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2016/5/22 12:00

末っ子は“八方美人”!? JH Audioのイヤホン「THE SIREN」シリーズに「ROSIE」登場

アステル&ケルンとJH Audioのコラボによる「THE SIREN」シリーズから、エントリークラスのイヤホン「ROSIE(ロージー)」が5月27日に発売されます。実売価格は13万9980円。予約は5月20日より開始しています。

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ROSIEは、JH Audioが手掛けるユニバーサルイヤホン第2世代シリーズで、「Layla II」、「Roxanne II」、「Angie II」に続く4番目のモデル。

 

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低域・中域・高域に各々2個の新設計カスタムドライバーを搭載(計6個)。上位モデルと同様、JH Audioの独自技術を受け継ぎ、エントリーモデルながら高品質な音楽再生を実現します。

 

本体は、Angie IIと同様、アルミボディ+アルミベゼル+カーボンフェイスプレートを採用。各帯域の位相を正確に制御するステレンレススティールチューブ・ウエーブガイド「FregPhaseテクノロジー」や、低域調整機能「Variable bass」も搭載しています。

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MOON AUDIO製の3.5mm/3極プラグケーブルと、2.5mm/AKバランスケーブルの2種類のケーブルが付属しており、AKシリーズと組み合わせてバランス再生が楽しめます。

↑バランスケーブルも付属
↑バランスケーブルも付属

 

個性的な姉たちと違いまとまりのある音質

編集部では発売前の製品をお借りできたので、簡単な音質インプレッションをお届けします。再生にはAK100IIを使い、3極アンバランスケーブルで接続しています。

Layla II、Roxanne II、Angie IIの上位3機種は、いずれも個性的なサウンドで「オーディオ界の最強3姉妹」として知られていますが、末っ子となるROSIEはシリーズの中では1番まとまりのある音質と感じました。

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↑左からAngie II、Roxanne II、Layla II

SIRENシリーズの特徴である“存在感のある低音”が他モデルに比べて控えめで、厚みのある中域に個性を感じるサウンド。ボーカルものなどをしっとり聴かせてくれそうな印象です。解像度の高さは上位機種譲りで、細かな音もしっかり聞き取れます。

 

ややもすると聴く人やジャンルを選んでしまう姉たちに比べて、誰からも好かれそうなまとまり感がありますが、言い換えれば“没個性”的な印象も。エントリークラスに位置付けられているので、広く多くの人に受け入れてもらえるサウンドを狙っているのかもしれません。

 

末っ子ROSIEの登場で4姉妹となったTHE SIREシリーズ。ぜひ全モデルを試聴して、お気に入りのモデルを見つけてみてください。

 

【URL】
アユート http://www.aiuto-jp.co.jp/
ROSIE http://www.iriver.jp/products/product_134.php