1991年に登場したMacintosh用OS「System 7」のエミュレーターが、ブラウザへと移植されました。
System 7は最初のクラシックなMac(かつてはMacintosh)のOSで、バージョン7.6から「Mac OS 7」へと改名。その後の「Mac OS X」、そして現在の「macOS」へとつながる、いわばMacの始祖ともいえるOSです。
今回のブラウザベースのSystem 7を公開したのは、開発者のLeonardo Russoさん。オープンソースのエミュレーター「Mini vMac」を基に、System 7.0.1のエミュレーターを開発しました。こちらのサイトをブラウザで開けば、1991年仕様のマシンで動作する仮想Macintoshで遊ぶことができます。
現在のmacOSは非常に高度に進化し、使い切れないほどの機能が搭載されています。一方で、モノクロ画面のSystem 7が当時はどれだけ革新的なシステム化だったのかを考えると、感慨深いものがありますね。