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2018/10/24 6:00

和牛と国産牛の違いを答えられますか? ―今日からすぐに使える「焼肉語」辞典

「へぇ〜」が欲しい方にオススメワードとは?

まだまだ行きます!

 

焼肉用語辞典には680語も登録されているので、読んでいるだけでもものすごく勉強になるんです。最後に、知らなくても全然生きていけますが、知っておくとちょっぴり得する言葉を2つご紹介いたします。

 

ヤットコ

金属製の工具の一種。てこの原理を利用して握力を増大させるもので、小型部品の組み立てや熱した鉄などを挟んだり曲げたりするのに用いられる。焼肉店では石焼ビビンバ用の石鍋を持ち運ぶ際に使われることが多い。そのことから「石鍋つかみ」とも呼ばれる。

(『焼肉語辞典』より引用)

 

あ〜! あの店員さんが石焼ビビンバを持ってきてくれるやつ!

 

全く気にしていませんでしたが、名前を知っていれば石焼ビビンバを注文した際に「あの石鍋を持ってくる工具、ヤットコって言うんだよ」とネタのひとつに使えます。

 

 

グラスフェッドビーフ

牧草を飼料にして育った牛の肉。放し飼いのためストレスがなく育ち、赤みは繊細でやわらかく、旨みがしっかりしている。また、低脂肪、低カロリーなので、健康志向の高い人にうけている。穀物や化学飼料で育った牛の肉を「グレインフェッドビーフ」という。

(『焼肉語辞典』より引用)

 

最近注目が集まっている飼育方法のひとつで、健康志向な方に人気なんですって。「グラスフェッドビーフ」と「グレインフェッドビーフ」を合わせて覚えておくと、お店のメニュー表で見かけた時に「このグラッスフェッドビーフって最近話題でさ、健康志向の人に人気なんだって。名前が似ているけどグレインフェッドビーフもあってね……」なんて次々とウンチクを語れちゃいますね。(ウンチクの語りすぎにはくれぐれもご注意ください!)

 

『焼肉語辞典』は、楽しいイラストと合わせてたくさんの用語が紹介されているだけでなく、監修者である肉マイスターこと田辺晋太郎さんが教えてくれる焼肉豆知識が豊富に掲載されています。ぜひお手にとってお楽しみください!

 

【書籍紹介】

焼肉語辞典

著者:田辺晋太郎
発行:誠文堂新光社

牛、豚、鶏などの肉の部位についてやおいしい焼き方、タレ、流通など焼肉全般の知識やうんちくを、多数のイラスト、テキストを交えて解説した、まったく新しい焼肉用語辞典!

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