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2024/8/16 21:00

最新GoPro「HERO12 Black」を撮影〜編集までお試し!アクセとアプリで隙ナシの映像体験にのめり込み

アクションカメラでトップシェアを誇る「GoPro」の最新モデル「HERO12 Black」。今回このモデルを使ってアクティビティを体験&撮影を行うプレスツアー「GoPro Summer Travel」が開催されたので、参加してきました。

会場となったのは、兵庫県三木市にある「ネスタリゾート神戸」。大自然を利用した多くのアトラクションや手ぶらで楽しめるBBQ、宿泊施設「ホテル ザ・ネスタ&スパ」が揃う、約230万㎡にも及ぶ広大なリゾート施設です。

 

1/4インチ三脚穴がついて便利に使える!

まず撮影に使用する「HERO12 Black」について紹介します。最新モデルとなる本機は、2023年9月に発売されました。GoProならではの耐久性能はそのままに、バッテリーの持ちがグンと良くなり、5.3K、60フレームの撮影では70分、1080p、30フレームでは155分以上の連続撮影が可能になっています。また、多くの人が待ち望んでいた1/4インチの三脚取り付け穴が底面に新たに設けられ、より便利に使えるようになりました。

↑最新モデルとなる「HERO12 Black」。GoProオフィシャルショップ価格は6万2800円

 

↑底面に設けられた三脚取り付け穴。一般的な三脚に対応し、撮影の幅が広がります

 

ハンド+リストストラップを使って「グレートブラスター」を撮影!

まず向かったのは、プールエリアにある「グレートブラスター」。日本でここだけの水のジェットコースターです。10mを超える高さから一気に下ったあと、約6t/分の水の力で急上昇! 上昇&下降を3度も繰り返す絶叫必至のアトラクションです。

 

ここではアクセサリーの「ハンド+リストストラップ」にGoProを取り付け、手首に固定。そのため両手が空いた状態で撮影が可能になります。カメラを取り外すことなく360度回転できるので、通常の撮影と自撮りも簡単に切り替えられます。

↑水の力を利用する「グレートブラスター」。スタート地点までの階段を上がる際は、どこまで上がるのかちょっと不安でした

 

↑「ハンド+リストストラップ」を手首に固定。前方撮影に適した向き(左)や自撮りに便利な向き(右)など、カメラを取り外すことなく360度で調整可能です

 


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

想像以上の降下角度でスピードMAX! 思わず絶叫してしまいました。今回はネスタリゾート神戸の撮影許可がありHERO12 Blackを装着して撮影できましたが、スマホなどを手にしていたらまず撮れない映像です。中年オヤジの姿を撮影しても……と思いレンズを前に向けましたが、カメラを回転させて撮ったらそれはそれで面白い映像が撮れたかもしれません。

 

撮影していることを忘れるほどアクティビティに夢中!

次に体験したのが、サバゲーの一種と言える「ガンバトル・ザ・リアル」。発泡スチロールの先端に軟質プラスチックがついた弾をガンに装填し、相手を狙うゲームです。今回は3チームに分かれ対戦。編集部は自陣地のフラッグを相手チームから守る守備側で参戦しました。

↑今回使用したマウントは「バイトマウント」。ゴム部分を口で加えればハンズフリー撮影が可能です。このアクティビティでは、保護用に被るヘルメットの上に粘着テープで固定しました

 

気温30℃を超えるなか、練習と本戦のダブルヘッダーはかなりキツイ! ただゲーム開始のブザーが鳴ると一気に戦闘モードに。どこから現れるかわからない敵チーム員の姿を見つけては弾を発射、装填がなくなれば補充と、迫りくる敵の対応に忙しく撮影していることを忘れるほど。でも頭上のHERO12 Blackがしっかり撮影してくれています。


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

1日の締めくくりはBBQにてプレスツアー参加者全員で乾杯! 皆HERO12 Blackで思い思いに撮影していました。

 

アクセサリーを活用して空中風景を広範囲に撮影!

翌日はネスタリゾート神戸に入った際から存在感たっぷりの「SKY EAGLE」を体験。日本で最長・最速を誇るジップラインアクティビティです。「SKY EAGLE!」の掛け声とともにスタート。ネスタリゾート神戸上空をまさに“飛んでいる”感覚に包まれます。

 

ここで使用したアクセサリーが、より広角で撮影できる「Maxレンズモジュラー2.0」と「3-Way 2.0」。レンズモジュラー2.0は4K60フレームで最大視野角177度の撮影が可能、3-Way 2.0は自身から撮影できる距離を延長できるアーム機能により、広範囲の映像を記録できます。三脚にもなるのが便利!

↑三脚の機能も有する「3-Way 2.0」。アームを伸ばせばより広範囲の撮影も可能になります

 

↑HERO12 Black標準付属のレンズから「Maxレンズモジュラー2.0」に交換。取り付けも簡単です

 

※ネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

今回は恥ずかしながら“自撮り向き”で撮影。ですが広範囲で撮れるMaxレンズモジュラーとマウントの組み合わせで、周囲の風景まで撮影できます。高さには少しビビリましたが、スタートしたあとはもう爽快感ばかり! こちらでも思わず絶叫してしまいました。

 

撮影後はGoPro専用アプリ「Quik」でカンタン編集

撮影が終了したら、GoPro専用アプリ「Quik」を使って編集。「HERO12 Black」とスマホをWi-Fiで接続し、動画を取り込みます。編集もカンタンで、ハイライトビデオをワンタップで自動作成してくれます。GoProのリモートコントローラーとしても使え、撮影開始や停止などが可能。離れた場所での撮影で活躍します。

↑タップするだけでハイライトビデオを自動で作成。「SKY EAGLE」で撮影した19分ほどの動画を、1分30秒にまとめてくれました

 

↑GoProのリモコンとしても利用可能。離れた場所からの撮影や夜間の写真撮影など、手ブレを抑制する際に便利です

 

豊富なアクセサリーを使えば撮影の幅が広がる!

アクションカメラとして知られるGoPro。過酷な撮影環境に耐える性能や、何より映像撮影の環境を広げてくれるカメラとして高いシェアを誇っています。今回の「GoPro Summer Travel」に参加し、撮影してみて感じたことは以下の2点。

 

まずは「HERO12 Black」本体だけでなく、豊富に用意されたアクセサリーを導入することで、撮影の範囲が驚くほど広がるということ。「ハンド+リストストラップ」や「3-Way 2.0」マウントを使って撮影することで、これまで体験したことがない映像撮影が体験できました。

 

2つ目。これは撮影する人の気持ち次第ですが、今回のツアーで「こんな私が自撮り?」という気持ちが、体験を通じるなかで消えて行ったことです。「中年オジサンが映っていても良いでしょ」という感覚になっていました。GoProで撮影しているのに、風景撮影ばかりをしていたらもったいないかな……と。

 

スマホで動画撮影することが当たり前となっていますが、「いままでと違う映像を記録してみたい」「家族(特にお子さん)に喜んでもらえる映像を残す」には、GoProは最適なカメラです。記録的な暑さが続くこの夏ですが、夏休みの思い出作りにぜひオススメしたい1台に、間違いないです!