提供:ダイニチ工業株式会社
空気が乾燥してのどや肌の不調が生じやすいこれからの季節、活躍してくれるのが加湿器だ。当たり前だが、加湿器を検討する際には加湿性能に目が行くだろう。もちろんそれも大切だが、気化式タイプの場合、同じくらい重視したいのが「フィルター性能」だ。
加湿フィルターは劣化や汚れに注意が必要
そもそも加湿器のフィルターとはどのようなものなのか? 気化式タイプだと、加湿フィルターは水蒸気を作り出すための重要なパーツ。水を含ませてファンの風を当て、水蒸気にして部屋に送り出すため、加湿空気を製造する拠点と言える。ゆえに、その性能が加湿力を左右するのは間違いのない事実だ。そして、加湿器のフィルターは、必ず劣化する。こまめにお手入れしたつもりでも、数シーズン使い続けると、水あかが固着してフィルター性能が落ちてしまうことも多い。また、フィルターの清潔性も重要。フィルターにカビや雑菌が繁殖したら、部屋に拡散されてしまうリスクがあるほか、ニオイが気になって加湿どころではなくなってしまうからだ。
一方、空気を出す、あるいは吸い込む家電にも視野を広げてみると、それらはフィルターによって性能や電気代が大きく変わってくる。例えば、掃除機はごみを吸った空気をフィルターに通してキレイな状態で排気するが、もしフィルターが汚れて目詰まりしていたら、吸引力が落ち、汚れによるニオイに悩まされることになってしまう。エアコンも同様、フィルターがホコリで詰まっていると、本来の力を発揮できず、電気代も上がってしまう。同様に、加湿器のフィルターも汚れたり、目詰まりしたりしていたら、本来の力を発揮できない。つまり、「フィルターをキレイに保つこと=本来の性能を落とさずキープできること」であり、広い意味では「フィルターをキレイに保つこと」はフィルター性能を構成する重要な要素と言える。
毎年フィルターが新品であるという安心感
そんなわけで、フィルター性能のキープには「フィルターをキレイに保つこと」が大事なのだが、そのためには、メーカー推奨のフィルターのお手入れをしっかりこなさなきゃ……となる。でも、これがやっぱり面倒くさい! フィルターは定期的に水洗いやクエン酸溶液などで浸け置き洗いをする必要がある。どうしてもお手入れをサボったり、忘れてしまったりして、強い罪悪感を覚えることも……。
その意味で、一種の革命かもしれないと思ったのが、ダイニチの加湿器が採用した「カンタン取替えフィルター」。こちらは製品本体に付属するフィルターではなく、別売の使い捨てタイプのフィルターだ。
もともと、同社加湿器の購入時に同梱されているフィルター(6か月×5シーズン使用可能)は、2週間に1回程度、水洗いが必要で、月1回のクエン酸洗浄も必要。しかし、「カンタン取替えフィルター」に替えるだけで、その手間が劇的に省ける。何せ、お手入れとして説明するほどの工程もない。ただ取り替えて、捨てるだけ。お手入れ不要で使い続けられ、3か月たったら新しいものに交換すればOKなのだ。つまり、「カンタン取替えフィルター」は、手間を減らしてフィルターをキレイに保ち、劣化の蓄積を最小限に抑えてくれる。これだけでも立派な「性能」と言えるのではないだろうか。
しかも、うれしいことに「カンタン取替えフィルター」は、従来はワイドリビング用の「LXタイプ」のみの採用だったが、今年からダイニチの全加湿器で採用された。
加えて、ダイニチの加湿器はフィルターを収納するトレイのカバーに「カンタン取替えトレイカバー」を搭載する機種も多い。こちらは6か月を目安に取替えればOKで、お手入れが不要。「カンタン取替えフィルター」も併用すれば、1シーズンに1~2回取替えるだけで、お手入れをほとんどせずに性能と清潔さをキープできることになる。つまり、「カンタン取替えフィルター」と「カンタン取替えトレイカバー」を採用したダイニチのモデル=圧倒的にお手入れがラクと言っていいだろう。
ダイニチは「広いスペースの加湿ニーズ」にもマッチする
次に、加湿器そのもののトレンドについて触れていこう。おそらく今年はコロナ禍のピーク時に比べ、マスク着用を省くなど感染症対策への意識がだいぶ緩くなっているはず。一方、この年末年始は忘年会や新年会も復活して、人と接する機会が大きく増えるだろう。ゆえに、広いスペースに対応するモデルのニーズが高まるのは間違いない。家族や来客が集う広い共用スペースを適切に加湿して、ウイルスの増殖リスクを下げるのが健康維持の良策といえるからだ。
市場では適用畳数が8畳程度とパーソナルな製品も多く見られるが、加湿に関しては自分だけよければいい、というスタンスは難しい。家族や来客のことを考えると、部屋の隅々まである程度均等に加湿されることが好ましいし、もっと言えば、一部屋ぶんだけ加湿しても効果的とは限らない。どうしても広いスペースをカバーするモデルが必要になってくるのだ。
その点、ダイニチは10畳を超える広い部屋に対応するモデルをしっかり揃えているのが強み。たとえば、リビング用の代表的なモデルである「LXタイプ」は、「HD-LX1023」なら洋室27畳、木造和室16畳(加湿量960mL/h)、「HD-LX1223」なら洋室33畳、木造和室20畳(加湿量1200mL/h)と、流行りのオープンリビングでも活躍する性能を備えている。
ハイブリッド式のメリットと静音性も見逃せない!
