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2020/1/14 18:45

2020年のオーディオトレンド全部入りのSHUREの新シリーズ「AONIC」! その気になる中身を解説

日本でも人気のイヤホン・ヘッドホンのブランドSHURE(シュア)が、初のANC機能搭載ワイヤレスヘッドホンや完全ワイヤレススタイルのBluetoothアダプターなど「AONIC(エイオニック)」シリーズなど、2020年のCESで注目の新製品を発表しました。今回は、各製品の詳細をレポートします。

 

シュア初のNC搭載ワイヤレスヘッドホン「AONIC 50」

「AONIC 50」はシュア初のアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。北米では春から399ドル(約4.3万円)で販売を予定しています。カラバリはブラックとブラウンの2色。

↑ANC機能を搭載したワイヤレスヘッドホン「AONIC 50」

 

↑カラバリはブラウンとブラックが揃います

 

こちらには、同社が独自にチューニングした高性能なANC機能、外音取り込み機能「Environment Mode」が搭載されています。ANCは3段階、外音取り込みはオフを含む11段階からコンパニオンアプリを使って調節できます。

↑イヤーカップの側面にあるスイッチでANCのオン・オフ、外音取り込みが選べます

 

ゆったりとしたデザインのアラウンドイヤースタイルとしたほか、本体がとても軽量なのでとてもよい装着感が得られます。CESの会場では展示用のiPhoneとペアリングした状態でいくつかの曲を聴くことができました。シュアのガツンと来る中低域のイメージよりも、全体にバランスの取れた上品なサウンドに方向を少しシフトさせている印象です。

↑やわらかいイヤーパッドを採用。2Dフォールド機構を採用しています

 

ANCをフルに効かせたセットアップでの消音効果はとても高く、不自然な内圧も感じません。外音取り込みもスムーズ。マイクロフォンのブランドでもあるシュアらしい丁寧なチューニングです。

 

Blutoothオーディオのコーデックはとても幅広く対応しています。開発を担当したシュアのトーマス・バンクス氏によるとaptX HD/aptX LL/aptX ClassicとAAC/SBCのほかに、同社の製品として初めてLDACにも対応しているそうです。

 

USB Type-C端子は充電用途だけでなく、デジタル接続による最大96kHz/24bit対応の有線ハイレゾ再生も楽しめます。

↑USB Type-Cに接続するとデジタル有線リスニングが可能

 

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