車載アプリケーション「Android Auto」が古いバージョンのAndroid OSで動作しなくなる可能性を、海外メディアの9to5Googleが伝えています。
Android Autoは2014年にリリースされた車載アプリケーションで、車載システムにAndroidスマートフォンを接続することで、ナビや音楽再生、電話、メッセージなどが利用できます。以前はスマートフォン単体でも利用することができましたが、2022年に同機能の提供は終了しています。
9to5GoogleがAndroid Autoの最新アップデート(バージョン11.0)の内部コードから見つけた情報によれば、今後のAndroid Autoでは「Android Oreo(Android 8)」が新たな最低要件となるとのこと。これに関連して、新しいバージョンへのアップデートを即すメッセージも通知されるようです。アップデートを促すメッセージはスマートフォンだけでなく、車載システムにも表示されます。
このような流れは「Chrome」ブラウザや「Google カレンダー」にも訪れており、現行バージョンが「Android Nougat(Android 7)」に対応する最後のバージョンだと明かされています。もしお手持ちのスマートフォンで古いAndroidが動作している場合は、(もし可能ならば)アップデートをしたほうがよさそうです。
Source: 9to5Google