モトローラのハイエンド折りたたみスマートフォン「Razr 40 Ultra」の主なスペックやデザインは、正式発表前にほぼ出尽くしている感があります。
そんななか、お手ごろ価格モデル「Razr 40」と思しきベンチマーク結果や規制当局への登録から、一部のスペックが明らかになった可能性があります。
リーカーのAnvin氏によれば、Razr 40のデータが定番ベンチマークアプリGeekbenchの公式サイトと中国の3C認証サイト(強制認証制度)から見つかったとのこと。高級モデルRazr 40 Ultraのモデル番号がXT2321-1に対して、こちらは「XT2323-3」だそうです。
Purported Motorola Razr 40 Geekbench, 3C listings spotted, reveals following
– Snapdragon 7 Gen 1
– 12GB RAM
– Android 13
– 33W chargingIt is likely to launch alongside the Snapdragon 8 Plus Gen 1-powered Motorola Razr 40 Ultra on June 1.
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— Anvin (@ZionsAnvin) May 27, 2023
また主要スペックとしては、プロセッサーにSnapdragon 7 Gen 1、12GBのRAMを搭載。しかしRAM 8GBのバリエーションも用意される模様です。ちなみにRazr 40 UltraのプロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1が噂されています。
そして5G接続が可能で、バッテリーは33Wの急速充電に対応し、Android 13が搭載される予定。GeekBenchベンチマークテストでは、シングルコアのスコアが1,019、マルチコアのスコアが2,545となっています。Razr 40 Ultraに関しては、シングルコアが1,285、マルチコアが3,810という結果が流出していました。
またインドのテック系サイトMySmartPriceにはRazr 40の予想レンダリング画像が掲載されています。Razr 40 Ultraでは大型のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)が搭載される見通しですが、こちらは差別化のためか小さくされているようです。
ハイエンドモデルRazr 40 Ultraの価格は1,000ドル(約14万円)以上で、Razr 40はより手頃な価格になると予想されています。両モデルとも6月1日に、モトローラが公式発表する見通しです。
Source:Anvin(Twitter),MySmartPrice
via:PhoneArena