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2019/1/24 6:00

あれも! これも! お・わ・ら・な・い! とテンパりやすい人はメリハリを意識するだけでだいぶ変わる

「常にバタバタしているよね」と言われて余計に「余裕ある人に見せなくちゃ〜」とバタバタしていたことがあります。

 

また、締め切りのギリギリにならないとやる気スイッチが入らなくて、結局間に合わず「すみません、明日に延期してもいいですか?」なんて連絡することもあったりと、日ごろの焦りやバタバタが原因で仕事に支障がでちゃうなんてことが重なり自分を責めてしまう……。 「この山場が終わったら自分の趣味の時間をつくるぞ!」と思っても次なる山がそびえ立ち、いつまでたっても自分のやりたいことができない……。

 

今回はそんな焦りからくる負のループを抜け出す方法を、精神科医である水野広子さんの著書『焦りグセがなくなる本』(水島広子・著/PHP新書・刊)よりご紹介していきます。

 

 

なんでいつも「焦って」しまうのか?

焦ってしまう人の多くは、常に「間に合わなかったらどうしよう」という不安を抱えていたり、「自分はやりたいことができていない」という自己嫌悪から焦ってしまう心のクセがついてしまっているそうです。またこのクセがついている人は、やらされているという被害者意識を持ってしまう人も多いんだとか。例えば、以下のような負のループに陥ってしまった経験はありませんか?

 

デスクが散らかっている

デスクなんて、片付けている暇はない!(焦りグセ)

こんなに汚いところで働きたくないのに働かされている!(被害者意識)

イライラして、仕事の効率が下がる

いっそう焦る

(『焦りグセがなくなる本』より引用)

 

精神衛生がよい状態であれば「あー散らかってる。片付けよう」で済むことなのに、いつものクセから被害者意識に発展し、自分で自分の首を絞めてしまっている…なんてことになってしまうんですね。恐ろしい! 自分の人生なのに、いつも人のせいにしてイライラしちゃって、もったいないと感じます。焦らずに自分らしい人生を送るヒントを紐解いていきましょう。

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