あぁ〜私ってダメ人間だな。とよくクヨクヨしてしまう方! もしかしたら、しあわせホルモンが不足しているせいかもしれませんよ。
今年こそ健康になろう! と思った矢先、仕事が忙しくて、デスクでサクッとコンビニ弁当で済ませてしまったり、いつも帰宅は22時過ぎでお酒とちょっとおつまみを食べてそのまま眠っちゃう……そんな生活をしていると、しあわせホルモンこと「セロトニン」が分泌されにくくなり、クヨクヨしたり、イライラしたり、負のループにはまってしまいます。
「そんなこといっても仕事は終わらないし、そんな急に食生活は変えられないし」という方のために! 今回は『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』(有田 秀穂・監修/主婦の友社・刊)』より、手軽にできてイライラやもやもやをかる〜くしてくれる美味しいごはんのお供を3つご紹介させていただきます。
そもそも、しあわせホルモン「セロトニン」って何?
そんなハッピーなホルモンあるのかい! と思うかもしれませんが、あるんですね〜(笑)。脳の中には1千数億個もの神経細胞があると言われており、その細胞同士でいろんな情報をやりとりしているそうなんです。セロトニンはその情報を伝える神経伝達物質のひとつです。具体的にセロトニンがどんな働きをしているかというと、
セロトニンは「大脳の働き」「心のバランス」「自律神経のバランス」「痛みの調整をする」「姿勢や顔つきなどの見た目」という5つの働きに関係しています。
(『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』より引用)
顔つきなどの見た目!!
なんと……。自律神経とかはなんとなくわかりますが、セロトニンが見た目にまで関係してくるとは! しあわせそうな人はやっぱりいつもニコニコしていますから、セロトニンが足りているんだなぁ〜というのがわかりますよね(笑)。
では、実際にどうやってこのセロトニンを増やしていくかご紹介していきましょう!
セロトニンの元になる食品とは?
セロトニンは体の中で作られるため、元となる食材を毎日の食事でしっかりと摂ることが大切なんです。元になる食材は大きく分けると3つに分類できます。
①トリプトファン:大豆食品、乳製品、卵
②ビタミンB6:カツオやマグロ、レバー
③炭水化物:ごはん、麺類、イモ類、果物
これらをバランスよく摂取していくことでセロトニンの元になってくれるならうれしいですよね。ちなみにバナナは、これら3つがすべて含まれているので、毎日食べるとなおよしなんだとか! まずは、バナナからお試ししてみるのはいかがでしょうか?
とうふのツナマヨ焼き
材料を切って、トースターで焼くだけ! の簡単レシピをご紹介。
2人前の材料は、木綿豆腐(1丁)、ツナ缶(小1缶)、ネギ(1本)、塩(少々)と、ネギのみじん切り(小さじ2)・マヨネーズ(大さじ2)・みそ(小さじ2)をまぜた調味料(A)だけ。自宅の冷蔵庫にあるものでサササっとできちゃいそうですよね。
作り方
①とうふはキッチンペーパーで包んで水けをきり、3等分に切って塩をふる。ねぎは斜め薄切りにする。
②ツナは缶汁を切ってほぐし、Aと混ぜ合わせる。
③耐熱皿にねぎを敷き、とうふを並べ入れ、②をかける。オーブントースターで、軽く焼き色がつくまで10分ほど焼く。
(『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』より引用)
ちょっと疲れたなー、ご飯のおかずこれから作るの大変だなぁ〜という方にオススメの一品です。みその味がしっかりついているので材料はシンプルですが、これだけでもしっかり味がついて満足度の高い一品です。
玉ねぎ入り油揚げの袋焼き
もっと簡単なものがいい〜という方にオススメなのがこちら。居酒屋さんのメニューみたいですが、これが意外とうまいんです。
2人前の材料は、油揚げ(1枚)、玉ねぎのみじん切り(1/2個)、ねりがらし・しょう油(適量)だけ!!
作り方
①油揚げは菜箸をのせ、手のひらで押しつけるようにころがしてから、横半分に切って、袋状に開く。
②玉ねぎを2等分して油揚げにつめ、口をようじでとめる。
③熱したオーブントースターに入れ、薄く焼き色がつくまで10分ほど焼く。器に盛り、からしじょうゆを添える。
(『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』より引用)
いつも安い油揚げを買ってましたが、「今日はちょっといいやつ買っちゃおうかな!」と思えるくらい「油揚げ美味しいなー」と思えるレシピでした。ポン酢フリークな私としては、からしじょうゆよりもポン酢でさっぱりも好きでした。
キャベツの巣ごもり卵
忙しい朝にもパパっとできるメニューがいいですよね。そこで材料をレンジでチンするだけでOKなレシピをご紹介します。
2人前の材料は、卵(2個)、キャベツ(300g)、塩(小さじ1/3強)、黒こしょう(適量)。キャベツは千切りするのですが、今はコンビニで千切りキャベツが売っているので個人的にはそれでも問題ないかと思います!
作り方
①キャベツはせん切りにし、塩を加えてよくまぜる。
②耐熱皿にキャベツを入れ、卵を割り入れる。
③卵黄にようじで穴をあけ、ラップをかけて電子レンジ(500W)で2分ほど加熱し、黒こしょうをふる。
(『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』より引用)
このレシピ、見た目もヘルシーなので朝からこんなホテルっぽい朝食が出てきたら結構テンション上がっちゃうかもしれませんね(笑)。
最近朝ごはんが適当だなーと思った方や、夜ご飯がおざなりになってたなぁ〜という方はぜひ『しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん』から自分にできそうなメニューを選んでチャレンジしてみてください。セロトニンは増やせますので、「あぁ〜私ってダメ人間だわ」と嘆く前に、美味しいご飯で心をかる〜くしてみてくださいね!
【書籍紹介】
しあわせホルモンセロトニンで心がかるーくなるごはん
著者: 有田 秀穂
発行:主婦の友社
セロトニンの元となるトリプトファンは、豆腐やお味噌、卵やチーズなど、身近な食材に多く含まれています。この本では、そんな食材たちを使った疲れていても簡単に作れる、美味しいレシピをたっぷりと紹介。さらに、今日からすぐにできる、セロトニン分泌のための生活のヒントもいっぱい。しんどいあなたを助けてくれる、やさしいレシピとアイデアが満載の1冊です。