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2015/5/18 0:00

飲まない理由が見つからない! トマトジュースのスゴイ秘密

トマトジュースは好きですか? やや青臭いようなクセがあるゆえに好き嫌いがあるジュースでもありますが、トマトジュースには美容や健康にいい魅力がいっぱい! さらに、いろいろな飲み方、食べ方ができる万能ジュース。小さな1本ですが、けっこう、スゴイんです!

 

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トマトに含まれる赤い色素成分「リコピン」がスゴイ!

トマトの栄養価としてよく知られているのが、「リコピン」。美肌にいいとよく聞きますが、なぜいいのでしょうか。
近年、肌老化の元凶として着目されているのが「活性酸素」。リコピンは、この活性酸素の働きを抑制する作用(抗酸化作用)を持っています。しかも、そのパワーは非常に強く、ビタミンEのなんと100倍以上! 抗酸化作用は、シミの原因であるメラニンの生成も抑制するので、美白効果も絶大! 紫外線が気になるこれからの季節に、心強~い味方なんです。
活性酸素が影響を及ぼすのは肌だけではありません! もともと活性酸素は、その強い攻撃力で体内に侵入したウイルスや細菌を退治する役割があるのですが、過剰に増えると健康な細胞や遺伝子まで傷つけて、サビさせてしまうのです。しかも、現代社会は紫外線やストレスや喫煙、飲酒、排気ガスなどにより活性酸素が増加傾向に。酸化してサビついた細胞は、がんや脳卒中、心臓病など生活習慣病の引き金にもなるとも言われています。抗酸化作用のある「リコピン」は、それらの病気のリスク軽減にも、一役買ってくれているというわけです。

 

  生トマトより、カゴメトマトジュースがもっとスゴイ!

そんな「リコピン」を効率よく摂取するためには、「生のトマトが一番!」とも思いがちですが、実はもっとスゴイのが国内でトップのシェアを誇る「カゴメトマトジュース」。
「カゴメトマトジュース」に使われるトマトは、カゴメが保管する7500種ものトマトの種から誕生した「凛々子」。酸味が少なく、ほのかな甘味が特徴なんだそう。そして、このトマトには生食用のトマトの約2~3倍のリコピンが含有! さらに、吸収率も高いのだとか。ジュースならいつでも手軽に飲めるうえ、しかも、生より栄養価が高いとは嬉しい限りです! そして、ジュースのあの「赤色」はもちろんトマトの赤。着色料も保存料も使っていないので、トマトそのものの美味しさがギュッと凝縮。そこも、カゴメトマトジュースのポイントなのだそう。

 

飲むだけじゃない! 料理、デザートに使えてとにかく万能!

健康・美容によくても「毎日飲むのは、ちょっと飽きる」「青臭くて苦手」という人も多いのが、トマトジュース。実は、トマトジュースはただ飲むだけじゃなく、他のドリンクやお酒で割ったり、スープや主食、デザートにも活用できる優れもの。和食、洋食、中華、エスニックとどんなジャンルの料理とも相性抜群です。これからの季節なら、冷やしたトマトジュースにレタスとコーンを入れて、塩・こしょう・オリーブオイルで味つけをした冷製スープや、めんつゆにトマトジュースを加えたつけ汁でいただく、そうめんなどもよさそう!
カゴメが発刊する「カゴメトマトジュースレシピ」には、他にも肉じゃかに加えたり、ドレッシングに加えたりと定番から意外な使い方まで、幅広いレシピが掲載されています。「トマトジュース」の新しい魅力を教えてくれること、間違いなし!

 

(文・カキヌマヨウコ)

 

【文献紹介】
 
20150518_2557_02
 
カゴメトマトジュースレシピ
著者:カゴメ株式会社
出版社:朝日新聞出版
 
こんなモノにもあんなモノにもトマトジュース!? 健康効果が注目されるトマトジュースには、ただ飲むだけではない活用法がいっぱい! ドリンクからスープ、おかずにおやつまで、トマトジュースを愛して80年のカゴメだからこそできるトマトジュースレシピ集。
 
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