2016年は、身近な家電がインターネットとつながって自動で情報を発信&受信する「IoT」がトレンドに。17年はそれを進化させ、スマホいらずで家電を操作できる「音声アシスタント端末」がブレイクしそうです。
端末に話しかけることで家中の家電を操作できる
2017年は16年に顕著だった「家電のIoT化」がさらに進化。スマホなしで家電操作が行える「音声アシスタント端末」が注目を集めそうです。
例えばシャープは「AIoT」(モノの人工知能化)をコンセプトにした対話型端末「ホームアシスタント」を発売予定。同端末は、クラウド上の人工知能を使い、対話を通じてユーザーの好みを学習します。さらに、赤外線通信を使って家で使っている家電や他社の製品と連携でき、優秀な〝執事〟として生活をサポートしてくれるのです。
一般的なリモコンで使う赤外線信号でほかの家電を制御。ユーザーの嗜好を理解し、端末がリモコン操作を肩代わりします。
2016年発売の同社「ヘルシオ」はユーザーとの会話機能をすでに搭載。献立の相談にのり、作り方を助言するとして注目されました。
【注目モデル1】
端末がユーザーの気持ちを配慮して家中の家電を操作する
シャープ
ホームアシスタント
価格未定 2017年前半発売
Wi-Fi経由で人工知能と連携、会話で人の好みを学習し、赤外線通信で各家電を操作。家族の伝言を伝えるほか、天気予報なども教えてくれます。
【注目モデル2】
Googleのアシスタント端末はテレビとの接続も可能
グーグル
Google Home
同社開発の対話型AIを搭載。会話を通じてユーザーの嗜好を学習します。テレビと接続してYouTube再生も可能。
【注目モデル3】
Amazonからは買い物ができる音声アシスタント端末が
アマゾン
Amazon Echo
人の呼びかけに応じ、音楽再生や家電連携をするAIスピーカー。ネットでの買い物も話しかけるだけで完了します。
https://www.youtube.com/watch?v=KkOCeAtKHIc
【こんなロボットもある!】
人の気持ちに寄り添う会話できる小型ロボット
トヨタ自動車
KIROBO mini
4万2984円
音声アシスタント端末ではありませんが、高さ10㎝の可愛いコミュニケーションロボットも注目。音声認識機能を搭載し、顔や手を動かしながら会話できます。出かけた場所やユーザーの好みを記憶し話します。
別売でシートベルト型ケースを用意。カップホルダーにセットして、ドライブにも連れて行けます。
https://www.youtube.com/watch?v=68p2-KK7WKw
↑KIROBO miniの魅力を解説した動画を配信中。手足を動かす様子がかわいい♪