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2019/2/7 21:45

恐怖の3月15日が迫っている! 初めて申告する人が知っておきたい確定申告の基本

3月15日は何の日でしょうか?

 

そうです、確定申告の締め切り日です。夏休みの宿題を最後までやらないでフラフラしている小学生のように、この日の数日前から「確定申告」というワードがバズり始めます。最近では副業を始める方も多いため、確定申告をしなければいけない人も増えているでしょう。

 

私も初めての確定申告のため、昨年末からそわそわしていました。先日、勇気を振り絞り、某区の青色確定申告会に電話して教えてもらおうとしたところ「忙しいので、今は無料相談はやってません!」と門前払い。「ではいつからなら相談に乗ってもらえるのでしょうか?」と聞いたところ「4月以降です」とのこと。ええ〜申請過ぎているじゃないかー!!

 

ということで、すがるように見つけた『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(大河内薫・著/若林杏樹・イラスト/サンクチュアリ出版・刊)。丁寧にどうしたらいいかを教えてくれる漫画も載っているので、 これなら私も何か前進できるかもっ!

 

 

なぜみんな確定申告しなければいけないのか?

会社員だったら天引きされていた「税金(住民税、所得税等)」「健康保険」「年金」を、フリーランスの場合は「私、納税します!」と確定申告で宣言しておかなければいけないのです。そのため1〜12月の間に、いくら所得があって、いくら事業に関わる経費を使い、いくらが課税対象所得なのかを国に自己申告しないで放置していると「この人、しっかり売上あるのに、納税してないじゃん」と判断され、脱税! と言われてしまうんです。確定申告はしておかないと自分で自分の首を絞めてしまうことになるのです!! 怖いっ!

 

フリーランスの所得税は「申告納税制度」といって

自分で税金を計算して申告し納税をすることになっている

税務調査が来た時が初めての答え合わせ

ただし、税務調査は「もしも」なので必ず来るわけではありません

来たとしても数年後

(『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』より引用)

 

実際に税務調査に入られるのは数%とのことなのですが、備えあれば憂いなし。正しく自分の利益を把握し、税務調査に恐れることなく、しっかり納税できる状態に常日ごろからしておくのが大切ということですね。

 

 

「領収書をください」と言っている意味とは?

会社員時代、一緒に食事をしていたフリーランスの方がレジで「領収書ください」と言っていて「なんで?」と思ったことがありました。確定申告のことをなにも知らなかった時には「おいおい、領収書もらってそのお金が戻ってくるのかよ! フリーランスってずるいなぁ〜」くらいに思っていました(笑)。

 

しかし、お金が戻ってくるということではなく、領収書を自分の事業の「経費」として計上できるため、例えば100万円/年の利益を得た人が、20万円/年の経費を使うとすると、「利益」– 「経費」 = 「課税所得」となり、国に「これだけ利益を得ました!」と申請する課税所得が80万円になるということなのです。

 

以前、某メルカリ等で「領収書売ります」みたいなものがありましたが、こちら犯罪です! 「領収書はお金のように価値のあるものだから」と領収書をかき集めて水増しするのはマルサが入った時にドギマギしちゃうので気をつけておきましょう。

 

 

会社に副業がバレたくない! そんな時の正攻法

「副業したいけど、会社にバレると厄介なんだよな〜」という方って多いですよね。基本的に副業の収入が20万円以下/年なら確定申告をしなくてOKという制度があるため、お小遣い程度であれば問題ありませんが、いつの間にか年間20万円以上の利益が出てしまった! という方は、確定申告をしていないと逆に損しちゃうこともあります(イラストレーターさんなら源泉税が戻らなくなったり!)。

 

確定申告でどうして副業がバレてしまうかというと、「この人、うちが与えてる給料の割に住民税高くない?」と思われるところからなんだとか。バレないためにはどうしたら良いのでしょうか?

 

副業が会社にバレないための正攻法はただ1つ。住民税を通知する役所に、副業分と会社分の住民税を分けて発送してくれと懇願するだけです。

(『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』より引用)

 

<確定申告書B>という書類の右下に「自分で納付」という欄があり、その欄に丸をつけるだけでOKなんだとか。しかし、この欄は結構見落とされる場合が多いんですって! 「人間だもの、見逃しちゃうわ」と、絶対にバレない方法はないそうなのですが、確定申告をして、役所に情報が通っていることを確認したのち、窓口で「どうしても住民税の納付書を分けてほしいんです!」とお願いすることでバレる確率を下げることに繋がるんだとか。気になる方はぜひ役所にGO!

 

まだまだ「あれは?」「これは?」と気になることがたくさんあると思います。『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』には、様々なシチュエーションの不安を漫画で楽しく解消してくれるので、毎日不安でモヤモヤしちゃうし、誰に相談したらいいの? という方は前進できるきっかけをもらえる一冊になっています。私も「怖いから後回し〜」としないで、今週末税理士さんに相談へ行こうと心に決めました。税金と向き合って、しっかり納めるぞー!!!

 

【書籍紹介】

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください

著者: 大河内薫、若林杏樹
発行: サンクチュアリ出版

税金の仕組み、節税、確定申告、仮想通貨、ギリギリまでぶっちゃけます。日本一フリーランスに優しい税理士がマンガでカンタンに教えます。月数万円の副業でもトクする。

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