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2023/7/20 20:00

唯一無二のホラー体験を作り出す「方南町お化け屋敷オバケン」の職人魂に玉袋筋太郎も感服!

〜玉袋筋太郎の万事往来
第27回「方南町お化け屋敷オバケン」・オバケン

 

全日本スナック連盟会長を務める“玉ちゃん”こと玉袋筋太郎が、新旧の日本文化の担い手に話を聞きに行く連載企画。第27回目のゲストは、「方南町お化け屋敷オバケン」を運営する株式会社HLCの代表取締役、オバケンさん。閑静な住宅街を舞台にした唯一無二のお化け屋敷はどのように生まれたのか、その道程に玉ちゃんが迫る!

 

【公式サイト:http://obakensan.com/

 

【玉袋筋太郎の万事往来】記事アーカイブ

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:猪口貴裕)

 

「方南町遊園地化計画」の第一歩がお化け屋敷だった

玉袋 丸の内線の方南町駅から徒歩数分の場所に、お化け屋敷があるなんて全く知らなかった。先ほど見学させていただいたお化け屋敷も、外観は普通の肉屋だもんね。

 

オバケン 実際、肉屋と間違えて入ってくる方もいらっしゃいます。

 

玉袋 そもそも、どういう経緯で方南町にお化け屋敷を作ろうと思ったんですか。

 

オバケン グループ会社が飲食店や小売業を始め、いろんな事業をやっていて、もともと僕はフリーのディレクターをやっていたんですけど、この会社に入社したときに映像事業部のHLCを設立させていただいたんです。しばらく映像をやっていたんですけど、うちのボス(代表)から「商売のありがたみを分かってないんじゃないの? テナントを借りたから、自分の好きな商売をやってみろ」と言われたんです。

 

玉袋 太っ腹だね。

 

オバケン 条件は方南町でやることと、外注をしないで全て自分で作ること。それで、下手に専門外のお店を作るよりも、住宅街にディズニーランドみたいなのものがあったら面白いなと思って。町中を遊園地にしようということで、後の「方南町遊園地化計画」というプロジェクトに繋がっていくんですけど、まず何をするか考えたときに、ホラー映画が好きだったので、お化け屋敷をやったらヤバくないかと。

 

玉袋 ホラー系の映像も手掛けていたんですか?

 

オバケン 全くです。映像事業部で手掛けていたのはPVやCM、動画編集が中心で、ホラーは好きなだけ。しかもお化け屋敷どころかイベント業もやったことがなかったんです。でも、そういう経緯で手作りのお化け屋敷を始めて、今年で13年目になります。

 

玉袋 すごいですね!

 

オバケン 他にお化け屋敷を作る会社がないので、目立っているだけなんですけどね。今はボスが商店街の副理事を務めていて、町ぐるみで「方南町おばけまつり」というイベントも開催しています。

 

玉袋 いっそのこと、方南町に事務所がある中村獅童も入れちゃおう(笑)。オバケンのホームページを見たら、すごく凝った造りで、それまでのお化け屋敷のイメージとは違うよね。

 

オバケン もともと素人ですから、お化け屋敷の作り方も分からない。それで、いろいろお化け屋敷を見て回ったんですけど、大半が「ウォークスルータイプ」と言われるもので、施設内を歩くお客さんを脅かすのが主流だったんですけど、僕は映画が好きなので、どれだけストーリーに没入させるかみたいなところから、いろいろ考えました。

たとえば今オバケンでやっている「畏怖 咽び家」は、一軒家が舞台で殺人鬼が出てくるんですけど、まずサイトに行くと、予約するところから世界観が始まるんです。予約のボタンを押すと、「Y澤不動産」というダミーの不動産屋ページが出てきて。そこには訳の分からないヘンテコな間取りの物件がいっぱいあるんですけど、どれも予約済みになっているんです。1個だけ内覧予約ができるところがあって、それを押したら、ようやくチケットページに飛んで予約ができるんです。

 

玉袋 凝ってるなぁ。

 

