もし20億ドル(約2950億円※)もの宝くじを当てたら、何にお金を使いますか? 米国史上最高額の宝くじを当て、一躍億万長者の仲間入りをした男性は、どんなふうにお金を使い、世間にどう思われているかをご紹介しましょう。
※1ドル=約147.4円で換算(2023年9月15日現在)
カリフォルニア出身のエドウィン・カストロさんは、31歳だった2020年に20億4000万ドルの宝くじに当せん。当せん金は現金で受け取ることを希望し、税金を差し引いて6億2850万ドル(約926億円)を手に入れました。
1か月後、彼はこの大金でハリウッドヒルズにある2550万ドル(約37億円)の豪邸を購入。さらに、故郷のカリフォルニア州アルタデナでも400万ドル(約6億円)の日本風住宅を1軒買い、ヴィンテージのポルシェ911に乗っているそうです。
そして先日、3軒目となる家をロサンゼルスで購入したそう。その金額は4700万ドル(約69億円)。この家は7室のベッドルームと11のバスルーム、さらにシアタールームやプールもある大豪邸。一夜にしてハリウッドセレブと肩を並べる大金持ちになってしまった彼には、まだまだお金が有り余っているようです。
このニュースに対して、30代で何もせずにビリオネアになったカストロに「うらやましい!」という声がある一方で、批判する意見も少なくありません。3つほど取り上げてみましょう。
1: いつ破産するか?
いつ彼が破産するのかが予想されています。高額の不動産を3軒も手にしたものの、この調子で行けば「最終的には高い経費を払えなくなるのでは?」と一部の人は思っています。「5~6年以内に破産宣告するのでは?」という見方も。
2: お金の使い道が賢くない
1つ目に関連して、豪邸3軒の固定資産税やメンテナンスなど、莫大な維持費を心配する声も少なくありません。「彼は賢くないのでは……?」と指摘する声もありました。
3: 他人を助けるためにお金を使ったら?
「自分のためだけにお金を使うのではなく、困っている人に使えばいいのに」という声も。「私なら、ほとんどを投資して、あとは他人を助けるための非営利団体を作りたい」なんて意見もありました。
お金の使い方は人を判断する材料の1つですが、ある日突然使いきれないほどの大金を手にしたら、あなたはどうしますか?
【主な参考記事】
Yahoo! Finance. Winner of $2.4 billion Powerball lottery purchases third home for $47 million. Sep 13 2023