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イヤホン
2018/10/29 21:40

“骨で聴く”新感覚のサウンド! 骨伝導イヤホン「earsopen」を先行体験してみた

BoCoは、CCC(TSUTAYA)グループが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」において、世界初のイヤーフック型骨伝導イヤホン「earsopen WR-5A HK-1002」の支援を募集開始しました。募集期間は2018年12月5日23:59まで。

 

BoCoは、最先端の骨伝導(bone conduction)デバイスに独自の音声制御技術を融合することで、耳をふさぐことなく音楽が楽しめる高品質なイヤホンを開発。第1弾となった「earsopen」は、耳たぶに挟むクリップ型のイヤホンとして有線タイプとBluetoothタイプをラインナップ。クラウドファンディングで支援を募り、なんと1億円以上もの支援を集めた画期的な製品でした。

↑第一弾となったクリップ型の「earsopen」

 

今回の第2弾ではデザインを大幅に刷新し、クリップ型からイヤーフック型に変更。耳の後ろを振動させて、より自然な音を楽しめる「ハプティックサウンド」を実現しました。耳を塞ぐことなく音楽を気軽に楽しめるので、屋外で使用しても周囲に気を配りながら安全に使用することができます。

 

イヤークリップは耳の大きさに合わせて2サイズを同梱。耳にしっかりフィットして激しい動きや運動時でも外れにくくなっています。また、約5gの軽量設計のため、身につけていることを忘れるような優れた装着感を実現しました。

 

また、スマホなどで使用しても十分な音量を確保するために、専用の小型高出力アンプ「WPA-1」も同梱。充電式なので電池の交換が不要で、何度でも繰り返し使用できます。

↑付属の小型高出力アンプ「WPA-1」

 

新感覚の“ハプティックサウンド”を体感

GetNaviではサンプルをお借りし、そのサウンドを実際に聴いてみることができました。まずは同梱されるアンプを使わずにiPhoneに直接イヤホン端子を接続して聴いてみます。イヤーフックを耳に掛け、骨振動デバイスが耳の後ろに触れるよう装着します。

 

↑骨伝導デバイスは白い丸の部分

 

さっそく再生してみると、普段設定している音量では最大にしてもかなり小さめな音量にしかならず。そこで、設定からミュージックアプリの音量制限をオフにするとかなり聴き取りやすくなりました。機種によっては、音量制限をオフにして最大ボリュームにしても聞き取りにくい場合があるかもしれません。

 

続いて同梱の小型アンプを使用すると、普段使っているイヤホンと同じ音量でも十分聴こえるほどに出力が強化されました。これなら出力の小さい機種でも大丈夫そうです。

 

骨伝導タイプのイヤホンはこれまでにも試したことがありましたが、それらに比べるとこの「earsopen WR-5A HK-1002」はかなり小型ながら、音楽をしっかり楽しめる音質も両立していると感じます。耳の後ろで鳴っているというよりも、カフェのBGMのように少し離れた場所から聴こえるような印象。思わず隣の人に「音、漏れてない?」と聞いてみましたが、「まったく聞こえない」とのこと。よほどボリュームを上げない限り音漏れの心配もなさそうなので、仕事をしながら、家事をしながらの“ながら聴き”にもよさそうだと思いました。

 

また、耳穴を塞がないのでカナル型イヤホンが苦手な人にもオススメです。イヤーフックは快適ですが、メガネをかけている人はツル(テンプル)に干渉してしまうかもしれません。また、慣れないうちは長時間付けていると耳が締め付けられるような違和感を覚えてしまいました。イヤーフックは2サイズ付属するので、耳に合った大きさを選ぶだけでも違和感はかなり低減します。

 

メーカーの説明によれば骨伝導は鼓膜を刺激しないため、一般的なイヤホンやヘッドホンなどで音楽を聴く場合に比べ耳への負担が少ないとのこと。若年性難聴が増えているといわれる現代において、骨伝導デバイスが有効な対策になるかもしれません。一般価格は1万4000円を予定していますが、いまなら最大30%オフで購入することが可能です。また、11月11日には東京・秋葉原のe☆イヤホン秋葉原店での試聴会も予定しているとのこと。新感覚のサウンドを体験したい方や耳を大切にしたい方は、ぜひチェックしてみて下さい。