サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズとともに、高級モデル「Galaxy Watch Ultra」も準備中であると噂されてきました。それが本当であるとして、搭載プロセッサーなどを含む「全スペック」と称する情報がネット上で公開されています。
サムスンの未発表製品に詳しいAndroid Headlinesによると、まずGalaxy Watch7には、前モデルのGalaxy Watch6と同じく40mmと44mmの2種類のサイズがあり、本体カラーはグリーンとクリームの二つがあるとのこと。
ディスプレイ表面は、サファイアクリスタルにより保護されると言います。これはアップルの最上位モデルApple Watch Ultra 2と同じ仕様であり、かなりの頑丈さが期待できます。
また、バッテリー容量は、40mmモデルでは300mAh、44mmモデルでは425mAh。これらは前モデルと全く同じものです。
Galaxy Watch 7の最大のアップグレードは、新しいチップセットとなりそうです。
Galaxy Watch6が5nmチップだったのに対して、新モデルでは3nmチップになるとのこと。ここでいう「○nm」とは半導体の回路線幅であり、数値が小さくなるほど性能がアップし、消費電力が下がる傾向にあります。
内蔵ストレージは前モデルの16GBから32GBへと倍増。これは以前からの噂通りであり、さまざまなアプリをインストールできるほか、オフライン音楽をたっぷり保存できそうです。
最後にディスプレイのピーク輝度は2000ニトとのことで、Galaxy Wach6と同じ仕様になるようです。
かたや「Galaxy Watch Ultra」は、ケースサイズが47mmでチタン製になる模様。Apple Watch Ultra 2(49mm)より少し小さいものの、ケース素材は同じです。本体カラーはチタニウム・グレー、チタニウム・シルバー、チタニウム・ベージュなど。
本体サイズはGalaxy Watch5 Pro(45mm)より大きいものの、バッテリー容量は同じ590mAhとのことです。
搭載プロセッサーやストレージ容量は、上記の標準モデルと同じ。ただし画面のピーク輝度は3000ニトにも達し、Apple Watch Ultra 2と同等です。また、Wi-Fiのみのモデルはなく、LTEモデル(Apple WatchのCellularモデルに相当)のみ販売されると伝えられています。
サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」は7月10日にパリで開催されると予想されています。そこでは新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」とともに、これら新型スマートウォッチも登場することになりそうです。
Source: Android Headlines