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2018/11/6 21:10

【撮影旅】これぞ一眼カメラの醍醐味! パナのミラーレス&交換レンズを駆使して青梅線沿線を撮り歩く旅

標準ズームで街並みや鉄道をスナップ!

立川駅から青梅線の電車に乗り、まず最初に降り立ったのは「青梅駅」。この青梅の街には、往年の名作映画の看板が数多く掲げられていて“昭和レトロ”の雰囲気が満喫できる。

※【2018年11月8日編集部追記】2018年10月、老朽化などの理由により、映画看板は一部を除いて撤去されました。本記事に掲載されている写真は2018年9月に撮影したものです

 

ということで、このあとの奥多摩の自然撮影の前に、まずは街スナップを楽しんでみたい。なお、この街スナップでは、主に標準ズームの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」(実売価格9万7810円)を使用した。

↑広角24mm相当から望遠120mm相当までカバーする、高倍率で汎用性の高い標準ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」。ボディ側とレンズ側の手ブレ補正を連動させて高い手ブレ補正効果が得られる「Dual I.S.2」に対応

 

昭和レトロな街並みは、そのまま普通に撮影しても絵になるが、好みの色調や画質(コントラストや彩度など)が設定できる「仕上がり設定(パナソニック LUMIXだとフォトスタイル)」などを調整することで、よりレトロな雰囲気にできるだろう。

 

次の写真では、往年の白黒写真をイメージして、ハイコントラストでダイナミックなモノクロ描写が得られる「L.モノクロームD」の設定を使用した。

パナソニック LUMIX G9 PRO LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(14mmで撮影) 絞り優先オート F8 1/60秒 ISO320

 

続いては、温かみのある色調にするため、まずホワイトバランスを「日陰」に設定。そのうえで、レトロな雰囲気が得られるフォトスタイルを探る。いろいろ見比べた結果「シネライクV」が良い雰囲気。さらに、色褪せた感じに仕上げるため、彩度を「-5」に調整した。

パナソニック LUMIX G9 PRO LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(60mmで撮影) 絞り優先オート F4 1/320秒 WB:日陰 ISO200

 

↑こちらが調整前(ホワイトバランス「オート」、フォトスタイル「スタンダード」で撮影)。悪くはないが、まあ、ごく普通の“無難な仕上がり”である

 

そして、青梅の街並みを散策したあとは、再び青梅線の奥多摩行きに乗車した。

 

青梅駅を出発し、奥多摩方面へ移動中。車窓から見える“流れる周囲の木々”を低速シャッターで撮影し、列車の疾走感を表現した。

パナソニック LUMIX G9 PRO LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(12mmで撮影) シャッター優先オート F8 1/8秒 WB:オート ISO200

 

そうこうしているうちに、電車は目的の沢井駅に到着。ホームに降り立ち、標準ズームの広角域で、木製の案内板と乗ってきた列車を写し込んだ。

パナソニック LUMIX G9 PRO LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(12mmで撮影) 絞り優先オート F8 1/60秒 WB:オート ISO200

 

沢井駅から多摩川沿いに出て、吊り橋を渡って対岸の寒山寺へ。そこから、いま渡ってきた吊り橋の「楓橋」を入れながら渓谷風景を撮影する。

パナソニック LUMIX G9 PRO LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.(12mmで撮影) 絞り優先オート F8 1/60秒 -0.3補正 WB:オート ISO320
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