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2017/3/20 0:00

これも落ちるの?服を救う汚れ落としの簡単裏ワザ3つ

お気に入りの服に、汚れをつけてしまった!

 
そんな時、まずあなたは何をしますか?
とりあえず洗剤をつけて洗ってみるも汚れが落ちないどころか、さらに汚れが広がってしまった…。なんていう悲劇も、やり方次第では起こりがちです。洋服をダメにしないためにも、汚れの性質に合った正しい落とし方を『LDK 2016年 8月号』(LDK編集部・著/晋遊舎・刊)からみていきましょう。

 

 

色移りしたシャツを救う方法

 

まずは「新しいデニムと白いシャツをうっかり一緒に洗ってしまい、見事にシャツが青く染まってしまった!」という時に使えるシャツの復活法をご紹介。その方法は意外と簡単で、粉洗剤を溶いた50℃~60℃の熱湯を洗濯機に入れ、洗濯をするだけ。

 

色移りした服は、実は色の定着が不完全な状態なので熱湯洗濯をすると繊維がほぐれ、水中に色が戻るのだそう。もしこの熱湯洗濯で汚れが落ちない場合は、粉ワイドハイターを溶いたぬるま湯に一晩つけこみ、再度洗濯すればシャツを元の白さを取り戻せるのだとか。
「色移りしてしまったら、もう無理だ…」と諦めずに試してみたい簡単裏ワザです。ちなみにこの方法を試す場合、熱湯でのヤケドにはくれぐれもご注意を!

 

 

BBクリームをつけてしまった服を救う方法

 

急いでいる時にかぎって勢い良く「ピュッ」と飛び出し、衣服にしっかり着地してしまうBBクリーム…。奥深くの繊維にまで絡みつく肌色のBBクリームは、一度付けてしまうとやっかいな汚れです。しかし、この手強いBBクリームの汚れも“あるもの”を使えばスルリと落ちてしまうというのです。
それは何かというと、女性にとって身近な「クレンジングオイル」を使います。

 

こちらの汚れの落とし方もとても簡単!
まずは汚れ部分の下にティッシュをひきます。次にメイクを落とすように汚れ部分にクレンジングオイルを少量垂らし、歯ブラシかティッシュでやさしく垂直にたたくだけ。すると、クレンジングオイルによって溶け出した汚れが剥がれ、キレイに汚れがティッシュに移ってくれるのです。
クレンジングオイルを使用することで、オイルがシミとして残るのではないかと気になった方もいると思いますが、本著によるとそういったことは無いとの事なので、衣服にダメージを与えず安心して試せそうです。

 

 

チョコをつけてしまった服を救う方法

 

子どもの服によくついてしまう汚れの中でも、なかなか落ちないチョコレートの汚れ…。すぐに洗剤で手洗いしても、シミとして残ってしまったという経験がある人も多いのでは?

 

そんなチョコがべったりついてしまった服でも元通りにできる、奇跡のようなワザが掲載されていたのでご紹介します。
まずは爪で固まったチョコを取りのぞきます。次にしみた汚れに対して外から内に、食器用洗剤を直接ぬりこみます。その後は、水圧強めで水温が40~45℃くらいのシャワーを汚れの裏からあて、濡れたまま洗濯をするだけ。これで服が元通りになるというから驚きです。
チョコの汚れには衣類用洗剤ではなく、食器用洗剤を使って汚れを分解させるのがポイントなんですね。

 

この他にも、ミートソースや絵の具の汚れ、サンダルの黒ずみなど、やっかいな汚れの落とし方が本著には満載です。汚してしまったお気に入りの服の復活方法が、見つかるかもしれませんよ。

 

 

(文:凧家キクエ)

 

 

【文献紹介】

20170320_13435_02

LDK (エル・ディー・ケー) 2016年 8月号
著者:LDK編集部
出版社:晋遊舎

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