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カメラ
2016/12/27 19:34

「写ルンです」再ブーム到来! ノスタルジックで味のある写真がどこでも、誰でも、簡単に“撮れルンです”

皆さん今「写ルンです」が再びブームを迎えているというのをご存知でしたか? そう、デジカメやスマホのカメラなんてないフィルムの時代には、旅先などに必ず持っていったあの懐かしの「写ルンです」が、女性の間で流行しているのです。手軽に、安くスナップ撮影を楽しめると、いま特に女性の間で「写ルンです」が再び脚光を浴びています。今回はタレントの松本さやかさんがレクチャーを受け、「写ルンです」で撮った写真とともに、その魅力を説明します。でも結論から先に! 年末年始の旅行は写ルンですで残すのが大正解なんです!

 

30周年のメモリアルイヤーにブーム再来!! ノスタルジックな描写がSNSで人気に!

「写ルンです」は2016年で発売から30周年を迎えたそう。最盛期には観光地に行けば必ず売店でも手に入れることができた「写ルンです」ですが、カメラがフィルムからデジタルに移行するなかで、最近では少しご無沙汰という人も少なくないでしょう。いつしかメインユースは小・中学生の修学旅行ニーズや、デジタルカメラの操作のわからない年配の方の利用が主流になっていました。

 

ところが、30周年のメモリアルイヤーと時を同じくして、とくに旅好き、写真好きな女性や生まれた時からデジタルカメラや携帯電話があった若者たち、いわゆるデジタルネイティブ世代の使用が増えているんです。再ブームのヒミツは、どうやら「写ルンです」のフィルムで撮影した写真のなんとも言えないやわらかな仕上がり、アナログならではのノスタルジックな雰囲気にあるよう。デジタルが当たり前のいま、逆に新鮮に感じて人気のアイテムになったようです。

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↑スマホ世代には新しく、フィルム世代には懐かしい「写ルンです」。手にするだけで会話が弾みます。写真に関するワークショップも開催するWONDER PHOTO SHOP(富士フイルムが運営する直営写真店)の2Fにはフリースペースがあり、マスキングテープやカラーマーカーも無料で自由に使えます

そして、この写ルンですの再ブームを決定的に後押ししたのが、SNSの普及。特に写真がメインのインスタグラムの流行により、「写ルンです」で撮った写真をデータ化してSNSにアップする人が急増しました。ハッシュタグ「#写ルンです」で検索すると、何気ない日常をスナップした、どこか懐かしさを感じさせる素敵な投稿がたくさん見られます。

 

現在のラインナップは3種類。スタンダードなISO400 135フィルムの「シンプルエース」、ISO1600の高感度フィルムと1/200秒のシャッタースピードを組み合わせた「1600 HI-Speed」、水深10mまでの水中写真が撮れる防水カバー付きの「New Waterproof」となっています。

 

<ラインナップ>

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↑写ルンですシンプルエース ¥734(27枚撮り)/¥842(39枚撮り)

 

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↑写ルンです1600 HI-Speed ¥928(27枚撮り)/¥1,010(39枚撮り)
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↑水に強い写ルンです New Waterproof ¥1,706(27枚撮り)

※価格はすべて税込み。2016年12月20日時点の参考価格です。

写ルンです 製品情報

http://fujifilm.jp/

 

使いやすさを意識して、機能を最小限にした「写ルンです」。いつでも、どこでも、誰でも、簡単に撮れるというのは30年間変わらない「写ルンです」のコンセプトになっています。

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↑修学旅行などで自分の写ルンですがわかるようにイラストを書いたりしましたよね。最近では人気イラストレーターがデザインした専用カバーも数量限定で発売されています。各432円(税込み)

そんな懐かしくも新鮮な「写ルンです」の魅力と今どきの楽しみ方をお届けします。

 

フィルムならではのナチュラルな仕上がり! 心が動いたその瞬間を逃さず撮影できる

「写ルンです」ならではの特徴は、いつでも、どこでも、誰でも撮れる気軽さと、現像するまでのドキドキ感。いまどきのスマホのカメラやデジカメはキレイでシャープに写真が撮れますが、キレイすぎるというか、あえていうならナチュラルさに欠ける面があります。その点「写ルンです」で撮った写真は、淡く自然な感じとプラスチックレンズならではの少しにじんだ味わいが感じられます。その味わい深い感覚がデジタル世代には新鮮に感じられるようです。

 

スマホはどこへでも持っていく必需品。カフェやレストランへ行ってスマホのカメラで料理やお気に入りのシーンを写すことも当たり前になってきました。にぎやかなお店であれば気になりませんが、静かなところだとシャッター音が気になることも……。そんな時も「写ルンです」と使い分けてみるのがオススメ。カチッというアナログなシャッター音はとっても控えめなので、周りの迷惑になる心配も少なくて助かります。両方持ち歩くにも、「写ルンです」の軽さは利点です。

 