オバケン 当日、方南町駅に行くと、不動産屋に扮したスタッフがお客様を出迎えて、「今から内見しましょう」とボロボロの家に連れて行って。そこで「お客さんなら特別に月の家賃1万円でどうですか」と持ちかけて、お客様が「お願いします」と言うと、「契約書を忘れたので取りに行ってきます」と、その場を不動産屋が出て行くところからスタートなんです。

 

玉袋 イントロからして惹き込まれるよ。

 

オバケン 実はその一軒家には、間借りしていた殺人鬼がオーナーを殺して住んでいる。お客様は40分間の中で、一軒家を脱出するために最大6人で謎を読み解いていくんですが、ウォークスルーではなくて、殺人鬼に見つからないように、自由にその部屋の中を移動することができる。いわば“かくれんぼ”なんです。殺人鬼は包丁を持って出て来るんですけど、見つかっちゃうと、その人だけ連れて行かれて、血まみれの風呂場の中に突っ込まれてしまう。その人は他の人が助けない限り、出てこられないんですよね。助けたり、隠れたりしながら、鍵を見つけて、開かずの部屋を開けて、そこで新たなアイテムが見つかったりして、そんな感じで脱走するまでが1章。その一軒家で、ストーリーは4章まであるんですよ。

 

玉袋 1回じゃ終わらないんだね。

 

オバケン 現在の「畏怖 咽び家」はシーズン5で、そのたびに内容を変えているんですけど、シーズン1「忘れられた家」では最初は料金が800円でした。当初はストーリーも1つだけだったので、そうすると1回クリアして終わりで、商売にならなかったんです。今は1回3000円なんですが、難易度も高くなっているので、2、3回チャレンジして、ようやく1章をクリアできる。

 

玉袋 なるほど。

 

オバケン 2章は、一軒家から逃げ切ったけど、家の中で聞こえてきた「助けて」という女性の声が気になって、助けに行くという設定で。そんな感じで3章、4章と続いていくので、お客様は「畏怖 咽び家」に何度も来ることになるんです。最終的に2メートルぐらいの深さの井戸が出てくるんですけど、その井戸も立ち上げメンバーの吉澤ショモジがスタッフ達と自力で掘って、コンクリで固めて、骨をパラパラ撒いて。そうやって何回も来てもらえるように、全部自分たちで作っていくのが常設とお化け屋敷ですね。

 

玉袋 そりゃ大変だね。常設の物件は幾つあるんですか。

 

オバケン 方南町は今お話しした一軒家と、先ほど見ていただいた肉屋。あと遊園地なのでお化け屋敷以外に「忍者屋敷シュリケン」という施設があります。港区にも、築90年の一軒家もあるので、都内に4軒です。

 

ずっと文化祭をやっているような感覚

玉袋 いやー、面白いビジネスだね。

 

オバケン 都内以外にも、うちは某所に廃キャンプ場を持っていて、そこで1泊2日の「ゾンビキャンプ」というのをやっています。あと宿泊施設を使った「ゾンビホテル」とか。それが割と当たって、いろいろな企業さんやテーマパークから、「うちでお化け屋敷はできませんか?」という依頼があるんです。たとえばサンリオピューロランドさんだったり、鹿島アントラーズさんのスタジアムだったり、海外でもシンガポールでやったり。

 

玉袋 いろんなところからオファーがあるんだ。『デッドライジング』みたいに本物のショッピングモールもやってほしいね。

 

オバケン やりたいんですけど、なかなか貸してくれないんです。

 

玉袋 東海汽船と組んで無人島もいいな。あと夕張炭鉱とか寂れた場所でやるのも面白いよね。

 

オバケン 夕張とかやりたいですね!

 

玉袋 大きなイベントが「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」ぐらいしかないから、お化け屋敷はいいよね。

 

オバケン お化け屋敷が良いのは、誰も使わない、使えないような場所を使えるところなんです。「咽び屋」で使用している一軒家も再建築不可物件で、新築が建てられないんです。誰も買わない、誰も借り手がいないからこそ、安く使えるんです。過去にはテレビ静岡さんや福島テレビさんから、社屋の建て替えのときに「何かできませんか?」というお話があって、テレビ局を全部血まみれにしました。

 

玉袋 いいね。それで言ったら、もう建て替えが始まっちゃったけど、新宿の小田急百貨店や、花園神社の隣に立ってた白鴎ビルでやってほしかったな。すぐにお化け屋敷ビジネスは軌道に乗ったんですか?

