本・書籍
2016/4/26 0:00

都内の名酒場、何軒行ったことがある?

お酒が好きで、外で飲むのが好きな方は、行きつけの飲み屋の1軒や2軒、あるのではないでしょうか。

 

 

日本酒が揃っている、料理がおいしい、店の雰囲気がいい。お気に入りのお店の条件は人それぞれでしょう。

 

 

ゆったりお酒が飲める店が好み

 

僕は、家ではあまりお酒を飲みません。その代わり、飲みに行くのが好きです。「お酒が飲みたい」というより、「お酒を飲みに行きたい」という気持ちになります。

 

誰か友だちと飲みに行くときは、行くお店はさまざま。しかし、一人で飲みに行く場合には、たいていお店は決まっています。

 

地元の焼酎バー、上野の居酒屋、池袋の大衆居酒屋、御徒町のせんべろ……。基本的に、居心地がよく、値段が安いところが好みです。

 

料理がおいしければなおよしですが、僕はお酒を飲むとあまり食べないほうなので、基本的にゆったりお酒が飲めればいいという感じです。

 

 

東京の名酒場100軒のうち、何軒行ったことがある?

 

『東京100名酒場』(ぴあレジャーMOOKS編集部・著/ぴあ・刊)には、東京の酒場が100軒載っています。巻頭には、あの吉田類氏が登場。この手のムックや書籍には、吉田類氏が出ていることが多いですね。

 

僕は、結構いろいろな飲み屋に行っているほうだと思うので、実際行ったことがあるお店をカウントしてみました。

 

……15軒でした。多いのか少ないのか、中途半端な数字ですね……。みなさんは何軒くらいになるのでしょうか。

 

巻頭に載っている“みますや”は、馬刺しや冬場の桜鍋がおいしいですね。日本酒が多いのもポイント。新宿のジンギスカン“だるまや”は、大きなラム肉の塊やハンバーグ、ステーキなどがあります。

 

御徒町の“味の笛”は現在改修中。神田店は営業しているようなので、行きたい場合はそちらに行くといいでしょう。

 

恵比寿の“たつや”は、昼から飲めるやきとん屋。恵比寿で飲むときには必ず寄ってしまうスポット。池袋の“ふくろ”もお気に入り。北千住の串揚げ屋“天七”は、たまに無性に食べたくなって、行くことがあります。

 

 

ゴールデンウィークは飲み屋巡りでも

 

行きたいと思っていて、まだ足を運んでいないお店もたくさんあります。ただし、いくら食べ物やお酒がおいしくても、居心地が悪ければ行きません。僕は何よりも、居心地のよさが最優先。お店独特のルールがあったり、店主が口うるさかったりしたら、通うことはないでしょう。

 

このような本に載っている飲み屋にも、行ってみたいところはいくつもあります。でも、僕がほんとうに行ってみたいのは、地元の人しか知らないような、普通の飲み屋です。古ければ古いほど、なおよし。

 

適度ににぎやかで、適度においしい。そして、ダラダラ飲んでいても何も言われない。そんな飲み屋が大好きです。

 

もうすぐゴールデンウィーク。今年は仕事もあまりなさそうなので、行ったことがない飲み屋に行ってみようかなと思います。

 

(文:三浦一紀)

 

 

【文献紹介】

東京名酒場100
著者:ぴあレジャーMOOKS編集部
出版社:ぴあ

今注目を集めている「酒場」が1冊にまとまりました! 憧れの老舗酒場から、リーズナブルに酔えるせんべろ酒場まで、わざわざ行きたいお店、100軒を厳選ピックアップ! また、吉田類さんによる酒場の愉しみ方、いい酒場の見つけ方指南、類さんおすすめの酒場も紹介しています。その他酒場にまつわるコラムも盛り込み、酒場好きにはたまらない、濃~い内容となっています。