Google(グーグル)は、無線データ共有機能「Nearby Share」をWindows向けに正式リリースしました。
Nearby Shareとは、Androidスマートフォン同士やChromebookに画像や動画、URL、テキストなどを送信できる機能。Apple(アップル)の「AirDrop」と同じ機能です。Googleは2023年3月から、Windows向けにNearby Shareのベータテストを開始していました。
今回、正式にリリースされたWindows向けのNearby Shareは、ベータテストからより安定度を高めて投入されました。ファイル転送の残り時間が表示されるので、動画やフォルダ全体などの大容量ファイルを送信する際に役立つでしょう。また、画像のプレビューも表示されるようになりました。
Googleによれば、将来的には一部のWindows PCにNearby Shareがプリインストールされるとのこと。すでにHP(ヒューレット・パッカード)が提携メーカーとして発表されており、今後Nearby Shareにも新機能が追加される予定です。
Windows向けのNearby Shareアプリは、64ビット版のWindows 10かそれ以降のバージョンで利用可能。BluetoothとWi-Fi/有線LANを有効にしておき、両方のデバイスが5メートル以内に置かれている必要があります。WindowsとAndroidスマートフォンの両方を使うユーザーにとっては、かなり便利なツールとなりそうです。
Source: Google via 9to5Google