 

オバケン 金銭的には5年目ぐらいで、やっとやっていけるんじゃないか、みたいな。それまではお客様の入りは良かったんですけど、お金をかけ過ぎて、ずっとマイナスでした。初めて「ゾンビキャンプ」を開催したときも、イベント経験がなかったので、どうやってチケットを売るのかも分からず、当日支払いにしたら、半分ぐらいのお客様が来なくて赤字でした。

でもその間も、ずっとボスが応援してくれたんです。普通は新しい商売を始めるときって、マーケティングはどうとか、同じ事例はあるのかとかから始まるじゃないですか。

 

玉袋 でも、「オバケン」は全くないところから始まっているからね。

 

オバケン そうなんです。担保は「面白い」っていうだけですから。

 

玉袋 この会社自体のストーリーがもう映画だよ。

 

オバケン いろんな失敗を繰り返していくうちに、やっとイベントのやり方が分かってきて、徐々に収支も良くなっていきました。営業も全くしたことがないんですけど、「ゾンビキャンプ」をやったことでテレビでもたくさん紹介されて、それで企業さんに知ってもらってイベントのお話をいただくようになりました。

 

玉袋 そんな時にコロナだ。

 

オバケン そうなんです。やっと、みんな食べていけるかなぐらいのときに、コロナ禍があって。でも逆に良かったというか、コロナ禍の前はドル箱状態だったんですよ。どんどんお客様が来るので、苦しい時代を知らないスタッフにとっては、それが当たり前だったんです。そんなときにコロナがあって、一気に客足が途絶えて、どうやったらお客様が来てくれるのかを改めて考えるようになったんですよね。そういう時期があったからこそ皆成長でき、今はコロナ禍前よりもお客様が増えています。

 

玉袋 どういう経緯でスタッフになった人が多いんですか?

 

オバケン お客様としてうちのイベントに来て、面白かったから自分もやってみたいというので入ったスタッフがメインですね。役者志望も多いので、「畏怖 咽び家」の不動産屋スタッフのようにキャストさんをやってもらいつつ、企画も考えてもらって、施工やデザイン、映像にも携わるので、ずっと文化祭をやっているような感覚です。

 

玉袋 ちなみにオバケンさん自身は、霊体験とかって信じるタイプなんですか?

 

オバケン 信じています。というか実際に体験してますし、UFOにさらわれたこともあります。

 

玉袋 そうなの!? 矢追純一の番組みたいにエイリアン・インプラントされたとか?

 

オバケン 高校時代のことなんですけど、夜寝てたら凄まじい光を浴びて、パッと起きたら目の前に何かがいたんです。ウィーンって音がしたんですけど、そのまま眠りに就いて、目を覚ましたら何事もなかったので夢かなと思ったんです。ところが、そこから2、3か月経って丸坊主にしたら、後頭部に一直線でめっちゃキレイなハゲができていたんです。床屋さんに行って聞いたら、何万人も切ってるけど、こんなの見たことないって言ってて。

 

玉袋 きれいに仕上げてくれたんだ(笑)。ただの切り傷とは違ったんだね。霊体験はどんなものだったんですか?

 

オバケン 若いころ、よく心霊スポットに行ってたんですけど、誰もいない方向から足音が聞こえたり、顔が浮いていたりが、よくありましたね。

 

玉袋 そういった経験が、お化け屋敷に繋がっていった部分もあったのかもね。

 

「お笑いウルトラクイズ」さながらの仕掛けが張り巡らされたゾンビイベント

玉袋 大型イベントは、どういう内容なんですか?

