Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 2」は、おそらく今年秋に発売と予想されています。先日も米FCC(連邦通信委員会)への登録が発見され、正式発表が間近に迫っている可能性が高まっています。
そんななか、Pixel Watch 2(開発コード名「Eos」)がGoogle Play Consoleの機器カタログに出現し、詳細なスペックが明らかとなりました。
ちなみにGoogle Play Consoleとは、アプリ開発者がGoogle Playストアで販売するアプリの提出や管理ができるツールのこと。その機器リストには対象となるデバイスが登録され、仕様の一部や、場合によっては画像が掲載されていることもあります。またGoogleの正式データベースのため、登録された情報は事実に他なりません。
このリストによると、Pixel Watch 2の搭載チップはクアルコム製のSnapdragon W5(Qualcomm SW5100)に変更されるようです。前モデルのExynos 9110は2018年、つまり5年前に出荷されたのに対して新チップは昨年7月に発表されたもの。プロセスルール(回路線幅)も10nmから4nmとなり、処理速度と省電力性能ともに大幅な改善が期待できそうです。
そして搭載RAMは2GBとのこと。この容量は、初代モデルと変わりありません。
さらにPixel Watch 2のOSはAndroid 13ベース、つまりWear OS 4がプリインストール。また、Wear OS 4の新機能「バックアップ(および復元)」に対応する手がかりも見つかりました。
Pixel Watch 2のディスプレイ仕様は前モデルと同じで、解像度384×384、画素密度は320ppiとのこと。ただし、Googleは画面パネルを中国BOE製からサムスン製に切り替えたとの噂もあり、画質は良くなるのかもしれません。
ほかPixel Watch 2に関しては、ボディがアルミ製になって軽くなるとの噂もありました。1回の充電でバッテリーが数日持つとの予想もあり、スポーツや旅での大活躍に期待したいところです。
Source:9to5Google