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2020/5/15 17:00

堀江貴文「メールの前置きが長い人は仕事ができない」

「もう、パソコンはいらない。スマホがあればどこにいても働けるし稼げる」

 

堀江貴文さんは5月11日発売の新著『スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル』のなかでこう書いています。

 

堀江さんはもうほとんどパソコンを使いません。ビジネスもプライベートも連絡はLINEなどのスマホアプリが中心で、メルマガの原稿もフリック入力を駆使してスマホで書いているといいます。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてテレワークが推奨されているいま、会社に出社してパソコンにしがみついて仕事をしている人は、時代の変化に取り残され、職を失うかもしれません。

 

しかし、スマホを本来の使い方で使えば、時代に取り残されることなく生き残ることができます。スマホで人生を切り開く――その秘訣を新著から一部を抜粋して紹介します。

 

 

できるビジネスパーソンほど、メールは〝即レス(返信)″を心がけているという。

 

ビジネスの実力と即レスに相関関係があるかどうか知らないが、確かに僕の信頼している仕事相手はみんなレスが早い。しかも内容が端的で、わかりやすい。

 

僕もレスを返すときは、基本的に読んだらすぐに「おけ(OK)!」「りょ(了解)!」と、短く返信する。心がけというより、そんな返信で済むほどに精査された案件しか僕のところには届かない。だったら1秒でも早く返すのが普通だろう。

 

メールのレスが遅く、しかも返信の文章がグダグダと長い人は、本当に最悪だ。返答の内容に自信がないのか、何かと他の作業を先にもってきて、メールのレスを後回しにする。

 

また、そうやって返信が遅い人に限って、メールの前置きが長い。

 

「大変お世話になっております」とか「返信遅れまして誠に申し訳ございません」「火急の要件に追われ、お待たせした無礼を深くお詫び申し上げます」……と、本題にスッと入らず、待たされたほうは余計にイライラさせられる。

 

メールの送り手は、礼儀を尽くした長い返信を期待しているのではない。

 

メールの回答がイエスか、ノーか。そこから、どのように動いてくれるのか――。

 

それだけを早く、短く、端的に書いてほしいのだ。返信が遅くて、長くて、何が書いてあるかわからない……。そんなメールは、相手の時間を奪う、犯罪的な行為だとどうか気づいてほしい。

 

体裁とか礼儀とか、どうでもいい。

とにかくメールは「ひと言で即レス」が基本だ。

 

メールを返すときは、まず、3つ以上の用件を書かないよう気をつけよう。長々と書けば、何が肝心な内容かが一切わからなくなる。3つ以上の用件をメール1通に詰め込むのは、送り手の頭の整理ができていない証拠だ。早く、短く、簡潔に!

 

人の時間をできるだけ奪わない配慮をもって、メール処理にあたろう。

 

というか、そもそもメールを使う必要って、まだあるのだろうか?

 

LINEやSlack、Messengerなど、短いコミュニケーションを高速でやりとりできるアプリを組み合わせれば、連絡業務は十分だと思う。

 

長いテキストや図版をチェックすることもできるし、アプリの仕様で必然的に、文章を短くまとめる技術も磨かれる。スマホのSNSアプリで仕事を回していけるよう、メールの出番を減らしていくべきだ。

 

電話で話したがる人とは付き合うな

僕が電話で重要なビジネスの案件を打ち合わせたり、スケジュールを確認し合うことは、まずない。すべてスマホのLINEで処理している。

 

LINEのいいところは、そのスピード感だ。ほぼ話しているのと同じスピードで、言葉のやりとりができる。「ん?」とか「えーと、ちょっと」など、微妙なニュアンスも伝わりやすい。議事録をグループで共有できるのも便利だ。テキストが残るから、記録になる。近年は、西村ひろゆきさんなどとの対談の仕事も、直接話さずに、LINEでこなしている。

 

いまのところ、コミュニケーションの手段はLINEがベストだろう。

 

新しいサービスが今後台頭してきたらどうなるかはわからないけれど、「相手の時間を奪う」電話のようなツールは、もう中高年以下には浸透しないだろう。

 

限られた時間しか与えられていない人生だ。すべての時間を「自分のもの」として使い切るために、電話で話すというような非効率な作業や、電話で話したがる人とのコミュニケーションは、やめてしまっていいのである。

 

心とか礼儀とかを、コミュニケーションに持ち出さない

短いメッセージを、スピーディにテンポ良く回していくのが、質のいいコミュニケーションの本質だと思う。

 

SNSの短いメッセージだけでやりとりしていると、「あいつは心のこもったメールが書けない」とか「礼儀のできていないヤツ」と、悪く言われることもあるだろう。だが、まったく気にしなくていい。

 

短いメッセージは、コメントを短くまとめることで目的をわかりやすくして、双方の時間を増やしていくための工夫だ。この効率的な言葉のキャッチボールに、心とか礼儀とかを持ち出して、テンポを乱す手合いと付き合ってはダメだ。

 

時間のコスパ感覚の薄い人と付き合い続けても、何もいいことはない。心の交流は、本当に付き合いたい人とだけすればいい。余計なストレスを抱えてしまうと、パフォーマンスの速度も精度も落ちてしまうだろう。

 

積極的に人間関係の断捨離をしていこう。一時は「冷たい……」などと陰口を言われるかもしれないが、恐れることはない。スマホをうまく使っていれば、もっとレベルの高い、時間感覚のスピーディな人たちと新しく知り合うこともできる。

 

嫌な人間関係を引きずることは、自分の時間を譲り渡すのと同じだ。他人に主導権を取られるような時間は、1秒たりともあってはいけない。

 

多少、相手の失礼になっても構うことはない。他人に無駄な時間を渡すことは、自分の人生に対して、大きな失礼となる。自分への礼儀を欠くような人間になってはいけない。

 

スマホで効率的なコミュニケーションを取って、快適な人間関係を築こう。

 

【書籍紹介】

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

著者:堀江貴文
発行:学研プラス

「スマホとは何なのか?」「どう使えば人生は最大化するのか?」 IT起業家として、インターネット黎明期から第一線を走り続けた堀江貴文さんが今まで語らなかった“スマホの真実”を、縦横無尽に語り尽くします。お金、教養、フォロワー…すべてをゲットして、小さなデバイスで人生を大きく変えていくコツが凝縮された一冊。

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