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2016/5/28 18:00

ハイレゾ初心者必見! 定義からファイル形式の違いまで徹底解説

「CDを超える情報量を持つ音源」「スタジオで録音されたそのままの音」――ハイレゾ音源は様々な表現が用いられますが、果たしてその実体とは? データの読み方からファイル形式の違いまでを詳しく解説します。

 

ハイレゾ音源とは何か?

ハイレゾ音源の基本定義は、「CDのサンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16bitを超える情報量を持った音」。サンプリング周波数は音の高低を、量子化ビット数は音の大小を規定し、数値が大きくなるほど情報量が多くなります。

 

音声などのアナログ信号をデジタルデータに変換する方式のひとつにリニアPCMがあります。横軸がサンプリング周波数、縦軸が量子化ビット数を示すグラフにデータを記録しますが、数値が増えるほどデータがきめ細かくなり、元のアナログ波形に近くなります。すなわち「原音」に近い音になるのです。

 

一方、まったく異なる発想でデジタル化を行うDSDは、1と0の粗密波(音波)でアナログ波形を記録。デジタルでありながら、アナログに近い性質を持つ記録方式です。

 

記録したハイレゾ音源を圧縮せずに音楽ファイルにしたものを、リニアPCMはWAV形式、DSDはそのままDSD形式と呼びます。これではデータサイズが大きすぎるため、リニアPCMでは圧縮フォーマットを採用。ハイレゾ配信では元の情報を完全に復元できるロスレス圧縮が用いられます。

 

音源データの読み方

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①ファイル形式
WAVやFLAC、DSDといったファイル形式を表示。自分が所有する機器が対応しているかをチェックしましょう。
②サンプリング周波数
リニアPCMでは96kHzや192kHzなどがあり、DSDでは2.8/5.6/11.2MHzがあります。一般的に、数値が大きいほど高音質です。
③量子化ビット数
リニアPCMでは20/24/32bitなどがあります。DSDはすべて1bitのため、表記されないことが多いです。

 

ハイレゾ音源と非ハイレゾ音源の違い

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リニアPCMは、グラフにアナログ波形をトレースするような仕組みでデジタル化を行います。ハイレゾになりグラフが細かくなるほど、記録される信号は元のアナログ波形に近くなります。

 

●デジタル音源の主な形式
【リニアPCM形式】
デジタル記録において広く普及する形式。サンプリング周波数と量子化ビット数によって、収録できる音の大小と高低が規定されます。

 

非可逆圧縮形式(ロッシー圧縮)
人間の耳で聴こえにくい音を間引くことで圧縮率を高める形式。再生時に元の情報を完全には復元できないため、音質の劣化が生じます。
→データ量:1分あたり約6MB 音質:△

 
主な形式
・AAC
iTunesなどの配信サイトで採用される、MP3を発展させた圧縮方式。地デジ放送や動画投稿サイトの音声など、広く用いられます。

・MP3
音声信号の圧縮方式として古くから採用されていた技術。普及率は非常に高く、ほとんどの再生機器やソフトで楽しむことが可能です。

 

可逆圧縮形式(ロスレス圧縮)
データを圧縮しても元の情報を完全に復元できる、ハイレゾ配信サイトで広く普及する方式。データの圧縮率は約50%と低めです。
→データ量:1分あたり約35MB 音質:○

 

主な形式
・FLAC(ハイレゾ配信採用)
オープンソースのロスレス圧縮フォーマット。使用料がかからないため、ほとんどのハイレゾ配信サイトで採用されています。

・Apple Lossless(ハイレゾ配信採用)
アメリカのApple社が開発した圧縮方式で、ALACと呼ばれることもあります。手軽に使えるiTunesで再生できるのがメリット。

 

非圧縮形式
圧縮を行わず、デジタル音声データをそのままファイル化したもので、データサイズが大きいのが特徴。楽曲情報を記録できないのがネックです。
→データ量:1分あたり約66MB 音質:◎

 

主な形式
・WAV(ハイレゾ配信採用)
携帯プレーヤーやUSB DACなど多くの機器が対応する非圧縮形式。Windows OS標準の音声フォーマットですが、iTunesでも再生可能です。

・AIFF
Apple社がMac OS用に開発したファイルフォーマット。ほかのOSでは採用されておらず、互換性は低いです。音質はWAVと同等。

 

【DSD形式(ハイレゾ配信採用)】
→データ量:1分あたり約28MB 音質:◎
元々SACD用に開発された形式。超高速で音のサンプリング(標本化)を行えるため、原音に限りなく近い録音が可能です。

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