飛行機のエコノミー席は、前後や両隣との間隔が近く、決して完ぺきなプライベート空間ではありません。そこで、ある人物が考え出したのが、エコノミーなのにVIP席仕様にできるユニークなトラベルハックです。
TikTokで58万回以上再生されている動画によると、そのハックはブランケットを頭上の棚に挟んで座席部分までたらし、周囲の視線を遮ってプライベートな空間を確保するというもの。
この人物はちょうど飛行機の一番後ろの座席に座っていたようで、ブランケットで座席右側の空間をシャットアウト。左側と前の席との空間は遮られていないようですが、それでもプライベート感はアップしているようです。
この人物と通路を挟んだ隣の席に座っていたカリフォルニアの男性は、この動画をTikTokに投稿。「高度3万フィート(約9100m)で、ソーシャルディスタンスをワンランク上のレベルに引き上げる」というコメントを付けて、このハックをシェアしました。
ブランケットは機内で乗客に配られるものですから、特別なツールやアイテムもなにもいらない。しかもお金もかからずにできるこのハックに、「賢い!」「天才!」といったコメントがあふれています。
@vashak27 When you take social distancing to the next level at 30,000 feet ?✈️ #HighFlyer #AirplaneMode #FlightFails #SocialDistancing #EconomyClassLuxury #TravelTikTok #FunnyMoments #Airlines #PlaneLife #Trending #Viral ♬ original sound – Giga Vashakidze
この男性は、米・サンディエゴからイタリアのベニスに向かう飛行機でこのハックを目撃したそう。12時間以上にもおよぶ長時間フライトを、狭いエコノミー席で過ごすのは、なかなかの苦痛。こんなアイデアが使えたら、少しはましな時間になるのかもしれません。
ただし気になるのが、このハックを行って客室乗務員に注意されなかったのかどうか。同じような疑問を持った人が動画にコメントを残していますが、彼はそれには回答していないため、この人物がフライトの間中この「VIP席」をキープできたかどうかは不明です。
【主な参考記事】
Msn. Passenger shares hack for turning economy seats into ‘VIP section’. Aug 2 2023