Blizzard Entertainmentは、『ディアブロIV』の新シーズン「渇望の鮮血」にちなんで献血キャンペーンを開始しました。米国内のプレイヤーが献血を行い、その合計が666クォート(約630リットル)に達すれば「本物の人間の血を注入した液冷パソコン」が当たる抽選が行われる予定です。
10月20日から11月20日の間、18歳以上の米国在住プレイヤーは地元で献血を行い、公式サイトにて献血証明を登録。ゲーム内では「ブラッド・ハーベスト」という不吉な儀式が行われますが、現実世界では困っている人たちを助けられます。
そうして献血が一定の量に達すると、ゲーム内のアイテムがアンロック(解放)されます。33%であれば5つの武器コスメ「Bloodpetal」が、66%であればアーマーコスメティックの「Loch Raeth Maor Barbarian」が、100%を達成すると「Vermilion Eye Piebald Moun」が入手可能となり、カスタムPCの懸賞が始まります。
この生き血が入ったカスタムPCは、NVIDIAのGeForce RTX 4090、インテルCore i9 CPU、64GBのDDR5 RAM、3TBのSSDストレージ、水冷ブロックのQuantum Vector GPU Waterblockを搭載したリッチな仕様です。
また、この懸賞は献血した人だけが対象ではなく、米国内の18歳以上のプレイヤーなら誰でも応募できます。逆にいえば米国外のプレイヤーは参加できず、日本のプレイヤーは応募できません。
記事執筆時点では33%を突破しており、第1段階はクリア。まだ締め切りまでには3週間以上あり、100%は余裕で突破しそうな勢いです。
もちろん血液が入っているといっても、水冷クーラーの水すべてを生き血に入れ替えることはないはず。それでも前代未聞には違いなく、Blizzardがどのようにして衛生当局の許可を取るのかも気になるところです。
Source:Blizzard Entertainment
via:Engadget