AV
2020/2/12 13:00

ビジネスマンとの相性◎なワイヤレスオーディオが出た!ハーマンカードン「FLYシリーズ」の仕事力を解説

「Harman Kardon(ハーマンカードン)」は、ハイクオリティなスピーカーで知られるアメリカ生まれの老舗オーディオブランド。特にカーオーディオは欧州高級車にも採用され、クルマ好きであれば「一度はハーマンカードンをマイカーに載せたい」と思う憧れのブランドです(実際、音もとても良い)。

 

そのHarman Kardonから、待望のワイヤレスオーディオ「FLY」シリーズがついに登場しました! このFLYシリーズは、オーディオブランドならではの高い音響技術に加え、ブラックを基調とした美しいデザインが融合。大人が持つにふさわしい品格を備えています。

 

「いやいや、オーディオなんて大体のモデルが黒でしょ。デザインに違いあるの?」とお思いの方、本シリーズは、黒を高級感のある質感にこだわって表現。シンプルな意匠のなかにプレミアムが宿っているので、ぱっと見で「イイモノ持ってるな」というのが伝わります。だから、ビジネスマンにこそ所有してもらいたい一台。

 

では、その詳細は?ということで、Harman Kardon FLYシリーズの3モデルを、その音質やオススメの使用シーンと合わせて紹介します。

 

移動や出張の多いビジネスマンに最適なノイキャンヘッドホン

Harman Kardon

FLY ANC

2万7280円

まず紹介するのが、高級感のあるレザー調の質感と、四角いイヤーパッドが特徴的なワイヤレスヘッドホン。周囲の騒音を抑えてノイズレスな環境を実現する「ハイブリッドノイズキャンセリング機能」を搭載。飛行機や電車の中でも、ハーマンカードンならではの高音質なサウンドを楽しめます。Googleアシスタント、Amazon Alexaの音声アシスタント機能にも対応。ワイヤレス使用時は最大約20時間の連続再生が可能(ノイズキャンセリング機能 ON時)。付属のケーブルを使って有線接続することもできます。

SPEC ●周波数特性:16Hz~22kHZ ●対応コーデック:SBC、AAC ●使用時間:最大約20時間(BT接続/ANC ON時)、最大約30時間(BT接続/ANC OFF時) ●充電時間:約2時間(15分の充電で約2.5時間使用可能) ●質量:約281g(ケーブル含まず) ●付属品:充電用ケーブル(microUSB)×1、キャリングケース ×1、1ボタンリモコン付ケーブル×1、フライトアダプター×1、3.5mオーディオケーブル×1

 

【こんなシーンでオススメ】

ハイブリッドノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドホン「FLY ANC」は、周囲のうるさい雑音を消して、移動の合間でも仕事に集中することができるので、移動や出張の多いビジネスマンに最適です。実際に地下鉄の車内で試してみたところ、走行時のゴーッという低周波をしっかり消して、静かな環境で音楽を聴くことができました。

 

四角いイヤーパッドは、一般的なヘッドホンと明らかに違う存在感で「デキるビジネスマン感」が漂いつつ、悪目立ちもしません。また、イヤーパッドは肉厚で、しっかりフィットしてくれるので、長時間装着していても耳が痛くなりにくく、海外へのフライトなどの長時間の移動の際も快適に使えそうです。フライトアダプターデザインとが同梱されているので、機内で映画などを見る際に有線でも使用OK。デザインと機能が見事に融合したモデルといえるでしょう。

↑飛行機や新幹線の中といった騒音のある環境でも、ノイズを消してリラックスすることができます

 

また、ヘッドホンは折りたたみ可能で、同梱されるキャリングケースに収納すれば、カバンの中でも邪魔にならず手軽に持ち運べるのがうれしいですね。充電用のUSBケーブルやオーディオケーブルもポケットに入れて一緒に持ち運べます。このあたりの「聴く」だけでなく、「所有する」までしっかりカバーするところが本ブランドの真骨頂。出張先や出先のカバンの中がぐしゃぐしゃだったら、テンションも下がりますし、取引先にでも見られてしまった日には「コイツ、仕事できなそうだな」ということになりかねません。