 

オバケン それぞれ違いますけど、先ほどお話しに出た鹿島スタジアムを丸ごと使った「カシマゾンビスタジアム」のときは、まず「オバケンレジェンズ対アントラーズレジェンズ」というダミーの試合から始めるんですよ。

お客様を観客席に入れて、ちゃんとモニターに試合を映して、そのときはOBの中田浩二選手にも出ていただきました。試合中、急に選手1人が苦しみ出して、発症してゾンビになる。そこで、どんどん選手が襲われていき、そこに自衛隊が登場して、「このスタジアムは封鎖された。今から何分以内に脱走しろ」という感じでスタートして、ピッチだったり、バックヤードだったりをエリア分けして、お客様はミッションをクリアして脱出を目指すんです。

 

玉袋 大がかりだね。

 

オバケン ただ企業さんの施設だと、どうしても制限がいろいろあるんです。だから一番凝っているのは「ゾンビキャンプ」ですね。お客様が集合場所に到着すると、自衛隊に扮したスタッフが待ち構えていて、パンデミック状態の世界に輸送されてきたという設定でイベントが始まるんです。お客様の中には仕込みが何人もいるんですが、知らない人同士で6人ぐらいのチームを組んで、バーベキューをやったりして、1泊2日を過ごすので、自然と参加者同士仲良くなるんです。

 

玉袋 連帯感が出てくるよね。

 

オバケン そうです。そこに、どんどん設定が用意してあって、たとえば、もうすぐ結婚するカップルがいて、いきなり1人が発症して血をドバーッ! と吐いてゾンビになる。その前にお客様はミッションをクリアして獲得したピストルを持っているんですけど、そこで発症した仲間を撃ち殺さなきゃいけないというシーンに持ち込んで、ゾンビには弾着も仕込んであるんです。

 

玉袋 ホラー映画で、よくある展開だ。結婚間近の2人とか実際にいそうだもんな。

 

オバケン 毎年、内容も変えるんですが、ある年は劇用車のパトカーを借りたんです。それで会場に入ってきた警察官がイベントを止めて、「ここに違法薬物を持っている奴がいる」と宣言すると、薬を持っていた仕込みがすーっと逃げる。そこで追いかけっこが始まって、ナパーム爆破も用意してあるんです。

 

玉袋 もはや「お笑いウルトラクイズ」の世界だよ。

 

オバケン 本当そうです! そして何十人ものゾンビを解き放って、パニックに陥れていくんです。

 

玉袋 展開が上手いね。人間の心を操作して、追い詰めていくって頭を使うし、これまでのお化け屋敷の概念とは全く違って、自由度が高いよね。リアル・ロールプレイングゲームというかさ。海外にもお化け屋敷はあるんですか?

 

オバケン ありますけど、オバケンのように心理的な恐怖よりかは、激しく襲い掛かってくるものが多い印象です。

 

玉袋 オバケンに年齢制限はあるんですか?

 

オバケン ものによりますけど、過去には過激なR-18イベントもありますね。あと千人規模の大きなイベントになると、ちょっとしたミスで大きな事故に発展する可能性もありますから、子どもだと危険な場合もあります。今も日々勉強中です。

 

玉袋 難しい問題だな。デカいイベントをやりたくても、ちょっとでも危険性があると躊躇しちゃうもんね。それを全てクリアするためにシミュレーションしていくことを考えると、本当に頭を使う商売ですね。今は何人ぐらいスタッフがいるんですか?

 

オバケン メインで動いているのは10人ぐらい。ちょいちょい手伝いで来るのが5人ぐらいで。約15人で4店舗を回しつつ、イベントを月2回やって、イレギュラーで大型イベントも入ってくるので、かなり忙しいです。でも、みんな中途半端で終わりたくないし、凝りたくなっちゃうから、ギリギリまでやっちゃうんです。

 

最終的な目標は宇宙ステーションでアトラクションをやること

玉袋 大型イベントもいいけどさ、拠点が方南町っていうのもいいよな。以前、酔っぱらって丸ノ内線に乗ったら方南町行でさ、降りたら終点の方南町で、とりあえず駅前の居酒屋に飛び込んだんだ。そこでお姉ちゃんと仲良くなったという良い思い出もあるんだけどさ(笑)。方南町行で中野坂上から先に停車するのって、中野新橋、中野富士見町、方南町だけでしょう。かなりマニアックな場所だよね。

