GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載
Kazuchika Okada VS MINI Cooper SD
大人気の「GetNavi web×新日本プロレス」のコラボ企画。新日本プロレスの第65代IWGPヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカ選手の「趣味のためのクルマ」を探す連載がやってまいりました。オカダ選手は、念願のフェラーリ488が納車されるも、普段の足として使えるセカンドカーも必要かな……と考え始めているとのこと。そこで今回は、日常の足として便利に使えるコンパクトカーを試してもらうことに。とはいえ、ただの小さいクルマじゃ面白くない!
というわけで、レトロかつキュートな風貌を持ち、唯一無二の個性を誇る「ミニ・クーパーSD」を用意してみました! 果たして、オカダ選手は気に入るのか? そもそも身長191㎝のオカダ選手は乗り込むことができるのか? 早速見ていきましょう!
PROFILE
オカダ・カズチカ
愛知県安城市出身、1987年11月8日生まれ。新日本プロレス所属。身長191cm、体重107kg。「レインメーカー」の異名を持つ第65代IWGPヘビー級チャンピオン。華麗なるドロップキックを得意とし、フィニッシュホールドとしてレインメーカーを持つ。趣味はルアーフィッシングで、クルマ好きとしても知られている。
オカダ選手のTwitterはコチラ
抜群の乗りやすさと個性的な風貌が魅力
――オカダさん、フェラーリ488が納車されたそうですが、調子はいかかですか?
オカダ もう、うれしくって夜も眠れないです(笑)。でも、ちょっとした買い物で乗っていくときも、気を遣ってしまうのが難点です。できれば気軽に使えるセカンドカーが欲しいところですね。
――そう思って、今回ご用意させていただいたのが、最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載した話題の「ミニ・クーパーSD」です。
オカダ ミニって、ミスター・ビーンが乗っていた……あのミニですか?
――いいえ。ローバー社製のクラシック・ミニではなく、ドイツのBMW社製になった(※)最新のモデルです。今回試乗してもらうのは、新世代のクリーンディーゼルエンジンを搭載したクーパーSDと呼ばれるモデルで、「S」が付いているのでパワフルな一台。外観はオプションのジョン・クーパー・ワークスのエアロダイナミックキットを装備したスポーティなモデルです!
※1994年にBMWがローバーを買収
オカダ 安心しました。クラシックなミニには、乗れるか……いや、室内に入れるか自信がなかったもので(笑)。でも、現行のミニは街中で見かけることが多くなりましたね。女性ドライバーも多いから、乗りやすいのでしょうか?
――そうですね、乗りやすさならピカイチだと思います。でも、今回のクーパーSDは、2リッターの4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載して170psの最高出力を発揮します。ディーゼルの特徴でもある低速トルクも大きい(※)ので、乗っていて楽しいと思いますよ。また、クラシックミニから伝統的なデザインを受け継ぎなら、新しいエッセンスにあふれているのも現行ミニの魅力。フロントのバンパースポイラーやリヤのマフラー周辺の処理はスポーティに仕上げています。
※スタート時など低速時にラクに加速できる性能のこと
オカダ ヤル気満々って感じでカッコイイです。スタイルが個性的なのは重要ですよね。このクルマも、遠くから走ってきても、一目で「ミニ」って分りますから。
想像よりも大きくファミリーカーとしても十分使える
――実際に近くで見た感想はいかかですか?
オカダ 想像していたよりも大きいですね。ライセンスプレートが3ナンバー(※)ですし。イメージとしては「ミニ=小さい」と思っていましたが、これならファミリーカーとしても十分に使えそうな気がします。ボディサイズはどれくらいですか?
※ナンバープレートの一番上の数字(「品川300」など)の1ケタめのナンバーのこと。5ナンバー車とは排気量が2000cc以下、全長4700mm以下、幅1700mm以下、高さ2000mm以下の車を指します。これより大きい車が3ナンバー車となります
――この「クーパーSD」は全長が3860㎜、全幅が1725㎜、全高が1430㎜になっています。サイズとしてはフォルクスワーゲン・ゴルフよりも短くて、車幅はフォルクスワーゲン・ポロよりも広いという感じです。
オカダ なるほど……。キャラクターやデザインを優先しているように見えて、ファミリーカーとしても使える実用性があるわけですね。フロントだけでなくルーフやサイドガラスのデザインも素晴らしいです。奇をてらったデザインではないですが、すっきりと見せながらもミニらしさを出している点に、デザイナーの実力を感じます。
191cmのオカダ選手でも問題なく乗れる!
――では、実際に乗ってみましょう! オカダさん……入れますか?
