元号は中国の古典から吉兆の漢字を選んでいた!
ちなみに元号はどうやって決めているかというと、首相が数名の有識者に委任して候補を出してもらうんだとか。その後、閣議で協議して決めるんですって。絶対に外部に漏れることはないと思うのですが、そろそろこの話題って話し合われてますよね!
勝手ながら予想したい! 歴史学者の山本博文さんによると、日本の元号は中国の古典から吉兆の漢字を選んでいて、何度も同じ漢字が使われているそうなんです。
よく使われる漢字
永:29回 元・天:27回 治:21回 応:20回 正・長・文・和:19回 安:17回
延・暦:16回 寛・徳・保:15回 承:14回 仁:13回 嘉・平:12回 など
(『GetNavi 2019年2月号』より引用)
さらに、『M(明治)』『T(大正)』『S(昭和)』『H(平成)』の頭文字とは異なる読みになるだろうと予想されているので、結構限られる気がする!!
と色々組み合わせてみたのですが、思いつくものが「応仁」「永延」「寛徳」「承安」と……これってどれも昔にあった元号じゃないかー!! もうこれは有識者のみなさんにお願いするほかありません。よろしくお願いします!
「元号」使っている国は、世界中で日本だけ!
私たち日本人にとって、元号は当たり前にあるものでしたし、誕生日を伝える際にも、西暦****年、昭和や平成**年というのはセットで覚えているものでした。海外にもあるのかなーと思うと、実は世界中で日本だけなんだとか!
「元号の大元である中国は、清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀時代の『宣統』以降、元号を使用していません。ベトナムや朝鮮半島で使われていた時代もありますが、現在世界中で元号を使っている国は日本のみ。ちなみに飛鳥時代の32年間途絶えたのを除き、ずっと元号を使い続けています」
(『GetNavi 2019年2月号』より引用)
知らなかった!
カレンダーや役所での書類など切り替えるのが大変なものがたくさんありますが、日本だけの文化だとわかると今までよりも大切にしたいなぁという気持ちがわいてくるように思います。どんな元号になるか想像しながら、2019年の発表を楽しみに待ちたいですね!