アップルの紛失防止タグ「AirTag」が、ガーデニング用品を盗んだ泥棒の逮捕に貢献した、と海外メディアのABC7が報じています。
報道によれば、米・カリフォルニア州にあるガーデニングショップのRoger’s Gardenは、数週間、泥棒に悩まされていたとのこと。高価な噴水や鉢が盗まれるなど、被害も小さくなかったようです。これを受けて地元警察はパトロールを強化しましたが、犯人の特定には至りませんでした。
そこで、同店のマイケル・サリバンさんは、ガーデニング用品にAirTagを仕込む作戦を実施。すると、そのうちの一つが、ある場所に移動しているのを見つけたので、そのスクリーンショットを警察に送りました。警察がその場所を訪れると、多数の盗まれたガーデニング用品が見つかったのです。
AirTagはこれまでも、自転車泥棒を見つけたりなくした財布を発見したり、あるいは大雨で流された犬の救出にも役立っています。発見を保証するものではありませんが、AirTagは大切な物の管理にかなり役立つようです。