オカダ ちょっと心配です……。クルマの性能うんぬんよりも、まず乗れるか乗れないかが問題というのも悲しいですね(笑)。おっ、余裕です、余裕。意外と広いですよ! 足も問題なく伸ばせますし、頭も天井に付きません。ドイツ人は大きな人が多いイメージなので、それに合わせて設計されているんですかね。
――入れて良かったです(笑)。参考までにドイツ人男性の平均身長は180cmを越えているそうですから、やはり室内の大きさも考えられているのだと思います。さて、シートはオプション装備ということですが、座り心地はいかがですか?
オカダ いいですね。シートの座面も厚みがあってしっかりとお尻を受け止めてくれるし、ホールド感もあって、191cmの僕が乗っても不安はありません。サイド部分が少し張り出していて、背中が安定するのもいいですね。身体が大きいとシートの良し悪しで疲れが違うのですが、このシートはバッチリです。
――ミニは外観だけでなく、室内のデザインも個性的ですよね。たとえば、メーター、センターメーター、シフトコントローラー、エアコン吹き出し口、ドアハンドル、スピーカー、ペダル類まで、徹底して円を使っているんです。
オカダ やっぱり個性的で、面白いですね。角がない円をモチーフにしているから、ドライブをしていても気持ちが丸くなりそうです。もしかしたら、このデザインは“安全運転”にもつながっているんですかね(笑)。
――面白いご意見です(笑)。内装も、他のクルマでは見られない個性的なデザインですよね。
オカダ シートに座った瞬間、「ミニ」だなとわかる――この認知感というか、存在感が重要だと思います。キャラクターが際立っているからこそファンに愛されるんですよね。それはプロレスもクルマも同じで、どんなに優れていても、個性がなければすぐに飽きられてしまいますから。その点、ミニはキャラクター性があって素晴らしいと思います。一度乗ったら忘れられませんね。
モードの切り替えで乗り味が変わるのが楽しい!
――では、さっそくドライブにでかけてみましょう!
オカダ ちょっと待ってください(汗)。どこでエンジンをスタートさせるんですか?
――センターコンソールにイグニッション用のトグルスイッチがあります。
オカダ おー、何だか感動しますね。男子の心を刺激する演出が、昔のレーシングカーっぽいです(笑)。走り出しは快適です。アクセルを踏むとグイッと加速してくれるので、ストップ&ゴーの多い都内でもモタモタすることもないですね。アイドリングの時に少しだけディーゼル音がしますが、走ってしまえば全く気にならないです。
――クーパーSDに搭載されるディーゼルエンジンは、コンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを採用することで、排気ガスがクリーンでありながらも鋭いレスポンスと低燃費を両立しています。カタログでの燃費は23.8km/Lですから、かなり経済的だと思います。
オカダ 難しいですね……。要するに、自然に優しいけどパンチが効いている燃費の良い最新ディーゼルエンジンってことですよね?
――その通りです(笑)。ちなみに、オプションの「MINIドライビングモード」と呼ばれる機能が装備されているので、セレクトレバーの根元にあるリングを回してみてください。「GREEN」、「MID」、「SPORT」のモードに切り替えることができるんですよ。
オカダ おっ、ステアリングの重さが変わりましたね! 「SPORT」モードにすると、操作に対するエンジンの反応が速いから、アクセルを踏むのが楽しいです。これは峠道を走ってみたくなりますね。足回りもしっかりしていて、カタログに「ゴーカート・フィーリング」と書いてあるのも納得です。普段は街乗りのコンパクトカーとして快適に乗って、ちょっと気分を変えたい時にはスポーツモードに切り替えれば、エキサイティングな走りが楽しめます。まさに「一粒で二度おいしい」状態ですね(笑)。
――「ミニ・クーパーSD」の印象はいかがでしたか?
オカダ ディーゼルエンジンのイメージが変わりました。ミニがこんなに面白いクルマだとは思わなかったです。都内での移動から週末の峠道まで、どこでも楽しめるオールラウンダーなクルマですね。身体の大きな人でも受け止めてくれる空間設計もさすがです。ちょっと欲しくなってしまいました!
<SPECIFICATION>
MINI Cooper SD(ミニ・クーパーSD)
●全長×全幅×全高:3860×1725×1430㎜●ホイールベース:2495㎜●車両重量:1290kg●駆動方式:FF●エンジン:直列4気筒DOHC16バルブ ディーゼルターボ●総排気量:1995cc●最高出力:170ps/4000rpm●最大トルク:36.7kgm/1500-2750rpm●トランスミッション:6速オートマチック JC08モード●燃費:23.8km/L●車両本体価格:364万円(撮影車両:476万6000円)
【大会情報】
WRESTLE KINGDOM 11
[レッスル キングダム 11]
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベント、通称「イッテンヨン」こと東京ドーム大会が開催決定! 年に一度の闘い詣に日本中からファンが集結する。
※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイトへ
撮影/和田清志