「スムージーが続かない人」必見! Ninjaのコードレス&センサー付きミキサーが便利すぎ

ink_pen 2025/7/15
  • X
  • Facebook
  • LINE
「スムージーが続かない人」必見! Ninjaのコードレス&センサー付きミキサーが便利すぎ
倉本 春
くらもとはる
倉本 春

テクニカル・フリーランスライターとして、家電製品の紹介と解説を中心に執筆。PC誌編集経験を生かし、テクニカル面からの製品紹介を得意とするほか、カフェのオーナーシェフの経験を生かした調理家電の使いこなし術やレシピ提案も得意とする。

ミキサーといえば、購入してもしまい込みがちな調理家電の代表格。そんな中、シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」が昨年発売したミキサーは、コンパクトで持ち運びできる独自の技アリ機能で高い評価を受けました。そのNinjaが、さらにパワーアップした新製品を2モデル発売。それが、コンパクトで持ち運びにも優れた「Ninja Blast Max コードレスミキサー」(以下、Blast Max)と、パワフルで賢い「Ninja Stealth iQ ミキサー」(以下、Stealth iQ)の2製品です。

↑コードレスで持ち運びもできる「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。実売価格は1万4960円(税込)。
↑本格的な料理にも使いやすいパワフルな「Ninja Stealth iQ ミキサー」。実売価格は3万9600円(税込)。

水筒のように持ち歩ける大ヒット製品がより使いやすく進化した

シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」は、2024年2月にアメリカから上陸。その最初の製品となったのが、持ち運びができるコンパクトミキサー「Ninja Blast コードレスミキサー」(以下、Blast)です。Blastはコードレスでどこでも利用できるほか、作ったスムージーをボトルから直接飲めるという手軽さから、昨年夏のヒット家電となりました。新製品の新Blast Maxはこれらの特徴はそのままにボトルが大容量化。さらに使い勝手が向上し、攪拌パターンも増えました。

↑コードレスタイプなのでアウトドアでも楽しめる新製品のBlast Max。ボトル容量が従来モデルの470mlから530mlにアップしています。

使い勝手で注目したいのが、ボトル部分を本体(モーター部)から分離できる「Twist&Go」機能です。従来モデルでも本体とボトルを分離させることは可能でしたが、分離に力が必要だったほか、分離後はボトル底にカバーを装着しなければならないなど面倒な作業が必要でした。一方、新Blast Maxは軽くボトルをひねるだけで、本体とボトルがカチッと分離。そのままボトル部分を水筒のように持ち歩くことができます。


↑スムージー作成後に本体とボトルを分離したところ。本体とボトルを合わせると約1110gの重量がありますが、重いモーター部を切り離すことでボトルの持ち運びが容易になりました。
↑ボトルのフタにはワンタッチでキャップが開く飲み口を配置。
↑持ち運びに便利なシリコン製のストラップもついています。ボトルとフタは食洗機で洗えるなど、使いやすさと手軽さにこだわりを感じます。

新モード追加で「液体がほぼない状態での攪拌」が可能に

コードレスミキサーは非力な製品も多いなか、Blastシリーズは凍らせた食材や、角氷までしっかり攪拌できるのもうれしいポイントです。さらに、新Blast Maxはボトル容量が大きくなったぶんモーターもパワフルに。さらに、従来6枚刃だったブレードが8枚刃になるなど、より強力な攪拌が可能になりました。


↑モーターがパワフルになったことで、充電には専用アダプターが必要になった点が唯一気になるところ。従来のUSB-Cによる充電より、やや面倒になりました。満充電でだいたい20回超の攪拌が可能です。

そして、見逃せない新機能が運転モードの追加です。従来モデルは「刃を一定速度で回転する」というシンプルな運転モードしかありませんでした。一方、新Blast Maxは3つの運転モードを搭載。従来と同じシンプルに刃を回転させる「Blend」のほか、断続的な動きを取り入れることで固形食材をしっかり混ぜて滑らかに仕上げる「Smoothie」、そして角氷などの硬い食材もパワフルに調理する「Crush」の3つのモードを搭載しています。


