多忙なビジネスマンにとって、自宅で趣味に没頭できる時間は貴重なもの。様々な〝制約〟を乗り越えて、映像や音楽などのエンタメコンテンツに没頭するためのデジタルギアを、その道のプロが紹介します!
【わたしが解説します】
テクニカルライター/湯浅顕人さん
GetNavi本誌AV製品担当/川内一史
【その1】空いている時間に応じて「時短」でムダなく見る
東芝
レグザタイムシフトマシン DBR-M4008
実売価格12万9470円
最大7ch×約15日ぶんの番組を全録できるBDレコーダー。録画した番組は3段階の「時短」再生に対応し、空いている時間に応じて番組を短縮して楽しめます。専用アプリを利用すればスマホでも番組を視聴でき、テレビとの切り替えもスムーズです。
SPEC●内蔵HDD:4TB●SeeQVault:対応●チューナー:地デジ×7、BS/110度CS×6●接続端子:HDMI出力×1、USB×3、LAN×1ほか●無線LAN:内蔵●サイズ/質量:W430×H59×D219mm/約3.0kg
【ここがポイント】
録画番組を「消化」するポイントは、いかにムダを省けるか。好きな番組だけを、見たいときに見られるのが東芝レグザの「タイムシフトマシン」機能です。スマホでのリモート視聴も駆使すると、消化がさらに捗ります。(川内)
【その2】全録&レコメンドAI機能で好みの番組を効率良く視聴
東芝
レグザ 49Z730X
実売価格20万5070円
4Kチューナーを2基搭載する49V型液晶テレビ。最大6chの番組を外付けHDDに全録できる「タイムシフトマシン」を搭載します。AIレコメンドシステム「みるコレ」がユーザーの好みを学習して、膨大な録画番組からオススメしてくれるのが便利。
SPEC●画面サイズラインナップ:65V、55V、49V、43V型●パネル:IPS液晶●チューナー:BS 4K/110度CS 4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●サイズ/質量:W1105×H705×D235mm/16.5kg(スタンド含む)
【ここがポイント】
AI機械学習を使ったレコメンドシステム「みるコレ」が、ユーザーの視聴傾向を学んで精度の高いレコメンドをしてくれます。それ以外にも、「みるコレパック」や「シーン検索」など便利な機能が豊富に搭載されています。(川内)
【その3】メッシュWi-Fi対応ルーターなら2台で2階建て戸建の全域をカバー
TP-Link
Deco M4
実売価格1万4450円
TP-Link メッシュ Wi-Fi システム 無線LAN AC1200 867 + 300 Mbps デュアルバンド 中継器 Deco M4 2ユニッ...
「メッシュWi-Fi」方式で電波を強化する2台1組のデバイス。使い方は、1台をインターネット回線に接続し、もう1台を電波が弱いエリアとの中間地点に設置するだけ。転送速度の低下を防ぎ、ネット動画コンテンツなどを快適に視聴可能です。
SPEC●ワイヤレス規格:9/n/11ac(5GHz)、11b/g/n(2.4GHz)●内蔵アンテナ:2本●転送レート:最大867Mbps(5GHz)、最大300Mbps(2.4GHz)●暗号化方式:WPA-PSK,WPA2-PSK●サイズ:φ90.7×H190mm(1本)
【ここがポイント】
メッシュ型Wi-Fiは意外と手軽に導入できるため、デジタル機器にさほど詳しくない人にもオススメ。なかでも本機はかなりリーズナブルな価格ですが、十分な効果を発揮してくれます。(湯浅さん)
【その4】スマートスピーカーにもなるWi-Fi中継機
ネットギア
Orbi Voice Wi-Fi
実売価格6万6480円
メッシュWi-Fiの親機となるOrbiルーターと、Amazon Alexa対応のスマートスピーカーとしても使える子機のセット。ハーマンカードン製の高音質ユニットを採用し、Spotifyなどのストリーミング再生を手軽かつ高音質で楽しめます。
【ここがポイント】
一軒家やメゾネットタイプの部屋などの広い住宅ならルーターの子機も活用したいところ。スマートスピーカーとしても使えるセットなら一石二鳥です。(川内)
【その5】BDレコーダーのHDDに全部入れて高音質のミュージックサーバーに!
パナソニック
おうちクラウドディーガ DMR-BRG3060
実売価格9万1670円
3TBの内蔵HDDに、音楽CDの曲を取り込めるBDレコーダー。取り込み時にハイレゾ相当にアップコンバートすることもできます。「サウンドジャンプリンク」対応のステレオシステムやスピーカーと組み合わせてのワイヤレス再生に対応します。
SPEC●チューナー:地デジ/BS/110度CS×6●対応音声形式:WAV/FLAC/DSD/AIFF/ALAC/AAC/MP3●接続端子:HDMI×1、光音声出力×1、USB×2、LAN×1ほか●サイズ/質量:W215×H80×D215mm/2.4kg
【ここがポイント】
音源をデジタル化することで、部屋が片付くだけでなく、様々なデバイスで手軽に聴けるようになるのもポイント。それまで気づかなかった、曲の新しい魅力を発見するきっかけにもなります。(湯浅さん)
【その6】PCとUSBで接続してレコードの曲を保存できる
ソニー
PS-LX310BT
実売価格2万6870円
Bluetooth対応のスピーカーやヘッドホンなどと接続して、ワイヤレス再生を楽しめるレコードプレーヤー。PCとUSB接続すれば、レコードの音源を曲ファイルとして保存することもできます。
【ここがポイント】
人気のデジタル録音機能に加え、Bluetooth伝送機能も搭載。手軽にアナログレコードを再生して楽しめます。(川内)
【その7】CD音源をスマホへPCレスで取り込める
アイ・オー・データ機器
CDRI-W24AI2
実売価格1万2180円
内蔵ドライブに音楽CDをセットし、Wi-Fi経由でスマホに曲を転送できるデバイス。専用アプリ「CDレコ」を利用してスマホ内の曲を一括管理でき、インターネットで取得した歌詞の表示も可能です。
【ここがポイント】
CDプレーヤーを持っていない方やディスクドライブのないノートPCをお使いの方にオススメ。独自の再生回数ランキングリストなども備えています。(川内)
時間がない、大きな音を出せないなどの様々な制約も、シーンに応じてアイテムを使いこなせば気にならなくなります。ぜひ、ご自分の環境に合ったアイテムを見つけて、自分だけの時間を楽しんでみて下さい。
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