2016年に向けて注目したい人気メーカーの手帳を、行間からポケット数まで計測し、使い勝手を徹底調査している本シリーズ。今回は幅広いラインアップをもつ文房具メーカー「レイメイ藤井」です。
印刷紙などの洋紙販売から発展したレイメイ藤井は、実は創業100年を越える老舗企業。しかし、常に新しいセンスとアイデアを盛り込む姿勢からは、会社としての“老い”は感じられません。
手帳のラインナップは、ビジネス向けの正統派から、変わりダネまで展開をしています。正統派の代表のひとつであるフォルダイアリーは、ダイアリーとノートの冊子を一冊に合わせたスタイルが特徴です。
リフィルとして交換もできるダイアリーとメモ帳の2冊セット
レイメイ藤井
フォルダイアリー2016年 月間+別冊ノート
実売価格2052円(A5)
月間ブロックのダイアリーとドット方眼ノートの2冊をカバーでまとめた差し込みタイプ。どちらも交換が可能で、様々なタイプのノートリフィルが別売りされています。
スケジュール欄
横幅35mmの大きめブロックに、一般的なノートと同じ6mm罫が5段入ります。スタンダードな0.5mmのペンでも書きやすいのがうれしい。
質量/ページ数
約286g/40+64ページ。ダイアリーとノート入りのため少し重量感があります。ですがカバーは特殊ペーパーで軽いのが特徴。
サイズ感
ダイアリーとノートともにA5サイズ。誰でも書き慣れているサイズで、初心者でも違和感なく使えます。他にはA6/B6/B5が揃っています。
行間
罫幅は手帳としては広めで、横幅も35mmで窮屈さはありません。筆記具も手帳用細字を選ぶ必要はなく、細かい字が苦手な人には最適です。
ポケット数
表紙裏のポケットは、A4用紙を折って収められます。名刺用の小ポケットもあり。
ノートにメモをたくさんとりたい人に便利な一冊
分冊タイプは予定とメモが混ざらないのが◎。さらにノートが切れたら普通のA5ノートを入れても使える汎用性の高さも秀逸です。