そうそう、「写ルンです」をさっと構えて撮れば、シャッターボタンを押してタイムラグなく写真が撮れるのもポイント。シャッターボタンを押してから、実際に写真が写るまでの時間差をレリーズタイムラグといいますが、「写ルンです」はそのレリーズタイムラグがほとんどありません。元々、半押ししてピントを合わせる機能もないので、シャッターを押したらその瞬間の写真が撮れます。だから、スマホでカメラアプリを起動するよりも、デジカメの電源を入れるよりも早く、一瞬の感動を逃さず撮影することができるのです。撮られる方も、「写ルンです」なら緊張せずに自然な笑顔になるから不思議です。

 

そんな「写ルンです」は、じつはカメラではありません。正式な呼び名はレンズ付きフィルムです。1990年代からリサイクルシステムを確立し、現像の時に本体を回収した後は、電池以外の部品の約95%以上はリユース、リサイクルしていてとってもエコな商品です。だから使い捨てカメラという呼び方は正しくないのです。

 

どこでも、誰でも、簡単に撮れる「写ルンです」 失敗しないための3つの撮影ポイント

誰もが簡単に撮れますが、3つほど使用する時に気をつけて欲しい注意点があります。

 

1つ目は、太陽の光が入らないところでは必ずフラッシュを使うこと。デジタルに慣れていると明るい室内でフラッシュを使わなくても撮れますが、「写ルンです」は晴れた日の屋外以外はフラッシュ必須です。

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↑左手側にあるフラッシュスイッチを入りにしてランプが点灯したらフラッシュ撮影の準備完了

2つ目は、「写ルンです」は接写に弱いということ。というのも「写ルンです」のレンズは最短撮影距離が0.8~1mとなっているので、それ以上近づくとピントが合いません。撮りたいと思った被写体からは、およそ1m程度は離れて撮るようにしましょう。

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↑ピントが甘くならないように自分撮りする場合はできるだけ腕を伸ばして撮影しよう

3つ目は、撮影する時の持ち方。「写ルンです」はファインダーが素通しになっているので、レンズに指がかかっていても気がつきにくい。指がかかってしまったまま撮影してせっかくの写真も指の部分が真っ黒くなったり、ぼんやりと現像されてきてガッカリすることのないように注意しましょう。

 

《NGな構え》

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↑「写ルンです」はファインダーとレンズが連動していないのでレンズに指がかからないように注意

 

《OKな構え》

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↑レンズに指がかからないようにしっかり持って撮影。ファインダーを覗かずに撮るのもどんな写真になるが楽しみになりそう

 

撮り切った「写ルンです」の楽しみ方はプリントだけじゃない! 写真屋さんで画像データを注文できるんです

「写ルンです」は27枚/39枚撮り。撮影した写真がどんな風に仕上がってくるのか、写真屋さんでプリントを受け取って見るワクワク感はデジカメではあまり味わえないものです。でも今どき写真屋さんも進化しているのです。フィルムカメラだから紙のプリントでしか楽しめない、なんて思っていませんか? 撮り終わった「写ルンです」をお店に出す時に、デジタルの画像データを注文できるんです。これなら「写ルンです」で撮ったノスタルジックな味わいの写真もインスタグラムなどのSNSにどんどんポストできるのです。このフジカラーCDの仕上がりの目安はだいたい中2、3日程度。ビックカメラ渋谷店などの当日仕上げに対応しているお店もあるので、思い出が色あせる前にスマホに移して、SNSにアップすることもできます。

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↑「写ルンです」を撮り切ったらお店でフジカラーCDを注文

 

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↑現像(ネガなし)+データCDのプランは27枚撮りで¥918~(税込み)とリーズナブル

 

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↑出来上がったフジカラーCDをパソコンに入れて「写ルンです」で撮影した画像を取り込もう

 

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↑WONDER PHOTO SHOPではデータ化した画像から缶バッチを作ることもできます。小サイズ¥200~、大サイズ¥500~(いずれも税込み)

 

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↑こちらが松本さやかさんが写ルンですで撮ったお気に入りの1枚。自分を鏡に映したフラッシュ撮影も独特の淡い色合いとともにスタイリッシュに仕上がっています。実際の写真はインスタグラムアカウント@matsusaya1201で

いつでも、どこでも、誰でも簡単に、思い出の瞬間を逃さず撮影できる「写ルンです」。忘れられない風景や思い出に残したいシーンはいつ出会いがあるかわかりません。そう! 撮りたい気持ちは日常にあふれているもの。カバンの中に「写ルンです」を入れて、味のある素敵な写真に「#写ルンです」をつけてインスタグラムに投稿してみてはいかがですか?

 

取材・文=ナナイロ社 撮影=岩井賢一 モデル=松本さやか

 

<取材協力>

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WONDER PHOTO SHOP

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-29-4

http://wonderphotoshop.jp/

 

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【1F】営業時間 11:00 – 20:00|TEL 03-6427-9703

【2F】営業時間 11:00 – 19:00|TEL 03-6427-9709

<第2・第4木曜日は1F・2F共 18:00まで/年末年始を除き無休>

※2016-17年の年末年始は、29日が~18:00までの短縮営業。30日~1月3日は休業。

 

【URL】

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

http://at-living.press

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