米・カリフォルニア州にあるデビルズ・スライド。「悪魔の崖」という名前がついているように、ここは、海岸に突き出た岬にある崖です。むきだしになった岩肌には、荒々しい波が打ち付け、とても人が行くような場所ではありません。そんな所に謎の家が発見されたのです。しかも、そこは誰かが暮らしているか、人が定期的に訪れているようなのです。
この謎の家は、デビルズ・スライドでハイキングしていた人物が崖に何かがあると気づき、ドローンを飛ばして発見されました。場所は、直角に近い崖の下のほう。発見者がドローンを使ったように、人が簡単に行けるような場所ではないし、ましてや家を建てることなんて不可能なはずなのですが……。
撮影された動画をクローズアップして見ると、家は流木を組み合わせて作ったようで、同じく海から拾ってきたのか、椅子やサンドバックのようなものが見えます。さらに、ハイキングトレイルまで、ロープのようなものが伸びていることも確認されたそう。
Tシャツが干されているような様子もうかがえ、ここには確かに、誰かが住んでいるのか、もしくは誰かが定期的に訪れているのかもしれません。
この家について紹介した地元メディアは、デビルズ・スライドがあるサンマテオ郡に問い合わせしたそう。その結果、「ここはサンマテオ群の土地ではない」と回答を受けたとのこと。この崖がどの地域に属するのか、そして一体だれがここに暮らしているのか、さらなる調査が必要とのことです。
【主な参考記事】
SFGATE. Mysterious driftwood home appears on Bay Area cliff face. September 14 2023