↑モードボタンを押すだけで、Blendモードなら約30秒、Smoothie/Crushモードは約34秒自動攪拌。よくあるミキサーのように、運転中にボタンを押し続けている必要はありません。

SmoothieやCrushといった断続的に刃を回転させるモードが追加されたことで、従来のBlastでは難しかった「液体がほぼない状態での攪拌」も可能になりました。このため、凍ったフルーツなどを利用すればシャーベットやジェラートのような水気の少ない料理も楽しめます。


↑冷凍フルーツとはちみつ、そして少量の牛乳を使ってジェラートのようなスムージーボウルを調理。ヘルシーな夏のオヤツとして楽しめます。

おまかせで好みの滑らかさに調整してくれる「Ninja Stealth iQ ミキサー」

料理などにも本格的にミキサーを利用したいなら、Blast Maxと同時発売されるStealth iQがオススメです。こちらは同社が昨年発売した「Ninja Twisti ミキサー」(以下、Twisti)の上位モデルとなる製品。1Lタイプの大容量ピッチャーと700ml容量の大きめカップのどちらも使えるパワフルなミキサーです。


↑「Ninja Stealth iQ ミキサー」は大型のピッチャー(写真)とカップどちらでも利用可能。
↑カップならパーツも少なく片付けが簡単です。

従来製品からの最大の進化点は、食材を検知して刃の回転速度や攪拌時間を自動的に調整する「BlendSenseテクノロジー」の搭載。食材をいれてスタートボタンを押すだけで、食材を検知して自動的に「良い感じ」の仕上がりにしてくれます。ちなみに、仕上がりは「標準」「ROUGH(粗め)」「SMOOTH(滑らか)」の3タイプから選択可能。同じ素材を攪拌しても、選ぶ運転モードで異なる食感が楽しめます。


↑アナログダイヤルの中央には液晶モニター画面が配置され、選択した運転モードがわかりやすいです。マニュアルモードでは1~10まで刃の回転速度を選べます。

新製品発表会ではROUGHとSMOOTHふたつのモードで作ったコーンスープを食べ比べることができました。SMOOTHは滑らかでスルリと喉を通るのに対し、ROUGHはコーンの皮のシャリッとした食感が楽しめました。


↑左がROUGH、右がSMOOTHで作ったコーンスープ。左はスプーンですくうとコーンの皮が若干残っているのがわかります。

フタを開けずに空回りを解消できるタンパーが便利

Ninjaならではの「タンパー」機能も従来モデルのTwistiから継続搭載しています。従来のミキサーでは、水分が少ない食材を混ぜる際、刃が空回りしてうまく攪拌できないことがありました。そのため、途中で何度もミキサーを止め、蓋を開けてヘラで混ぜてから再び攪拌する必要があったのです。しかし、Ninjaのミキサーに内蔵されるヘラ状の「タンパー」を使えば、ミキサー運転中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることが可能。これにより、水分が少ない濃厚なソースやペーストなども、手間と時間を大幅に減らして作れるようになっています。


↑ピッチャー内に見える2本のヘラが「タンパー」。フタの上にあるダイヤルをぐるぐる回すことで、ミキサー動作中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることができます。
↑サーモンのテリーヌのような水分の少ない食材も、タンパーを回すことでフタを開けることなく全体を滑らかに仕上げます。
↑完成したサーモンのテリーヌ。

ちなみに、従来モデルのTwistiは1100Wというミキサーのなかでもかなり強力なモーターを搭載。このため、殻つきの海老なども滑らかに攪拌できるパワフルさも魅力でした。新Stealth iQは消費電力は800Wになりましたが、モーターにBLDCモーターを使うことで従来より攪拌力はアップ。パワフルさと省エネを同時に実現しています。

持ち運び可能で手軽な「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。ボタン一つでセンサーが仕上がりを調整してくれる 「Ninja Stealth iQ ミキサー」 。どちらのモデルも、一般的なミキサーのデメリットだった「面倒くささ」や「手間」を軽減してくれる新機能を搭載しています。いままで「ミキサーを買ったものの続かなかった」という人にこそ、一度チェックしてほしい製品ですね。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で