除モードを自動調整。掃除にまつわる面倒ごとをまとめて解消した。LEDライトをヘッドとハンディの両方に装備し、暗所でもスムーズに使えるのは便利だ。
コードレススティック掃除機はエントリーモデルでもココは譲れない!
<Point 1>清掃場所や床材を選ばず多彩なシーンで活躍できる
住環境にもよるが、フローリングやカーペットをはじめ、畳や布など様々な素材に掃除機がけができると便利。テーブルや棚の上に使えるハンディタイプへ切り替えられれば完璧だ。
<Point 2>掃除したいときにサッと軽やかに取り出せる
部屋に置いてあっても邪魔にならず、必要なときにすぐ取り出せるのがイイ。さらに本体が軽量で、ヘッドが自在に動かせるものなら掃除機がけのストレスは大幅に軽減!
<ココが上位モデル級>必要十分な機能は搭載! 合理的な取捨選択に脱帽
「優秀なブラシレスパワーフィンは装備しつつ、FLEX機能を削るなど、機能を厳選し低価格を実現。自動で充電するドックに設置した状態から、ワンタッチでハンディクリーナーとして使えるので、利便性を実感する場面は多いはずです」(平島さん)
上位モデルはコレ!
シャーク
EVOPOWER SYSTEM iQ+ CS851JMVAE
実売価格7万2600円
新開発「iQテクノロジー」センサーがゴミの量を検知し、吸引力とブラシロールの回転スピードを最適化。ハンディとヘッドに搭載されたモニターの色が変化しゴミの量を知らせる。パイプ部分が曲がる「FLEX機能」で家具下の掃除もラクラク。