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2019/10/17 18:00

ソニーの新ウォークマンがAndroid OS搭載に! 初代機を模した40周年モデルも登場

ソニーは、音楽ストリーミングサービスに対応したAndroid OS搭載のウォークマン「NW-ZX500シリーズ」と「NW-A100シリーズ」を11月2日に発売します。実売予想価格は、NW-ZX507(内蔵ストレージ64GB)が8万円前後、NW-A105(同16GB)が3万2000円前後、NW-A106(同32GB)が3万7000円前後、NW-A107(同64GB)が4万7000円前後。イヤホンが付属するNW-A105HN(同16GB)は3万9000円前後(いずれも税抜)。

↑ZX500シリーズはシルバーとブラックの2色

 

↑A100シリーズはレッド、ブルー、アッシュグリーン、オレンジ、ブラックの5色

 

また、ウォークマン誕生40周年を記念したアニバーサリーモデル「NW-A100TPS」の予約受付をソニーストアオンラインにて10月16日よりスタートします。こちらは、NW-A105をベースに背面ロゴデザインや、初代ウォークマンTPS-L2デザインのソフトケースを同梱した期間限定モデル。内蔵ストレージは16GBのみ。11月14日より順次出荷される予定です。価格は4万2000円(税抜)。

↑期間限定のアニバーサリーモデル「NW-A100TPS」。カラーはブラックのみ

 

ストリーミングもネット動画も高音質で楽しめる「ZX500」

ZX500シリーズは、2017年に発売されたZX300シリーズの後継モデル。新たにAndroid OSを採用し、アプリを追加することでSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスに対応することが特徴。ソニーが培ってきたフルデジタルアンプ「S-Master HX」や、アップコンバート技術「DSEE HX」によって、ストリーミング音源やネット動画なども高音質で楽しめます。

↑ZX500シリーズ(ブラック)。底部が丸みを帯びたデザインに変更されています

 

 

本体には3.6型のHDタッチパネル(1280×720ドット)を搭載。筐体には総削り出しアルミシャーシを使用するほか、筐体と基板の間に銅を切削加工し金メッキ加工を施したブロックを設置し、ノイズや不要な振動をブロックしてS/Nを高めています。出力端子は3.5mmステレオミニ端子と4.4mmバランス端子を搭載。実用最大出力は、アンバランス接続時が50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時は200mW+200mW(16Ω)。

↑筐体の構造イメージ

 

↑ステレオミニと4.4mmバランスの2つの出力端子を備えています

 

↑側面には物理ボタンを搭載

 

ハイレゾ音源の再生は、PCMが384kHz/32bit、DSDは最大11.2MHzまで再生可能。ワイヤレスでもハイレゾ相当の音が楽しめるLDACやaptX HDコーデックに対応するほか、SBC/AAC/aptXコーデックもサポートしています。

 

また、従来のウォークマンシリーズで採用されてきたWMポート端子が廃止となり、充電やデータ伝送用端子としてUSB Type-C端子を採用しています。連続再生時間は、ステレオミニ出力時で約20時間、バランス出力時で約19時間、Bluetooth(SBC)送信時で約11時間(いずれもMP3/128kbps再生時)。充電時間は約6.5時間(満充電)。

↑充電&データ伝送がUSB Type-C端子になりました

 

本体サイズ(最大外形寸法)はW57.9×H122.6×D14.8mm、質量は約164g。付属品はUSB Type-Cケーブル、USB Type-C端子キャップ、ステレオミニ/バランス端子キャップ各1つ。

 

コンパクトなエントリー機「A100」はイヤホン付属モデルに注目

NW-A100シリーズは、2018年発売のA50シリーズの後継モデル。こちらもZX500シリーズ同様にAndroid OSを採用し、幅広い音楽ストリーミングサービスに対応しています。また、「S-Master HX」や「DSEE HX」といった高音質化技術も搭載しており、様々な音源データを高音質に再生可能。

↑NW-A100シリーズ(ブルー)

 

筐体は、従来同様に持ち運びやすいコンパクトデザインを踏襲。アルミ材を削り出したシャーシにより、エントリーモデルながら高い質感を備えています。本体側面には物理ボタンも搭載。バッグやポケットに入れたままでも、音楽の再生/停止、曲送り/曲戻し、音量調節などの基本操作がしやすくなっています。

↑アルミ材を削り出したシャーシ

 

液晶画面は3.6型のHDタッチパネル(1280×720ドット)を採用。出力端子はステレオミニ端子のみ。ハイレゾ音源の再生は、PCMが384kHz/32bit、DSDは最大11.2MHzまで再生可能(DSDはPCM変換して再生)。Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACをサポートしています。

 

イヤホン付属モデルNW-A105HNには、サイズがコンパクトになった新イヤホン「IER-NW510」が同梱されます。こちらは、A100シリーズと組み合わせることで、ノイズキャンセリング機能(NC)や外音取り込み機能を利用可能。さらに、A100シリーズ接続時には音質も最適化されます。

↑イヤホン付属モデル「NW-A105HN」(ブルー)

 

ZX500シリーズ同様、充電&データ伝送用端子にUSB Type-C端子を採用。連続再生時間は、NC ON時で約21時間、NC OFF時で約26時間、Bluetooth(SBC)送信時で約10時間(いずれもMP3/128kbps再生時)。充電時間は約5.5時間(満充電)。

 

本体サイズ(最大外形寸法)はW55.9×H98.9×D11.0mm、質量は約103g。付属品はUSB Type-Cケーブル、USB Type-C端子キャップ。

 

こだわり仕様の40周年アニバーサリーモデルは必見!

1979年に発売された初代ウォークマンの誕生40周年を記念したアニバーサリーモデルNW-A100TPSは、A100シリーズをベースに、背面に40周年記念のロゴプリントを施し、初代ウォークマンTPS-L2デザインのソフトケースや2種類のステッカーを同梱した期間限定モデル。パッケージも初代のデザインを再現しています。

 

専用ソフトケースは、プリインされたカセットテープ再生時をイメージしたスクリーンセーバーが覗く小窓がデザインされており、まるで初代ウォークマンで音楽を聴いているような懐かしい気分を味わえます。また、MP3やFLACなど再生する音源のフォーマットの違いによってカセットのデザインが変わったり、再生している楽曲のアーティスト名や曲名がテープのラベル部分に表示されたりするなど、細部までこだわった仕様が満載。なお、カセットテープ再生のスクリーンセーバーは、通常のA100シリーズやZX500シリーズにもプリインされています。

↑カセットテープを再生しているかのようなデザインが楽しいスクリーンセーバー。なんと実際にデッキでカセットテープを再生する様子を録画して使用しているそう

 

↑再生時にはテープが回転し、本当にカセットテープを再生しているように見えます

 

こちらは期間限定販売で、予約受付期間は2019年10月16日13:00 ~ 2019年12月15日23:59まで。欲しい方はお早めにソニーのオンラインストアでご予約を!

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

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