↑ヘッドホンはコンパクトに折りたたんでケースに収納可能。持ち運びも楽々です

 

【音質をチェック】

老舗のオーディオブランドらしく、その音質はクセのない上質なフラットサウンドで、どんなジャンルの音楽にもマッチします。また、ノイズキャンセリング機能を使えば、騒がしい屋外などでもボリュームを上げずに微細な音までしっかり聴き分けることが可能。

 

専用アプリ「My harman/kardon Headphones」を使えば、EQを変更して好みの音質に調整することもできます。音の余韻まで感じさせるワンランク上の音質は、屋外や移動中でもどっぷり音楽に浸りたい方にオススメです。ビジネスシーンでこうした質の高い一台を持っておくのは重要。商談前には気持ちを高め集中するのに活躍、帰りには緊張をほぐしてリラックスさせてくれる存在として、良いビジネスパートナーになってくれるはずです。

 

 

スーツ姿にも合うシックなワイヤレスイヤホン

Harman Kardon

FLY BT

1万780円

続いては、シックでシンプルなデザインで、日常使いにピッタリなワイヤレスイヤホン。AACやaptXといった高音質コーデックに対応しているので、iPhoneでもAndroidでもクリアなサウンドが楽しめます。両側のイヤホンをつなぐケーブルは絡みにくいファブリック素材を使用。リモコンのマルチファンクションボタンを押すだけで、音声アシスタント機能を呼び出すこともできます。イヤホン部分はIPX5相当の防水仕様。最大約8時間の連続再生が可能です。

SPEC ●周波数特性:20Hz~20kHZ ●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●使用時間:最大約8時間 ●充電時間:約2時間(15分の充電で約2時間使用可能) ●質量:約17g(ケーブル含まず) ●付属品:充電用ケーブル(microUSB)、キャリングポーチ、イヤーチップ(S/M/L)

 

【こんなシーンでオススメ】

シンプルで使いやすいワイヤレスイヤホンは、どこでもサッと取り出して手軽に音楽が楽しめる普段使いに最適なモデル。最大8時間の再生が可能なので、ちょっとした移動や休憩時など断続的に使っていても、1日中安心して利用できます。イヤホン部分にはマグネットを内蔵しており、使わないときはイヤホン同士をくっつけておけば、スッキリ見えて首に掛けていてもだらしない印象を与えません

 

デザインは、レザー調の素材にメタリックな装飾をあしらったワンポイントが洗練された印象で、スーツ姿で装着しても違和感がなく、オフの日の私服でもコーデを格上げするアクセントになってくれそう。それがアラウンド1万円で購入できるのだからコストパフォーマンス面でも優れているといえるでしょう。

↑スーツ姿にもマッチするシンプルでスタイリッシュなデザイン

 

【音質をチェック】

FLY ANCと同様、クリアで上質なサウンドの方向性を保ちながら、音に少しメリハリをつけることで元気のある印象に。主張し過ぎない低音も心地よく、音楽を楽しく聴けるチューニングに仕上がっています。毎日の通勤やちょっとした休憩のときなど、カジュアルに音楽を楽しみたい場合にピッタリです。

 

 

多機能でスタイリッシュな完全ワイヤレスイヤホン

Harman Kardon

FLY TWS(2020年春発売予定)

実売予定価格2万1780円

ブランド初となる完全ワイヤレスイヤホンは、クールでスタイリッシュなデザインが特徴。タッチ操作が可能で、イヤホンを耳から外さなくても一時的に会話することができる「トークスルー機能」や、イヤホンを着けたまま周囲の環境音を聞き取りやすくする「アンビエントアウェア機能」など、最新の機能も備えています。イヤホンはIPX5相当の防水性能を備え、ちょっとした雨でも気にせず使用可能。Google アシスタントやAmazon Alexaなどの音声アシスタント機能にも対応しています。

SPEC ●周波数特性:10Hz~20kHZ ●対応コーデック:SBC、AAC ●使用時間:最大約6時間(イヤホン単体)、充電ケース併用で最大約20時間 ●質量:イヤホン左右各7.5g、充電ケース約58.5g ●付属品:充電用ケーブル(USB Type-C)、イヤーチップ(S/M/L)、

