コロナ禍の影響もあり、キャッシュレス決済比率は32.5%と10年前の2倍以上(※1)に伸長。関連したユニークな支払方法やポイント還元などの新サービスが続々と誕生し、インフレ時代の生活防衛策に欠かせないものとなっている。今回は、ヤマト運輸のにゃんPayを紹介する。
※1:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率」
※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです
2022年にヒットしたものを私が選びました!
【にゃんPay】 宅急便運賃12%割引!! “にゃん”とびっくりのおトク感が話題
売上: 6/10
影響: 9/10
市場開拓: 8/10
個数に関係なく割引となる点が魅力。クロネコメンバーズへの登録は必要だが、近所に営業所がある人や対面集荷を希望する人の間で利用は進みそう。
ニッチなところでのコード決済が流行るかも
宅急便専用のペイが出るなんて考えもしませんでした。でも、にゃんPayの動きをみると、今後ますますニッチなところでスマホ決済が流行っていきそうな気がしています。(岩田さん)
宅配便送料の支払い時におトクに使える決済サービス
【スマホ決済サービス】
2022年9月提供開始
ヤマト運輸
にゃんPay
ヤマト運輸で決済できる、みずほ銀行のハウスコインを活用したスマホ(二次元コード)決済サービス。銀行口座からチャージした「にゃんPay」を営業所や対面集荷での宅急便発送時の支払いに使うと、運賃(送料)が12%引きになる。
利用方法
1 公式アプリをダウンロード
2 ユーザー情報/金融機関口座を登録
3 残高をチャージ(または「ちょうどチャージ」を設定)
利用できる商品・サービス
宅急便の運賃など
残高上限額
2万円
支払い・チャージ上限額
2万円/日(残高上限額を超えるチャージは不可)
支払い・チャージ手数料
無料