コロナ禍の影響もあり、キャッシュレス決済比率は32.5%と10年前の2倍以上(※1)に伸長。関連したユニークな支払方法やポイント還元などの新サービスが続々と誕生し、インフレ時代の生活防衛策に欠かせないものとなっている。今回は健康増進を図りながらポイントが貯まるアプリを紹介する。
※1:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率」
※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです
2022年にヒットしたものを私たちが選びました!
【健康管理ポイ活】 無理なくチャレンジできると利用者増!!
健康増進を図りながらポイントが貯まるアプリ。歩数や消費カロリーなども確認できる。
売上: 7/10
影響: 7/10
市場開拓: 8/10
「Tヘルスケア」は、リリースから半年で50万ダウンロードを突破。利用者の4割が歩く頻度・時間が増えたと回答するなど、生活習慣改善への貢献も明らかに。
“ポイントを稼ぐ”から“健康”に活用する時代へ
“ポイント=おトク(儲け)”のイメージが強かったが、そこに“健康”という付加価値が入ってきた。ポイントを稼ぐのではなく、健康づくりに活用しようという時代になったのです。(岩田さん)
“ちりつも”の精神でコツコツ貯めるのがコツ
歩くだけ、レシートを撮るだけ、と買い物をしなくてもポイントが貯まるアプリが増加。一度にもらえるポイント数は多くありませんが、日々の習慣にすれば大きく積もります。(丸山さん)
【その1】 歩くだけでdポイントが貯まる
【健康管理アプリ】
2022年4月提供開始
ALKOO for スゴ得
NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」の歩数計アプリ。歩数・移動距離・消費カロリーがグラフで確認できるほか、毎日規定歩数達成でもれなくdポイントが貯まる。
【その2】 マイルをもらって健康管理
【健康管理アプリ】
2022年4月提供開始
Tヘルスケア
バーチャルで世界遺産ラリーを楽しみながらマイルがもらえるアプリ。6000歩ごとに設定されたスポットを通過するとマイルが貯まり、Tポイントに交換できる。
【その3】 イベント達成でポイントを獲得
【健康管理アプリ】
2022年10月提供開始
楽天ヘルスケア
健康寿命やQOLの改善を目指すアプリ。チャレンジイベント達成で楽天ポイントが抽選で当たるなど、「身体活動記録」に連動したインセンティブを用意する。
獲得可能ポイント
dポイント(期間・用途限定)
獲得方法
1日1000歩以上歩いて1ポイント、週5万歩で5ポイントなど
Tポイント(マイルから交換)
獲得方法
6000歩達成ごとにランダムでマイルが供与されるほか、ウエルシアなど対象店舗のチェックインで2マイルなど
楽天ポイント(抽選で獲得)
獲得方法
1日5000歩のチャレンジ達成で「楽天ポイント」が当たる抽選に参加できるなど