※仕様は変更となる場合があります

 

【こんなシーンでオススメ】

左右のイヤホンをつなぐケーブルがないので、混雑する電車の中などでも引っかかりを気にせずストレスフリーに使用できます。また、イヤホンを使用しないときはケースに収納しておけば充電ができ、取り出すときも面倒なケーブルの絡まりなどがなくサッと装着可能

↑満員電車の中でもストレスなく音楽を聴くことができます

 

↑ケーブルの絡まりもなく、ケースからイヤホンを取り出してサッと装着できます

 

あとは、何といっても旬のジャンルである「完全ワイヤレスイヤホン」なので、こだわって良いものを持ちたいという人にはうってつけ。レザー調の素材を使ったケースはとてもコンパクトで、シャツやジャケットの胸ポケットに入れられます。かつ、上品さもバッチリ。「え、これ、イヤホンのケースなんですか!?」と驚かれ、センスを評価されること請け合いです。

↑レザー調の素材が高級感を漂わせるイヤホンケース

 

【音質をチェック】

発売前につき実際に音を聴くことはできませんでしたが、FLY ANCやFLY BTのサウンドから想像するに、くもりのない上質な音質に仕上げられていると予想されます。既存の完全ワイヤレスイヤホンは低音が強調される傾向にあるので、同ブランドならではのバランスの取れたサウンドをどこまで再現できるのか期待が高まります。また、イヤホンをつけたまま周囲の音を聞ける「トークスルー機能」や「アンビエントアウェア機能」にも注目です。

 

 

アプリを使えばさらに便利に

FLY ANCやFLY TWSは、「My harman/kardon Headphones」アプリ(無料)に対応し、アプリ上から様々な操作や設定が可能です。例えば、FLY ANCならノイズキャンセリング機能のオンオフや、EQ(イコライザー)の設定、バッテリー残量の確認、ボイス・アシスタントの選択が行えます。

↑FLYシリーズ用のアプリ「My harman/kardon Headphones」。日本語化されているので使いやすい

 

EQは「JAZZ」や「VOCAL」など3種類のプリセットが用意されており、曲やジャンルによってEQを使い分けることができます。

↑アプリのEQ選択画面。3種類のプリセットが用意されています

 

各プリセットの音の変化を確認してみたところ、「JAZZ」は高域と低域を上げてメリハリのあるサウンドに、「VOCAL」は中域を持ち上げて歌声を前面に押し出す感じに、「BASS」は低域だけをブーストしてビートの効いたサウンドに変わりました。音楽を再生しながら、どのプリセットが合うのか色々試してみるのもおもしろいかもしれません。

 

また、もっと細かく音質を調整したいというこだわり派には、オリジナルEQを作成するのがオススメ。タッチ操作で各音域のレベルを調整するだけで、簡単に自分好みの音質をセットすることができます。「もうちょっと低音が欲しい」「大好きなアーティストの声がもっとよく聞こえるようにしたい」など、自分の好みの音質を探すのも楽しいですよ。

↑オリジナルEQを作成することも可能

 

ワンランク上のクオリティーを求めるビジネスマンに

忙しく動き回る現代のビジネスマンのために生まれたHarman Kardon「FLY」シリーズは、デザイン・サウンド・テクノロジーの3つを高いレベルで実現したハイクオリティーな仕上がりが特徴。ほかとは違うワンランク上の品質を求める方に最適なワイヤレスオーディオとなっています。

 

【FLYシリーズ共通の特徴】

■素材感を生かした、スーツにもカジュアルにも合うスタイリッシュなデザイン

■老舗オーディオブランドならではのバランスの取れた上質なサウンド

■ノイズキャンセリング機能やトークスルー機能、専用アプリによるEQ調整など最先端のテクノロジーを搭載

 

出張や移動時のお供に、また毎日の通勤やプライベートな時間などにも、ご自分のスタイルに合ったFLYシリーズを見つけてみて下さい。

 

モデル:吉本 貢(ABP inc.)