 

オバケン マニアックな場所で誰も手をつけていないからこそ、やりやすいというのもあって。この春、新宿南口にあるタイトーステーションさんで、オバケンプロデュースのホラーアトラクション「くらやみ遊園地」 をオープンしたんですけど当然、方南町よりもたくさん人が入るんです。ただ会社的には、たとえば1000万円かけて大きな街でやるよりも、100万円で10個のイベントを方南町でやったほうが面白いよねと思うんです。

 

玉袋 アイデア勝負ってことだね。

 

オバケン たとえば同じ方南町で、「ベビーカーおろすんジャー」という町で有名なヒーローがいるんです。数年前まで方南町駅ってエレベーターがなくて、ベビーカーなどの重い荷物があっても、階段でしか下ろせなかったんです。それで一般の方が、お母さんやお年寄りのお手伝いをサポートするボランティアを始めたんですけど、普通の格好でやるよりも、戦隊ヒーローに変身したほうが面白いし目立つということで始めたら、ちっちゃい子から人気が出て、海外メディアでも取り上げられました。元手は2000円しかかかってないんですけどね(笑)。2017年にエレベーターは設置されたんですけど、今でも週2回は駅前に立ってサポートをしています。そういうのっていいなと思うんですよね。

 

玉袋 海外からのお客様はどうなんですか?

 

オバケン コロナ禍が収束して増えていますね。

 

玉袋 そりゃ喜ぶだろうな。

 

オバケン コロナ禍のときは、海外向けにオンライン上でお化け屋敷を作って、ある女の子を助けるために上手く誘導していくストーリーを言葉も英語、出演者も外人の方で作ったら、外国で賞をいただきました。ただリアルで外国人の方でも楽しめるお化け屋敷ってなかなか難しくて、たとえば「畏怖 咽び家」のミッション進めていくには殺人鬼の書いた日記を読まなきゃいけないので、どうしても言葉の壁があるんですよね。そういうところにも対応するには、海外向けに作らないと難しいですね。

 

玉袋 オバケンさんの今後の夢は何ですか?

 

オバケン オバケンを始めるときに未来新聞みたいなものを作ったんですけど、そこに方南町からお化け屋敷を始めて、世界中に広げていって、最終的にはラスベガスでやると書いたんです。でも今の最終的な夢は宇宙ステーションでアトラクションをやることなんです。

 

玉袋 お化け屋敷界のウォルト・ディズニーだ。

 

オバケン 無重力の宇宙ステーションでリアルに『エイリアン』をやってみたいんですよね(笑)。僕が生きている間に実現できるかは分からないですけど、いつかは絶対に実現すると思うんです。僕は今44歳なんですけど、サンリオの辻信太郎代表取締役会長は現在95歳で、2020年まで社長を務めていらっしゃったんですが、サンリオピューロランドを設立したのは59歳のときなんです。ということは僕も50年後に夢が叶っているかもしれない。こういうことは発言していかないと絶対に実現しないので、最終的な夢は宇宙です!

 

玉袋 今日はオバケンさんの話を聞いて職人魂を感じましたよ。

 

オバケン そんな立派なものじゃなくて、遊んでいるだけです(笑)。

 

玉袋 いやいや! 俺も50年後とは言わないまでも、ちゃんと夢を持って生きようと改めて思ったよ。とりあえず今の夢は、20年後に孫と一杯飲むことだけどね。

 

 

玉袋筋太郎

生年月日:1967年6月22日
出身地:東京都
1987年に「浅草キッド」として水道橋博士とコンビを結成。
以来、テレビ、ラジオなどのメディアや著書の執筆など幅広く活躍中

一般社団法人全日本スナック連盟会長
スナック玉ちゃん赤坂店オーナー(港区赤坂4-2-3 ディアシティ赤坂地下1階)

<出演・連載>

TOKYO MX「バラいろダンディ」
BS-TBS「町中華で飲ろうぜ」
CS「玉袋筋太郎のレトロパチンコ☆DX」
夕刊フジ「スナック酔虎伝」
KAMINOGE「プロレス変態座談会」