自分の本質が五星三心占いで明らかに…!
私の根底にある性質は「銀の羅針盤」。非常に真面目だが実はサボリ魔で、他人に深入りしたくないのが本音。よく言えば控えめだが、後ろ向きでマイナス思考の持ち主とある。
いやいやいやいやちょっと待って。これまでの人生ずっと「真面目」で通ってきたし、この上ないポジティブ思考の人間だよ? 本当にこの占い、当たるの? と訝しくなった。しかしながら、先を読み進めていくうちに、あれれ、この占い本物かも…と思えてきたのである。
第1の命数によると「マイナス思考の研究家」。理屈理論好き・人見知り・心を開かない・マイナス思考・探求心がある・プライドは高い・指導者に左右される人生・根はサボリ魔。悔しいが、子どものころの自分にほぼ当てはまる。
第2の命数は「品のある器用貧乏」。情報通・根はサボリ人・多趣味多才・マイナス思考・ルールを守る・損得勘定で判断する・酒にのまれる。――就職して働いているころの自分と重なる。
そして第3の命数は「斬新な生き方をする臆病な人」。変態・屁理屈・根はサボリ人・新しいことが好き・人見知り・マイナス思考・束縛は嫌い・プライドは高い。先日40歳になった私が今どの段階にいるかはわからないが、おそらくこのステージに入っているような気がする。それくらい、言い当てられている感が半端ない。
それにつけても、根はサボリ魔でマイナス思考だとは。だが、ゲッターズ飯田氏はこう述べる。人間とは矛盾した部分を持っているものだ。「頑張り屋」なのに「サボり癖がある」し、「几帳面な性格」だけど「整理整頓が苦手」など。この矛盾に本人が気づき、理解していれば、自分自身をうまく使いこなせることができるのだ、と。
自分は、結構頑張り屋でポジティブ人間だと思っていたが、実は矛盾したようにも見える裏の性格があるらしい。この部分を直視し、うまく活かしていくことで、今後の人生をステップアップしていけるかもしれない。
苦手なあの人が許せるようになるかも?
『ゲッターズ飯田の五星三心占い 決定版』は、この一冊であらゆる人を占えるのが良い。実家に帰った際も、久々に集まった親戚一同の命数を占って盛り上がった。ひとつだけ残念だったのは、90歳の祖母の命数表がなくて占えなかったことだが…。(1934年以降の命数表しか載っていなかった!)
元来占いとは、自分の人生をより良くする手助けとなるのはもちろんだが、他人との違いに気づくツールなのだと思う。
どうしてそんな言動をするんだろう? と毛嫌いしていた相手も、五星三心占いによって生まれ持った性格を知ることにより「そうか、根本がそういう性格だから仕方ないのか」と歩み寄ることができる。我が子ながら理解に苦しむ行動だって、「なるほど、そういう性質を持っているから、自分とは違うのか」と理解でき、子どもへの接し方も変わってくるだろう。
自分と他人とは違う、たとえ家族であっても。そこに気づけるだけで、大きな収穫だ。
占いに依存する人生にはしたくないが、占いの結果を足掛かりに、より円滑な人間関係とスムーズな人生を送れるかもしれない。
【書籍紹介】
ゲッターズ飯田の「五星三心占い」決定版
著者:ゲッターズ飯田
発行: 朝日新聞出版
芸能界最強占い師として、5万5000人以上を無償で占ってきたゲッターズ飯田が、そのすべてを詰め込んだ完全版にして「決定版」が、ついに完成!