加えて僕がダイニチの加湿器を推すもうひとつの理由、それがハイブリッド式であること。
リビングなど広い空間で使用する加湿器としては、スチーム式や気化式が主な選択肢となるが、スチーム式はヒーターで水を沸騰させるのがメインのため電気代がかかるうえ、吹出口が熱く、やけどの危険性がある。子育て世帯やペット飼育世帯にとって最適解かは悩みどころだ。一方、気化式は加湿スピードに課題がある。
その点、ダイニチはフィルターに風をあてて加湿する気化式と、フィルターに送る風を加熱する温風気化式の2つを組み合わせたハイブリッド式を採用している。それぞれの弱点をうまくカバーし合い、パワフルかつ経済的。安全性も高い。
もうひとつ、ダイニチの加湿器の大きな魅力が静音性だ。「本当についてるの?」と疑いたくなる静かさで、普通に生活をしていると、ついてるのかどうかわからない状態。外を走る車の音のほうが気になるくらいではないか。
さらにもうひとつ、デザインもいい。たとえばLXタイプは、奇をてらったり、造形が個性的だったりすることはないが、ボディ部分とタンクのコントラストが美しく映えていて、シンプルですっきりした姿はどんな部屋にも合うはず。ナチュラルな部屋でも、黒を基調にまとめた部屋でもなんなく馴染んでくれることだろう。
お手入れの省力化も含めた「フィルター性能」で選ぶ時代へ
最後に、僕が一番伝えたかったことをもう一度。「加湿器はフィルター性能で選ぶべし」ということ。家電をベストな状態で使うには、日ごろのメンテナンスが必要で、「お手入れしなきゃ」という細かい制約が日々のノイズとなる。その点、ダイニチの加湿器は、「カンタン取替えフィルター」採用によって、フィルターを取替えるだけだから、掃除の手間も失敗もなく、とにかく気楽。フィルター性能をリフレッシュできて、経年劣化による性能の低下も抑えられる。しかも、ダイニチの「カンタン取替えフィルター」は、ハイエンドモデルだけでなく、お手頃モデルも含めた全モデル対応となったのが素晴らしい。
家電に詳しくない人にとっては、家電量販店やネットで「ダイニチ」のメーカー名を見てもピンとこないかもしれない。しかし、実はダイニチは加湿器と石油ファンヒーターなどで確たるシェアを誇る会社。以前からユーザーの声を取り入れ、使いやすさの追求やお手入れの省力化に注力するほか、新潟の自社工場での製造にもこだわっている。そんな地に足のついたスタンスが、僕が信頼を寄せる根拠でもあるのだ。
というわけで、もうすぐ本格的な冬支度を始めるこの季節。加湿器のシーズン使い始めはダイニチの加湿器と新しいフィルターで、気持ちよくスタートしてはいかがだろう。
撮影/鈴木謙介
【カンタン取替えトレイカバーも搭載でお手入れがラクラク!】ダイニチ工業のおすすめモデル
【寝室やリビングにオススメ】
「カンタン取替えトレイカバー」を搭載したミディアムクラスモデル
RXTタイプ
2019年度にパワフルモデルのLXタイプに搭載して大好評だった「カンタン取替えトレイカバー」をミディアムクラスにも搭載。レジオネラ菌への対策が念頭に置かれ、徹底した清潔性が特徴です。空気取込口・トレイ・気化フィルターに抗菌加工を施し、タンクのキャップにも「Ag+抗菌アタッチメントEX」を搭載し、抗菌成分の銀イオンが水中に溶け出し、タンク内の雑菌の繁殖を抑えます。給水口が広くお手入れもラク。運転音13~32dBと静音性もバツグンです。デザインも洗練されていて、2021年度グッドデザイン賞を受賞。
RXTタイプのスペシャルサイトはコチラ
【ワイドリビングにオススメ】
「カンタン取替えトレイカバー」を搭載したハイパワーモデル
LXタイプ
スマートリモコン対応。加湿器本体から離れた場所や外出先からでも簡単に運転操作が可能に。加湿量が最大1200mL/h※1というハイパワーで、広い部屋もしっかりうるおうので、ワイドリビングにぴったり。従来機※2と比べ設定湿度に到達するまでの時間も約30%短縮されています。一度にたっぷり入るタンクは7.0Lの大容量。タンクの上下に持ち手がある「タンクWとって」構造で、両手で持って運べます。トレイには業界初の使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」を採用。1シーズンに1回※3取り替えればOKです。デザインも洗練されていて、2019年度グッドデザイン賞を受賞。
※1:HD-LX1223の場合。
※2:RXTタイプ最大の900mL/hクラスのこと
※3:1シーズンをめやすに新しいもの(別売部品)と交換してください (1シーズンを6か月、1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L〔全国平均値〕 にて使用した場合)。なお、1シーズンに満たなくても汚れや水アカが気になる場合は交換をおすすめします。
LXタイプのスペシャルサイトはコチラ
【オフィスや店舗にオススメ】
ケタ違いのパワーを誇り、抗菌への配慮も充実
PNタイプ パワフルモデル
オフィスや店舗などの大空間にぴったりなモデルで、加湿量は最大2400mL/h、適用床面積プレハブ洋室67畳(HD-PN245の場合)と家庭用加湿器No.1※のパワーが特徴。タンク容量は6Lタンクが2個で12Lとなっています。トレイには業界初の使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」を採用。空気取込口・トレイ・気化フィルターは抗菌加工、タンクのキャップ部には「Ag+抗菌アタッチメント」が付き、さらに操作プレートも抗菌加工となっている点に注目。
※:HD-PN245の場合。家庭用加湿器において1時間あたりの最大加湿量2400mL/h(室温20°C、湿度30%の場合)。2023年7月1日現在
PNタイプ パワフルモデルの詳細はコチラ