緑色が大好きで、髪色もメイクも緑に揃え、自宅まで緑色にしてしまった女性が米国にいます。そんな暮らしをのぞいてみましょう。
カナダのノバスコシア州出身のエリザベス・スイートハートさん(83歳)は、現在、米国のニューヨークに暮らしています。そんな彼女が注目されたのは、先日、英国のトーク番組に出演したことがきっかけでした。
髪の毛を緑色に染め、ネイルもアイカラーも緑。もちろん身に着ける服も、靴と靴下から全身を緑に揃えています。そんな緑一色の生活がテレビ番組で取り上げられたのです。
エリザベスさんの緑に包まれた暮らしは、とにかく徹底しています。自宅の玄関の扉も、玄関マットももちろん、あらゆるものを緑に統一。寝室はベッドカバーや枕から、あらゆる小物やインテリアも緑。クローゼットには緑色の服が何十着も並んでいます。キッチンでも、鍋から、包丁、まな板、スプーン、箸、皿まで、とにかく緑色にできるものは、すべて緑色のものを使っているのです。
そんな彼女が、ここまで緑色にこだわっているのは、「緑はみんなを幸せにするし、一緒に暮らしやすい色だから」。もともとアパレル業界でアーティストや版画家として働いていたという彼女。「色が好きで、これまでの人生でたくさんの色を取り入れてきたけれど、緑が一番幸せそうな色」と語っています。
エリザベスさんの“グリーンライフ”歴はもう20年以上になり、そんな彼女の生活を発信するインスタグラムには47万人のフォロワーがいます。街を歩けば、彼女と一緒に写真を撮りたがる人もいて、彼女の思惑通り、人々に幸せをもたらしているのかもしれません。
【主な参考記事】
New York Post. Meet the Green Lady of Brooklyn — who lives her life in one color. March 6 2024