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2021/7/16 13:00

自然なカラーや高いコントラストが魅力、独自技術を満載したTCLの4Kスマートテレビ「C825」シリーズなどが登場

 

TCLジャパンエレクトロニクスは、4Kチューナー搭載のAndroidテレビ4シリーズ7機種を発表。8月上旬から順次発売します。

 

独自技術やサウンドバー搭載のプレミアムモデル「C825」シリーズ

「C825」シリーズは、画質と音質にこだわったプレミアムモデルです。本シリーズの特徴は、パネルの裏側に量子ドットフィルムを搭載し、青色LEDライトをフィルムに照射してナノメートルサイズの粒子に吸収させ、波長の違う色に変更する独自の量子ドットLED技術「QLED」を採用した点。これにより、従来のTCL製4K液晶テレビに比べて、より豊かで自然に近いカラーを実現したとしています。

 

↑C825シリーズ

 

↑QLEDイメージ図

 

また、パネルの直下に数千個のミニLEDライトを搭載したうえ、そのミニLEDライトをエリアごとに制御する「ローカルディミング」技術を採用。暗部は暗く、明部は明るくと細かく調整できるため、コントラストが高まり、風景の奥行感や素材の質感をリアルに再現できます。

 

↑ローカルディミング

 

このほか、独自の120Hz倍速駆動技術「MEMC」や、フロントサウンドバーとサブウーファーを搭載。さらに、新4K衛星放送に採用されている高画質技術HLGのほか、HDR10などの高画質規格にも対応しています。

 

ラインアップは、65V型と55V型の2機種で、8月上旬から発売です。市場想定価格は65V型モデルが25万円前後(税込)、55V型モデルが20万円前後(税込)。

 

画面の明暗をくっきり分ける高画質技術搭載のハイスペックモデル「C728」シリーズ

「C728」シリーズは、ハイスペックモデルという位置付け。C825シリーズ同様、QLEDを搭載するほか、画面を1296のゾーンに分割し、それぞれのエリアの映像情報を細かく分析する「マイクロディミング」技術を採用しています。この技術により、細かい部分まで明暗をくっきり分けることができ、風景の奥行き感を再現するとのこと。

 

↑C728シリーズ

 

↑マイクロディミング

 

なお、C825シリーズとの主な違いは、ミニLEDライトおよびフロントサウンドバーとサブウーファーが非搭載となっていることです。

 

ラインアップは、9月発売予定の75V型モデルと、8月上旬発売予定の65V型モデルおよび55V型モデルの3機種を用意。市場想定価格は75V型モデルが20万円前後(税込)、65V型モデルが13万円前後(税込)、55V型モデルが11万円前後(税込)となっています。

 

このほか、広色域に対応した50V型の「P725」シリーズとフルハイビジョンの40V型「S5200」シリーズをそろえています。

 

なお、すべての機種がDolby Vision・Dolby Atmosに対応。高画質および3次元の立体音響を実現し、自宅で映画館のような視聴を体感できます。