4K液晶モデルは最新技術「クラウドAI」対応モデルがオススメ
4K液晶レグザの2020年モデルのラインナップは、地デジ放送最大6chを同時録画できる「タイムシフトマシン」機能を搭載した「Z740X」、ネット動画をより美しく再生する「ネット動画ビューティー」機能を新たに備えた「M540X」、レグザエンジンGを搭載した「C340X」の3機種。
このうち、Z740XとM540Xには、クラウド上から番組ごとに映像調整データをダウンロードして最適化する「クラウドAI高画質テクノロジー」(※)が搭載されています。このクラウドAI高画質テクノロジーは、開発中の次世代「8Kレグザエンジン」にも用いられている新技術で、今回初めて実用化されたもの。
※:同機能への対応は2020年6月以降になる見込みで、機能を利用するためにはテレビをネットに接続する必要があります
4K液晶レグザ Z740X
サイズ:65型、55型、50型(50型のみ5月下旬発売予定)
実売価格:65型/31万5180円、55型/22万8690円、50型/(予価)19万8000円
Z740Xは、新開発エンジン「レグザエンジンCloud PRO」を搭載した4K液晶最上位モデル。前述の「クラウドAIテクノロジー」に対応するほか、地デジ放送を4K解像度に変換して高画質で楽しめる「地デジAIビューティPRO」を搭載。さらに、ネット動画も高画質で再生する「ネット動画ビューティPRO」を新たに搭載しています。また、LEDバックライトは全面直下型を採用。
音声面では、新型25mmシルクドームツイーターと大型バスレフボックスの「クリアダイレクト2ウェイスピーカー」に、高性能ダブルウーファーと4個のパッシブラジエーターを対向配置した「クワッドパッシブ重低音バズーカウーファー」を組み合わせた「レグザ重低音バズーカオーディオシステム PRO」を採用。総合出力80Wのマルチアンプ駆動により、臨場感のあるサウンドを再生します。
また、地デジ放送を最大6chまで同時録画できる独自の「タイムシフトマシン」機能も搭載。別売のUSB HDDを接続することで、テレビだけで録画が行えます。チューナーは、新4K衛星放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各2基搭載。
4K液晶レグザ M540X
サイズ:65型、55型、50型、43型(65型と55型は4月中旬発売予定)
実売価格:65型/(予価)18万7000円、55型/(予価)14万3000円、50型/11万5000円、43型/9万9000円
M540Xは、「レグザエンジンCloud」を搭載した4K液晶のスタンダードモデル。「クラウドAIテクノロジー」のほか、「地デジビューティX」や「ネット動画ビューティ」、「おまかせAIピクチャー」など、上位機種譲りの機能を備えています。
音声面では、総合出力20Wの「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。チューナーは、新4K衛星放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各2基。
サイズ:55型、50型、43型
実売価格:55型/13万2000円、50型/11万円、43型/9万3500円
エントリーモデルのC340Xは、軽快な動作性を実現する「レグザエンジンG」を搭載。「クラウドAIテクノロジー」や「ネット動画ビューティ」は備えていないものの、「地デジビューティX」や「おまかせオートピクチャー」などの高画質化機能を搭載しています。チューナーは、新4K衛星放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各2基搭載。シンプルで手ごろな価格の4Kテレビが欲しい方にオススメです。
東芝レグザを狙うなら、唯一無二の「タイムシフトマシン」機能を搭載したモデルを選びたいところ。また、地デジ放送の4Kアップコンバート画質にも定評があるので、4Kテレビを購入しても視聴するのは地デジが多いかも……という方にもオススメです。
※記事中の実売価格はすべて2020年3月10日現在のものです
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