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2018/6/27 23:00

英語で『ネバネバ』って表現できますか?――『日めくり3分英会話』

バリバリ、サクッ、しっとり、もちもち。

 

食感を表現する日本語のバリエーションは本当にたくさんあって、文字から食感が伝わってきてイメージできますが、英語ではどう表現されているか考えたことってありますか?

 

今後、外国人観光客がさらに増えることが予想されますが、「美味しいものを食べたいなー」という外国人観光客に「このカラッとジューシーな唐揚げをね…」と英語で伝えられるように、様々な食感表現も覚えておきたいですよね。そこで今回は『日めくり3分英会話』(長田陽子・著/学研プラス・刊)より、食感の伝え方やネイティブに通じる英会話を3つ選んでご紹介させていただきます。

 

 

「ふわふわ」はfluffy、じゃあ「ネバネバ」は?

ふわふわのパンケーキや、原宿でヤングたちに人気のわたあめなど日本のスイーツに欠かせない「ふわふわ」食感。「fuwa fuwa!」と言っても通じそうですが、イメージを共有するためには”fluffy”と表現するのが良いそうです。この単語は、うさぎや犬などの動物のふわふわ(日本語だと「もこもこ」に近い?)にも使われているということなので、”fluffy”ならしっかりイメージを共有できそうですね。では、「ネバネバ」はどういった表現をするのでしょうか?

 

納豆やオクラには”sticky”がよく使われます。「くっつく」という意味の”stick”から来ていて、まとわりつく感じの「ネバネバ」を表します。

(『日めくり3分英会話』より引用)

 

勝手なイメージですが、「s」がつくとなんとなくさっぱりしていそうな感じが(笑)。納豆を食べたことない人へは、「neba neba!」と言わず、こちらの表現を伝えてあげましょう。

 

 

I have no money よりいい感じに「金欠」を伝える英語

遊びたい気持ちは山々なんだけど、お金がなくて…という時ありますよね?

 

外国人のお友達ができて、誘いが来た時になんとなく”I have no money.”は相手にも気を遣わせてしまいそうで、言いたくないなぁと思う方も多いでしょう。そんな時には、スラング語で「すっからかん」を表現する、こちらの表現がオススメです。

 

I’m broke.

(『日めくり3分英会話』より引用)

 

簡単! 少しバリエーションを増やしたい方は、以下の表現も合わせて使ってみましょう。

 

・「ごめん、お金なくて行けないや」:Sorry. I can’t. I’m broke.

・「給料日前はいつもお金がない」:I’m always broke before payday.

・「ギャンブルで一文無しになった」:He went broke gambling.

 

あまり使いたくない表現ではありますが(笑)、覚えておくといざという時に使えるワードナンバーワンかもしれません。逆に「おごるよ!」というフレーズもあったので一緒にお伝えしておくと、

 

・I’ll buy you drink.

・I’ll get this.

・It’s on me.

・My shout.

 

と表現はたくさんありました。今は金欠でも、いつかは「今日はおごるよ」と日本語でも伝えられるようになりたいですね(笑)。

 

 

「お疲れさま」は英語でなんと言う?

職場で声を交わす時、お仕事が終わった時、何か手伝ってもらった時、帰り際に声をかける時など、とっても便利なフレーズが「お疲れさま(でした)」ですよね。私もよく、「あーそれはお疲れちゃんだったね〜」なんて話をしたりしますが、英語でも気軽に使えるフレーズ欲しいですよね。日本語の「お疲れさま」のような英会話はあるのでしょうか?

 

こんなに色々な場面で使える便利な「お疲れさま」ですが、英語にはそこまで万能な言葉ありません。なので、場面によって使う言葉を変えることになります。

(『日めくり3分英会話』より引用)

 

残念! ないのか〜。ということで、それぞれシチュエーション別の「お疲れさま」をご紹介いたします。

 

・社内の廊下やエレベーターで職場の人と会った時:Hi.

・会社の人と電話で話すときの最初の挨拶:Hi, John. It’s Taro here.

・なにか大きなことをし終えた人に:Great/good work. , Great/good job. , Well done.

・仕事を終えて帰る人に対して:See you tomorrow.

→金曜日の場合:Have a great/good weekend.

 

こうやってみると似ているようで表現方法は様々ですね。”Hi.”だけでなんとかなってしまうカジュアルさはうらやましいな〜とも思ってしまいますが、英会話を通じて日本の文化の奥深さも知れると思いました。

 

『日めくり3分英会話』には、84日間分の日めくり英会話が収録されています。「しょうがない」「どっちでもいい」「やっぱり」「とりあえずビール!」など、日本語でも何気なく使っている表現で、「これって英語にしたらどうなるの?」というものが多数掲載されているので、約3か月、毎日少しずつ英語の世界に親しみながら、使える・話せる英会話を学んでいきましょう!

 

 

【書籍紹介】

日めくり3分英会話

著者:長田陽子
発行:学研プラス

Webサイト「日刊英語ライフ」の英語コラムを12週間ぶんの日めくり形式で電子書籍化!意外と英訳しにくい、かゆいところに手が届く84のテーマを収録しました。3分程度のスキマ時間でサクッと読める内容のコラムは、通勤・通学のお供にピッタリです!

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