旅行から帰宅すると、自宅にヘビが陣取っていた……。米国のアリゾナ州で暮らすある女性が、そんなギョッとする体験をしました。しかも、彼女がヘビと対面したのは、びっくり仰天な場所でした。
その女性は、アリゾナ州の都市ツーソンに暮らすミシェルさん。4日間の旅を終えて帰宅すると、自宅でヘビと対峙することになったのです。しかも、その場所はトイレ。
用を足そうと便器のふたを開けると、なかに体長1メートル以上の黒いヘビがいたのです。まさかの事態に驚いた彼女は、父親に助けを求め、父親がヘビを捕まえようとしましたが、ヘビはシューシューと音を鳴らして逃げ回り、捕まえることはできなかったそう。
そこで、地元でヘビの捕獲を行う会社に電話し、退治してもらうことに。捕獲の様子を撮影した動画によると、彼らは慣れたもので、素手でヘビをつかむと、すぐに便器からヘビを引きずり出しているのが分かります。
捕獲されたヘビは、体長が1~1.2メートルほど。人間に向かって口を大きく開け、威嚇している様子は恐怖でしかありません。捕獲した会社によると、このヘビに毒はないとのことで、そのヘビを安全な生息地に放して一件落着となったそうです。
ちなみに、ミシェルさんが依頼したのは、地元で24時間体制でヘビの捕獲を専門に行う会社。その名も「Rattlesnake Solutions」。日本語に直訳すると「ガラガラヘビ解決策」となります。そんなサービスがあるくらいですから、この地域ではヘビに遭遇することが、決して珍しいことではないのでしょう。
ヘビが捕獲された後も、3週間は同じトイレを使うことができず、別のトイレを使っていたというミシェルさん。電気をつけずにトイレを使うことはなくなり、今もゆっくりとフタを開けているそうです。
【主な参考記事】
Khon2. Snake in a toilet: Slithering visitor to Arizona home camps out where homeowner least expects it. Aug 11 2023