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2018/6/23 19:00

雨が心配で今日もカメラはお留守番…な人にオススメしたい雨対策アイテム3選

じっくり撮影派には防寒性能を備えたアイテムがオススメ

簡易的な雨対策用品は、短時間の撮影には向きますが、風景撮影などで長めにじっくりと撮影したいという場合は、本格的な雨対策用品のほうが安心感が高く、カメラの操作なども行いやすいでしょう。といっても、雨の日だけのために高価な用品を購入するのはもったいないと感じる人も多いはず。

 

そこでオススメなのが、耐水性能に加えて防寒性能などを備えた製品です。これなら、雨の日だけでなく、冬の寒い時期に長時間の撮影を行うといった場合にも活用できます。

 

【オススメ3】フリース地の採用で寒冷地での撮影にも対応

ラムダ
フリースレインボー 四季
実売価格7770円

耐水性の高いナイロン地の裏面にフリース地を組み合わせた構造で、耐水性と耐寒性を備え、三脚を使用しての長時間の撮影も考慮したカメラカバー。左手側にズーム&フォーカス操作窓、右手側にシャッター操作窓(いずれもファスナー開閉式)が用意され、カメラ操作も行いやすいよう工夫されています。

 

背面にカバー付きの窓が備わり、ファインダーやモニターの確認が可能。この窓をずらすことで、撮影モードの変更なども行えます。各窓部などから、多少水が入り込む可能性はあるものの、内部のフリース地が水分を吸収するため、多量の水が入り込まない限り撮影を続行できるようになっています。

↑防寒対策としては、カメラ下部を紐で絞って熱が逃げないようになっているほか、内部にカイロを入れるポケットを用意。寒冷地では予備バッテリーが必需品ではあるものの、寒さによるバッテリー性能の低下などを抑制でき、長時間撮影にも対応しやすい仕様となっています

 

↑カメラレインボー同様に、持ち運び時には機材を保護するケースとしても使用可能

 

↑ラムダは、軽さが重視される山岳用カメラザックの専門メーカー。それだけに、本製品も220gと軽量です。収納時の大きさも本格的な雨対策用品としてはかなりコンパクト

 

慢心は危険!! 雨の日の撮影の注意点

雨の日の撮影は、いかに機材に水がかからないようにするかがポイントになりますが、カメラレインコートを使用したとしても万全とまではいえず、フードやレンズ先端、場合によってはボディも含め、多少は雨がかかってしまいます。そのため、撮影中は機材にかかった水を拭う吸水性の高いタオルや撥水性の高いレンズ保護フィルターなどを用意し、水がかかったらすぐに拭うようにしましょう。

 

加えて、撮影中はメモリーカードやバッテリーを抜かない、できるだけレンズ交換は行わないこともカメラを壊さないためのポイントです。また、撮影後は機材表面に付着した水分を確実に拭い、風通しのいい場所で機材を十分に乾かすようにすると、カメラ内部に溜まった湿気が除去でき、後々の機材のトラブルを防げます。

 

このように注意点の多い雨の日の撮影ですが、水滴や雨に濡れた花や葉、しっとりとした雰囲気など、撮り始めると普段は目に留めない雨の日ならではの美しい瞬間が数多く見つけられると思います。十分に対策を行って、ぜひ、そうした瞬間を狙ってみましょう。

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